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島根県

概要

島根県は、中国地方に属し、山陰地方の西部に位置する県で、県庁所在地は松江市です。
古くは「嶋根」の文字を使っていましたが、この名は八束水臣津野命(やつかみずおみつののみこと)によって命名されたと言われています。
県は、中国地方の北部にあり、東は鳥取県に接し京阪神地方へつながります。西は山口県と九州地方につながります。
北は日本海に面し、隠岐島、竹島、知夫里島、中ノ島、西ノ島、島後島からなる隠岐諸島などの島々があります。
県の面積は6,708.24km2で、人口は約69万人を有します。
全国の都道府県人口では鳥取県に次いで二番目に人口が少ない県です。

県のシンボルは花はボタン、木はクロマツ、鳥はハクチョウ、魚はトビウオです。
県公認のマスコットキャラクターは「しまねっこ」です。
しまねっこは島根県観光協会のキャラクターであり、リメンバーしまねの団長を務め、県のアピール活動に努めています。
出雲大社をはじめ、県内にある神社をイメージし、頭には神社の屋根を被った黄色のネコのキャラクターです。
しまねっこの前にはみことくん・まがたまちゃんが努め、しまねっこは三代目のキャラクターとして活動しています。

県の産業は、農業は衰退傾向にありますが、米やぶとう、メロン、柿などが盛んに生産され、県の特産品となっています。
日本海に面している地形から、古くから漁業が盛んに行われていて、中国、四国地方の中で最も多い漁獲量を誇っています。
水揚げされるものは、全国一位の漁獲量を誇るベニズワイガニ、ブリ、全国二位の漁獲量のアジなどがあります。
また、県内の湖、宍道湖でとれるしじみも日本一の漁獲高を誇ります。

他の都道府県の産業と比較して、県の事業者数の12%が建設事業者が占め、全国と比較すると、建設業が占める割合が非常に高いのが特徴です

また、江戸時代から製鉄業か栄え、現在も製鉄産業が盛んに行われています。
日立金属、東洋製鉄など、多数の企業が進出しています。
また、出雲市には富士通ノートパソコンの生産拠点があり、年間200万台のノートパソコンが生産されています。

観光業も盛んで、出雲大社や石見銀山などは多くの観光客が訪れ、最近では自動車のCMで話題になった「ベタ踏み坂」こと江島大橋は松江市と鳥取県境港市を結ぶ重要な交通拠点でもあり、島根・鳥取両県の観光を結ぶまさに「架け橋」となっています。

歴史

成り立ち

現在の県域は、令制国時代には、「出雲国」「石見国」「隠岐国」に相当します。
この国名の名残で、現在も県域を「出雲地方」「石見地方」「隠岐地方」の3つの地域に区分することが多いです。

鎌倉時代には、県域の3つの国は、近江国の近江源氏(おうみげんじ)が守護となりました。
近江一族は後に「承久(じょうきゅう)の乱」に敗れ、後に武家の益田氏が守護となります。
室町時代に入ると出雲国と隠岐国は京極氏、石見国は大内氏が守護となりましたが京極氏の守護代尼子氏(あまごし)が.勢力を拡大し、京極氏から別れ、山陰地方、山陽地方をまたぐ戦国大名になりました。
1600年の関ケ原の戦いの後、堀尾吉晴(ほりお よしはる)が松江城を築城します。
松江城には、1638年に松平直政(まつだいらなおまさ)が入城して親藩松江藩が誕生し、明治維新まで続きました。
石見国は銀山領、浜田領、津和野領からなり、石見銀山は17世紀に最盛期を迎え発展します。
浜田領の藩主は松平家が努め、後に長州(現在の山口県)からの攻撃を受けます。
津和野領は長州と結んで倒幕運動に参加しました。
明治維新後の行政区分により、県域は複雑に変わります。
1869年に隠岐県と大森県が誕生し、翌1870年には浜田県に改称されます。
出雲国は島根県として誕生しますが、隠岐国が鳥取に編入します。
このように複雑に編入、合併を繰り返し1871年に現在の島根県が誕生しました。

歴史的人物ゆかりの地

『人丸神社(ひとまるじんじゃ)』江津市

歌人、柿本人麻呂(かきのもと の ひとまろ)を祀った神社です。
かつて石見国を旅立つ時に詠んだ「石見のや高角山の木の間よりわが振る袖を妹見つらむか」という人麻呂の歌碑が立っています。

『森鴎外記念館(もりおうがいきねんかん)』 津和野町

津和野町出身の小説家、評論家、翻訳家、陸軍軍医、官僚であった森鴎外の遺品や資料を展示している記念館です。
隣には森鴎外の旧宅があります。

『森鴎外 旧宅(もりおうがい きゅうたく)』 津和野町

森鴎外が幼少期に過ごした木造平屋建ての家です。

『松江城(まつえじょう)』松江市

1611年に堀尾忠氏(ほりお ただうじ)が築城したお城で、江戸時代には松江藩の藩庁として使われていました。
明治の廃城令によって天守以外の建物は撤去されています。
現在は松江城公園として整備されています。

史跡/碑

『加茂岩倉遺跡(かもいわくらいせき)』雲南市

一カ所からの出土例としては日本最多となる39の銅鐸が出土した遺跡です。
出土品は国の所有となり、39の銅鐸は国宝に指定されています。

『荒神谷遺跡(こうじんだにいせき)』出雲市

弥生時代の銅剣が出土された遺跡です。
日本最多の銅剣358本に銅鐸6個・銅矛16本、青銅器が出土しています。
現在は、弥生式住居が復元され、観光客が訪れています。

歴史的建造物

『出雲大社(いづもおおやしろ、いづもたいしゃ)』出雲市

出雲大社の創建については明確にわかっていませんが、日本神話などに伝承が残っています。
伝承によると天皇の命によって大国主神の宮が建てられたことがはじまりとされ、信仰というより、国家事業として行われたと考えられています。
現在は、国内外から多くの参拝客が訪れ、島根県の中で最も観光客数が多い場所です。

『神魂神社(かもすじんじゃ)』松江市

平安時代に創建された神社で、現存する最古の大社造建造物です。
国宝に指定されています。

『石見銀山(いわみぎんざん)』大田市

戦国時代から江戸時代に銀の発掘を行った日本最大の銀山で、世界遺産に登録されています。
最盛期には世界の銀の3分の1を産出していたと言われています。
現在は坑道が一般公開され、多くの観光客が訪れています。

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