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徳島県

概要

徳島県は、四国の東部に位置する県で、県庁所在地は徳島市です。
面積は4,146.65km2で、県の北部に広がる徳島平野を除いては、四国山地が連なる山地が多い地形です。
徳島山地は、西日本の中でも険しい山岳地帯で、山間部からは吉野川、勝浦川、那賀川が流れ水源となっています。
県域は「東部」「南部」「西部」に分けられることが多いです。

人口は約75万人を有しています。

県のシンボルは、花はすだち、木はヤマモモ、鳥はシラサギです。
県民の日は設定していません。
県公認のマスコットキャラクターは「すだちくん 」です。
すだちくんは、県の特産品であるすだちをモチーフにした男の子で、県のPR活動に努めています。

産業は、農業、酪農、漁業が盛んです。
阿南市を中心に栽培される米、県内各地で栽培されるスダチ、カリフラワー、とうもろこしなどがあります。
また、鳴門市で栽培されるサツマイモは「鳴門金時」として全国的に知られています。

畜産では、阿波畜産3ブランド「阿波牛」「阿波ポーク」「阿波尾鶏」があります。
酪農も盛んで、生産だけでなく、徳島は牛乳消費量全国一位を誇っています。

漁業では、タイ、ハモ、タチウオなどが水揚げされ、加工品にはちりめんじゃこの生産が盛んです。

観光業も盛んで、那賀川、吉野川、四国山地、鳴門の渦潮、鳴門海峡など、自然豊かな観光自然が多くあります。
中でも阿南市の蒲生田岬、美波町の大浜海岸は全国的にも希少なウミガメの産卵地として有名です。

また、「徳島といえば阿波踊り」というほど、毎年8月に開催される「徳島市阿波踊り」は全国的な知名度を誇ります。
阿波踊り開催時は、160万人以上の観光客が訪れ、多いににぎわいます。
元々阿波踊りは徳島発祥の踊りで、400年以上続く伝統文化です。

また空海(弘法大師)ゆかりの88か所の寺院、八十八箇所の札所が県内に点在し、四国巡礼(四国遍路、四国巡拝)に訪れる人も多くいます。

阿波踊り、四国巡礼共に映画や書籍など、メディアに取り上げられることが多く、全国的に知られています。

歴史

成り立ち

県内では、約二万年前のものと推定できる石器かみつかっていて、古くから人々の生活か営まれていた土地であることがわかっています。
令制国時代の「阿波国」に相当します。
県の北部では、粟が多く収穫できたことから阿波国という国名がつけられたと言われています。

戦国時代には三好氏が支配していました。
12世紀に入り、平氏の政権下になると阿波民部大夫成良(あわみんぶだゆうしげよし)が勢力を発揮します。
鎌倉時代には阿波国以外の武士、佐々木氏、小笠原氏が守護となります。
室町時代は細川氏が阿波国守護となりますが、1467年から11年間続いた応仁・文明の乱で細川勢力が弱まり、再び三好氏が勢力をもちはじめます。
三好長慶(みよしながよし)の代になると、細川政権を崩壊させ、室町幕府将軍・足利義晴、足利義輝共々京都より放逐し、三次政権を発足します。
その勢いは幕府の実験を握るほどでした。
しかし、1582年に土佐の長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)に敗れます。
1585年には、豊臣秀吉の家臣であった蜂須賀 正勝(はちすか まさかつ)が阿波国を与えられ、徳島城を築いて居住し、25万7000石の大名となりました。
明治時代には、全国で10番目に多い人口を有していました。
また、第一次世界大戦後には、現在の鳴門市にあった板東俘虜(ふりょ)に、ドイツ兵が1000名収容されました。

徳島市は名東郡に属する都市だったので、1871年の廃藩置県では名東県として成立しました。その後統合や分立を繰り返し、1880年に現在の県域で「徳島県」が成立します。

歴史的人物ゆかりの地

『源義経像(みなもとのよしつねぞう)』小松島市

平家に勝利した源義経は、現在の小松島市に上陸し白旗を立てたと言われています。
白旗を立てたとされる場所に1991年、源義経の騎馬像が建立されました。
騎馬像は、足から頭まで5.35m、足から弓の先まで6.7mあり、日本一大きい騎馬像です。

『勝瑞城(しょうずいじょう)』板野郡

勝瑞城は鎌倉時代の建築物と言われていますが、築城年は明らかになっていません。
鎌倉時代から阿波国、讃岐国、淡路国の中心地であり、地方都市としては例をみないほど繁栄していました。
城主は、細川氏9代、三好市3代、240年も続いた歴史の舞台です。

『徳島城(とくしまじょう)』徳島市

1585年に蜂須賀家政(はちすかいえまさ)が建立したお城です。
江戸時代を通して徳島藩
蜂須賀氏25万石の居城でした。
1873年に発布された廃城令により存城処分となりました。

史跡/碑

『渋野丸山古墳(しぶのまるやまこふん)』徳島市

古墳時代の前方後円墳です。
墳丘の全長約105m、周溝まで含めると約118mで、四国では二番目に大きな古墳です。

『矢野遺跡(やのいせき)』徳島市

縄文時代から中世時代の竪穴式住居群跡が約100件検出された遺跡です。
集落内で銅鐸埋納坑が出土され、全国的にも珍しいとされています。

歴史的建造物

『霊山寺(りょうぜんじ)』鳴門市

729年以降の奈良時代に、聖武天皇の命により開創されたといわれるお寺です。
815年に弘法大師(空海)が37日間修行されたと言われています。
四国八十八箇所の1番寺です。

『薬王寺(やくおうじ)』海部郡

726年、聖武天皇の命により創建されたお寺です。
815年には弘法大師(空海)が薬師如来を掘りました。
現在の本堂は1908年に再建された建物で、四国八十八箇所23番寺です。

『雲辺寺(うんぺんじ)』三好市

789年、弘法大師(空海)が木材を求めて雲辺寺山に登り、この地を霊山とし堂宇を建立したことがはじまりと伝えられているお寺です。
弘法大師(空海)は、807年に修行を行い、813年に本尊を刻んでいます。
後に「四国高野」と呼ばれ、僧侶の修業道場となりました。
四国八十八箇所66番寺です。

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