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広島県

概要

広島県は、瀬戸内海に面し、中国地方に位置する県で、県庁所在地は広島市です。
昭和の第二次世界大戦では、世界で初めて核兵器爆弾の攻撃を受けた街として、世界的に知名度の高い県です。
県庁所在地の広島市は中国、四国地方における最大の都市で、政令指定都市に指定されています。

面積は8,479.45km2で、中国山地から瀬戸内海に向かって、階段状の地形を形成しています。
平野部は河川付近だけで、地質は真砂なため、土石流や傾斜崩壊の危険地域が多いのが特徴です。
土石流や土砂崩れの危険個所に指定されている数は31,987箇所で、全国で最も多い数になります。
県内には、太田川水系と江の川水系、高梁川、芦田川、沼田川、黒瀬川、八幡川、小瀬川などの川が流れています。
内陸部には盆地が広がり、瀬戸内海上には140の島を有しています。
広島市と福山市の一部は、埋立地となってます。
また、階段状の地形が多い県内には、多くの棚田があり、棚田の数は国内で一位です。

県域は、広島圏(県西部)、備後圏(県東部)、備北圏(県北東部)の3つに分けられることが多いです。
また、広島圏を「安芸」、備後圏を「備後」と呼ぶことが多く、この2つの地域は文化や方言に違いがあります。

人口は約283万人を有します。
県のシンボルは、花と木はモミジ、鳥はアビ、魚はカキです。
県公認のマスコットキャラクターは「ひろしま清盛」です。
平清盛をモチーフにしたキャラクターで、時空を超えて広島に再来したとされています。
ひろしま清盛は、県の観光PRを担っています。

県名は、県庁所在地の広島市が由来で、市名は1589年に築城された広島城が由来と言わせれています。

県の産業は、都市圏と備後都市圏を中心とした工業、商業が盛んです。
工業ではマツダを中心とした自動車産業、造船、鉄鋼業が中心です。
工業の出荷額は、中国、四国、九州地方では一位を誇っています。
また、海と山の自然に恵まれていて、農業と漁業も盛んです。
農業では、みかんや八朔、ブドウ、イチジクなどの果物、漁業ではカキの養殖が盛んです。

観光業も盛んで、世界ではじめて核爆弾を投下された都市として、世界中から多くの観光客が訪れています。

歴史

成り立ち

遺跡の出土から、県域には旧石器時代から人々の暮らしが営まれていたことがわかっています。
飛鳥時代後期には、備後国に寺院などが建立されています。
593年には推古天皇の命により、現在の厳島神社の社殿が創建、741年には聖武天皇の命により備後国分寺を福山市神辺町に、安芸国分寺を東広島市西条町に創建しました。
厳島神社は平清盛をはじめ、平家からの信仰が厚く、1168年頃に平清盛によって社殿が造営され、現在の厳島神社になったと言われています。
平家一門の隆盛とともに厳島神社も栄えて平家の氏神様となりました。
1174年には後白河上皇が参拝されています。
1189年には、武田信光(たけだのぶみつ)が安芸国の守護になります。
その後武田氏信(たけだうじのぶ)が信光から分家して安芸国の守護となり、安芸武田氏が誕生します。
1541年、毛利元就(もうりもとなり)が銀山城を攻略し、安芸武田氏は滅亡します。その後1589年に毛利 輝元(もうりてるもと)が広島城の築城を開始します。
しかし、1600年の関ケ原の戦いで、毛利輝元が敗れ、変わりに福島正則(ふくしままさなり)が広島城に入り、備後国、安芸国を収めます。
その後も広島城主は度々変わります。
江戸時代には備後国に福山藩、安芸国に広島藩、広島新田藩。備後国に広島藩の支城三原城が置かれました。
福山藩の藩主、阿部正弘(あべまさひろ)は、1843年に首座に就任し、日米和親条約を結びます。
明治時代に入ると、1867年 薩長芸3藩の討幕同盟が成立します。
1871年廃藩置県により広島県も福山県、中津県が設置された後、1876年に現在の県域が確定しました。

歴史的人物ゆかりの地

『広島城(ひろしまじょう)』広島市

1589年に毛利輝元(もうりてるもと)氏の居城として建てられたお城です。
江戸時代には広島藩の藩主である浅野家の居城となり、浅野家は12代続きます。
1874年に廃城となりました。

『厳島神社(いつくしまじんじゃ)』廿日市

国内外に知名度の高い宮島、厳島神社は安芸国の一宮です。
全国に約500社ある厳島神社の総本社であり、世界遺産に登録されています。
1168年に、平清盛氏が社殿を造営し、現在と同規模の社殿が整えられたことは、ドラマ化もされています。
平清盛氏の勢力が強まるとともに、神社も栄え、繁栄しました。
平家の氏神様です。

史跡/碑

『原爆ドーム(げんぱくどーむ)』広島市

1915年に開館したドーム型の広島県物産陳列館の建物です。
第二次世界大戦中、1945年8月6日にアメリカ軍によって広島に投下された原子爆弾の惨状を今に伝える建物です。
世界遺産に登録され、世界に向けて「二度とこのような悲劇を繰り返さない」との戒めと願いを訴えています。
原爆ドームは、世界遺産の中でも「負の世界遺産」と言われています。

『広島平和記念公園』広島市

別名「平和公園」「平和記念公園」ともいわれる市民公園です。
原子爆弾の被爆地に近い場所に、人類の平和を願い訴える目的、過去の過ちを繰り返さない戒めを目的に、公園として整備されました。
毎年8月6日には平和記念式典が開催され、原爆が投下された午前8時15分には黙祷が捧げられます。

歴史的建造物

『吉備津神社(きびつじんじゃ)』福山市

備後国一宮の神社で、古くは備後国の国府があった場所で、中心地でした。
吉備国を治めたとされる大吉備津彦命 (おおきびつひこのみこと)を主祭神に祀っています。

『福山城(ふくやまじょう)』福山市

久松城(ひさまつじょう)、葦陽城(いようじょう)とも呼ばれるお城で、備後福山藩の藩主である水野勝成(みずの かつなり)の居城として1622年に築城されました。
近世城郭円熟期の代表的な遺構として、日本100名城に選定されています。

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