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岡山県

概要

岡山県は中国地方の南東部に位置する県で、県庁所在地は岡山市です。
岡山市は、中国、四国地方では2番目の政令指定都市です。
県域の北は旭川・高梁川・吉井川の三大河川が源となる中国山地等の山岳地帯や吉備高原の高地が広がり、南部には北部から流れている三大河川によって形成された岡山平野が広が中国山地、南は瀬戸内海に面し、海上には90の島を有しています。瀬戸内海にかかる橋「瀬戸大橋」は高速道路と鉄道が通り、四国への玄関口の一つになっています。

県の面積は7,114.50km2で、北部は日本海側気候の豪雪地帯に属し、南部は瀬戸内海気候に属しています。
県庁所在地のある岡山市では、晴れの日が多く、「晴れの国」を県の標語に採用しています。

県のシンボルは、花はももの花、木はアカマツ、鳥はキジです。
県公認のマスコットキャラクターは「ももっち」と「うらっち」です。
ももっちは、岡山を代表するキャラクター「桃太郎」をモチーフにした男の子、「うらっち」は桃太郎の仲間である鬼をモチーフにした女の子です。
ももっち、うらっち共に、県のPR活動に努めています。
岡山県民の日は「創立の日」として4月18日を設定しています。

県名は、県庁所在地の岡山市に由来し、市名はかつて小高い丘の上に築城された城「岡山城」が由来だと言われています。

県の農業は、マスカット、ぶどう、桃、ピオーネ、ナシなどの果物の栽培が盛んで、マスカットは全国9割のシェアを誇っています。
平野部や本地ではお米の栽培、倉敷市を中心にレンコンの栽培が盛んです。
吉備高原ではシイタケやマツタケの他、ジャージー牛が有名です。

瀬戸内海では、浅瀬を利用した沿岸漁業がおこなわれていて、メバルやイイダコ、イカなどか水揚げされています。
また、海苔やカキの養殖が盛んで、カキの生産量は全国3位です。

工業は、倉敷市にある水島コンビナートの他、工業団地が次々と立地し、石生成業、製鉄業、自動車や関連部品の製造を行う企業や工場が立ち並んでいます。

岡山の倉敷市児島地区は「ジーンズの街」として有名で、ジーンズ好きの聖地と言われています。
ジーンズをはじめとした縫製業が盛んで、学生服の出荷額は全国一位を誇っています。

歴史

成り立ち

県域から原始の遺跡が発掘されていることから、旧石器時代から人々の暮らしが営まれていたことがわかっています。
かつての「吉備国(きびのくに)」に相当します。
6世紀に吉備国は「備前国」「備中国」「備後国」の3国に分割され、さらに備前国から「美作国」が分国しています。
江戸時代には、岡山に池田氏、津山に森氏が入り、倉敷が天領となります。
池田氏は、現在「日本三名園」に数えられている後楽園を造成するなど、岡山の文化に多大な功績を残しています。
また、吉備国からは和気清麻呂(わけのきよまろ)が現れます。
和気清麻呂は、奈良時代に中央政権で権勢をふるいました。
平安時代には備前・備中は「上国」の一つに数えられ、農業が発展し、生産力が高い土地でした。
鎌倉時代には、東国を拠点としていた鎌倉幕府の御家人那須氏・松田氏・三村氏・庄氏・赤木氏が移住してきます。
室町時代には播磨の豪族・赤松則村(あかまつのりむら)が播磨国、備前国、美作国の3国を守護します。
後に赤松氏と地域の覇権を争っていた山名氏が三国を領しますが、赤松氏は再び三国守護職を奪い返すなど、現在の県域ではかつて多くの武将が戦い行っていました。
幕末の薩摩藩、長州藩による倒幕の動きがはじまると、岡山藩は勤皇派に、津山藩・備中松山藩は佐幕派に分かれました。
1871年の廃藩置県では、岡山藩の領土だけが「岡山県」として成立します。
その後再編や編入などを繰り返し、1963年に現在の県域となりました。

歴史的人物ゆかりの地

『岡山城(おかやまじょう)』岡山市

1589年に、宇喜多秀家(うきたひでいえ)が本拠地として築城を開始したお城です。
秀家はこの城を戦の施設としてだけでなく、領国内の商人や職人を集めて治世の府とし、城下町の整備を行いました。
後に小早川氏、池田氏により整備、拡張が行われています。
現在は場内に歴史的な文化財や資料を展示しています。

『閑谷学校(しずたにがっこう)』備前市

1670年に岡山藩主であった池田光政(いけだみつまさ)が設立した学校です。
日本ではじめての庶民のための学校で、現在に至るまで多くの人材を輩出してきました。
現在も県民の教育の場として現存しています。

『後楽園(こうらくえん)』岡山市

1700年に岡山藩2代藩主の池田綱政(いけだつなまさ)が造った総面積133,000平方メートル庭園です。
1934年の水害、1954年の戦災にあいますが、都度復旧されているので、江戸時代の姿のまま、現在に至っています。
「日本三大名園」に数えられています。

史跡/碑

『熊山遺跡(くまやまいせき)』赤磐市

熊山の山上にある仏教遺跡です。
石積みの建造物で、奈良時代前期に建造されたと言われています。

『備前陶器窯跡(びぜんとうきかまあと)』備前市

室町時代後期から江戸時代末期に存在した窯群の跡です。
備前市伊部地区の伊部南大窯跡、伊部西大窯跡、伊部北大窯跡の3箇所の窯跡の総称です。

『備前国分寺跡(びぜんこくぶんじあと)』赤磐市

741年に聖武天皇による国分寺・国分尼寺建立の詔勅により、8世紀後半に建造された国分寺跡です。
現在は塔跡に塔心礎が一つ残り、その上に総高約3メートルの石塔が建っています。

歴史的建造物

『吉備津神社(きびつじんじゃ)』岡山市

備中国一宮の神社です。
足利義満(あしかがよしみつ)造営とされる比翼入母屋造の本殿は、吉備津造と呼ばれる独自の創建で建てられた建築物で、拝殿とともに国宝に指定されています。

『吹屋(ふきや)』高梁市

成羽町にある石州瓦とベンガラ漆喰壁の赤い町並みで、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
中でも、江戸時代の商家「旧片山住宅」は重要文化財に指定されています。

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