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風水の観点から部屋別はあるの?
基本的には、その部屋が家の中心からみてどの方角にあるかを割り出してから、風水を施します。
方角に方角ごとの気があります。
その方角に、相性の良い色や相性の良いアイテムがあり、その方角に適した部屋があります。
その方角に適した部屋といいましたが、ご自分の家の間取りが全て一致するわけではないと思います。
風水学に基いて設計したような間取りでない限り、一致することは難しいわけです。
まずは、家の中心からみてどの方角にあるかを確認します。
そこで、その部屋別に相性の良いアイテムや相性の良くないアイテムをみていきます。
この場合、その部屋の中心からみての、各方角にアイテムを置くかたちになります。これは、ワンルームに応用できます。
風水の観点からみて部屋別に相性の良いアイテムという考え方をするよりも、部屋の使用目的から、どのような部屋の環境に整えるかという考え方がちかいと思います。
また、その部屋には相性が良くないというアイテムも存在します。
家全体でしたら、風水ではドライフラワーはNGアイテムになります。生きづくものを良しとする考えからです。
玄関は気の入り口
玄関は、陽の気が流れ込みやすくなるように、きれいで明るい玄関にします。
玄関に相性の良いアイテムは、玄関マットです。天然素材のコットンなどの玄関マットを置くようにします。素材が化繊など合成のものは避けます。玄関マットが、陰の気を振り払い吸収してくれますので、かならず置くようにします。
生花や観葉植物を置きます。生花は、毎日お水を取り替え、花瓶も洗います。生花のお世話が大変な方は、観葉植物を置きます。観葉植物は、葉先が丸く上を向いている種類を選びます。サボテンは、玄関には相性の良くないアイテムです。
その年の、総合的な運気アップを願って干支の置き物をおくと良いです。
リビングはくつろげる空間に
リビングは、落ち着いてくつろげる空間にします。
テレビやオーディオ機器など音と相性が良いです。リビングの東側に置くと効果的です。良い情報を受け取るという意味合いで、西側にソファーを置いてテレビを見る位置がベストです。
テーブルは、四角の天然木素材にします。
ラグマットやカーテンの色は、どの方角とも相性の良いベージュ系にします。ベージュ系の布地に、リーフ柄やボタニカル柄がはいったものが良いです。お引っ越ししても、どの方角でもマッチさせることができます。
キッチンは火をつかさどる
キッチンは、火を司る場所です。
火に相反する水を使う場所ですので、バランスをとります。
ガスレンジの近くに観葉植物を置きます。陶器の器の小さな観葉植物で、十分に効果的です。陶器の土と、観葉植物の木で、火の気と水の気が強くなり過ぎないように鎮めます。
キッチンで、赤色や黒色のツールは使わないようにします。
寝室は気を吸収する
寝室は、寝ている時に陽の気を吸収し英気を養います。
陽の気を吸収しやすくするために、ゆっくり熟睡できる環境にします。
ベッドや家具は、天然木を使います。ベッドの頭の位置は、寝室の北に向けてセッティングします。可能でしたら、ベッドの片側は壁につけてください。
寝室に、姿見などの大きな鏡を置くことはやめます。寝室にドレッサーは相性の良いアイテムです。ただし、寝ている自分の姿が鏡に映らないように、置く場所に気をつけてください。
トイレはいつも清潔に
トイレは、その家の財運に関係する場所です。
トイレのある方角によって、相性の良い色のトイレマットやカバーをつけると良いです。
トイレは水の気になりますので、土にあたる色のベージュ系で統一するとバランスがとれます。
トイレの蓋は、かならず閉めるようにします。開けたままでは、財運を水に流すということになります。
また、汚いトイレでは財運が逃げてしまいます。毎日、きれいにお掃除することを心がけましょう。スリッパの裏なども、きれいに拭いて置きます。換気をし、よどんだ陰の気が溜まらないようにします。
お風呂に観葉植物
お風呂も水の気になります。
ボディーシャンプやシャンプーの容器は、プラスチック製が多いです。
プラスチックは火になりますので、水と相性が良くないアイテムになります。風水ではガラス製の容器を使うことが良いとされています。ただし、小さなお子様がいるご家庭などガラス製は危険です。ここは、風水を取り入れずに他の部分でバランスをとります。
観葉植物を置くことで、水のバランスをとります。上へと伸びていく、つる性の観葉植物が良いです。
お風呂で黒色を使うのは避けます。水の陰の気が溜まりやすくなります。バスマットなどは、パステル調の明るい色を使います。
体についた陰の気を洗い流す場所ですから、きれいにお掃除をして換気を良くします。
風水を施すところのポイント
風水を家の中に全部取り入れようとすると、どうしても現実的な生活に支障が出てくる場所があります。
お風呂の小物をガラス製にするというのは、危険ですので現実的ではないです。
風水では、お風呂の残り湯もバスタブにはったままではいけないと、いわれています。
ご家庭によっては翌日にお洗濯に使ったりします。
震災などの災害時には、お風呂の残り湯を活用することも出来ます。ですから、これも現実的には無理ということにもなります。
このような場合には、ポイントごとに風水を取り入れれば良いでしょう。
観葉植物などでバランスをとるという取り入れ方で良いと思います。
各ご家庭の生活で、取り入れられない部分は無理に取り入れる必要はないと思います。柔軟に対応していきましょう。