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北海道

概要

北海道は日本の北部に位置し、四方を太平洋、日本海、オホーツク海に囲まれた島です。
日本の都道府県の中で、唯一「道」を使い、道庁所在地は札幌市です。
北海道の面積は83,424.31km2で、これは日本の面積の22%を占めます。
広大な敷地には、雄大な山岳や湿原、美しい景観が広がっています。
北海道の南の日高山脈、東の石狩山地、西の夕張山地などが連なり、その間に盆地が形成されています。
北海道では、盆地や平野、低地に都市が集中しており、札幌市、千歳市、苫小牧市が並ぶ石狩低地帯は、道内で人口が最も集中している地域です。

広大な面積を有する北海道は、道路や空港など、交通網が整備されているため、道内の移動はスムーズです。
2016年に北海道新幹線も開業し、ますます交通の利便性が高まると期待されています。

北海道は古くから北方圏とアジア太平洋地域を結ぶ拠点としての役割を担ってきました。
かつては、アイヌ民族の人々が住み、独自の文化と歴史をもって、自給自足を中心とする生活を送っていました。

北海道は、農業、漁業共に栄えていて、農業は全国の12%の算出額です。
てんさい、ジャガイモ、小麦粉、大豆、大麦、小豆、アスパラガス、カボチャをはじめ生産量日本一を誇る品目が多くあります。
農作物以外でも、生乳の生産量は全国の4割、海産物のサケは7割、タラ、コンブは8割、ホッケに至ってはほぼ100%です。
他にも、競走馬のサラブレッドの生産や飼育も盛んです。

北海道のシンボルは、花はハナマス、木はエゾ松と赤エゾ松、鳥はタンチョウです。
道専属のマスコットキャラクターはありませんが、道内だけでも多くのマスコットキャラクターが存在しています。
中でも有名なのが、札幌市公認のジンギスカンのジンくんです。

多くの都道府県が成立記念日を都民の日、県民の日として定めていますが、北海道は道民の日を定めていません。

北海道には、年間約600万人の観光客が訪れ、その内約30万人は海外からの観光客です。
1972年の札幌オリンピック開催をきっかけに、観光産業が発展しました。
夏はアウトドア、ドライブ、ツーリング、冬はスキー、スノーボード、季節を問わず楽しめる温泉や美食など、年間を通して多くの観光客を集めています。
道東部に位置する知床半島は、世界遺産に認定されています。
他にも天都山、ピリカノカ、黄金山などの名称、利尻礼文サロベツ国立公園、支笏洞爺国立公園、大雪山国立公園、阿寒国立公園などの国立公園を有しています。

歴史

成り立ち

北海道は、もともと蝦夷が島(えぞがしま)、蝦夷地(えぞち)、道内に住む人々は「蝦夷(えみし)」と呼ばれていてました。
蝦夷は北海道先住民、アイヌ民族の祖先だと言われています。
奈良時代、平安時代には、出羽国と交易を行っていたとされ、中世以降は日本の本土との交易で収入を得るようになっていました。
戦国時代には、本土から訪れる人が増え、アイヌ民族との間に数々の対立が起きたといわれています。
1456年に武田信広がアイヌ民族の指導者コシャマイン親子を殺害し、現在の北海道の支配権を築いたのが日本の北海道としてのはじまりです。
当時、アイヌ民族は自分たちのことを「カイ」と呼んでいたことから、明治になり松浦武四郎が名付けました。
日本の都道府県の中で、なぜ北海道だけが「道」を使っているのかと言えば、そもそも道内は日本の国土外の土地でなかったからです。
国土外であったものの、日本にとっては魅力的な土地であり、ロシアをはじめとする諸外国との交易の拠点に出来る道であったからと言われています。

歴史的人物ゆかりの地

『義経神社(よしつねじんじゃ)』

源義経は、アイヌ集落にたどり着いた時に農業や船の製造、機織りをアイヌ民族に教え、「神様ほどの意味がある」という意味の「ハンガンカムイ」と呼ばれたといわれています。
1798年北方調査のため蝦夷地に来た当時の探検家である近藤重蔵が、アイヌが崇敬していたオキクルミという英雄を源義経と同一視し、1799年に源義経の神像をアイヌに与えて祀らせたの義経神社のはじまりです。

『阿寒湖(あかんこ)』

現在も「阿寒の母」として地元の人に慕われている前田光子は元宝塚歌劇団の舞台女優でした。
阿寒湖畔の森と湖、そして火山が織りなす素晴らしい景観を後世に残したいと強く願い、全財産を寄付し、阿寒湖とその周辺の自然を守ろうとした人です。
現在も前田光子が設立した「前田一歩園財団」はその意志を引き継いでいます。

『サッポロファクトリー』

幕末の薩摩藩士、開拓使官吏である村橋久成(むらはしひさなり)が、日本発の低温発酵ビールを製造した場所です。
当時は「麦酒醸造所」と「葡萄酒醸造所」を建設し、それが現在のサッポロビールの前身です。

『神田日勝記念美術館』

昭和の戦時中に北海道に疎開した神田日勝(かんだ にっしょう)は、農業をするかたわら独学で油絵をはじめ、その後、活躍した日本画家です。
十勝を代表する画家として、地元の人に愛されています。

史跡/碑

『五稜郭跡(ごりょうかくあと)』函館市

江戸時代に江戸幕府によって建造された稜堡式の城郭で、函館のシンボル的な観光スポットの一つです。
別名「柳野城」と呼ばれています。

『大館跡(おおだてあと)』松前郡松前町

1515年、現在の北海道である蝦夷地全域を支配するようになった蠣崎光広が居館した跡地です。
尖端部の「小館」と堀割を挾んで北に続く「大館」に区画されています。

『松前氏城跡(まつまえししろあと)』松前郡・檜山郡

北海道渡島総合振興局管内松前町にあった城の跡地で、別名福山城(ふくやまじょう)とも呼ばれています。
北海道内唯一の日本式城郭であり、日本の城建築後期に建てられたものです。
現存する建築物は本丸御門、本丸表御殿玄関、旧寺町御門だけです。
本丸御門は重要文化財に指定されている他、跡地一体が国の史跡に指定されています。

歴史的建造物

『龍雲院(りゅううんいん)』松前郡

1625年に開かれた寺院です。
江戸時代の貴重な建築物として、国の重要文化財に指定されています。

『法源寺山門(ほうげんじさんもん)』松前郡

法源寺は曹洞宗大本山総持寺で、現在は、山門と経堂だけが残っています。
山門は、室町時代の末期、もしくは江戸時代中期の建造とされています。

『太刀川家住宅店舗(たちがわけじゅうたくてんぽ)』 函館市

1901年、米穀商初代太刀川善吉により建築された土蔵造りで煉瓦造り、漆喰塗りの不燃建築物です。明治時代の貴重な建築物として、国の重要文化財に指定されています。
現在はカフェ店舗として営業中です。

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