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山形県

概要

山形県は東北地方の南西部に位置する県で、県庁所在地は山形市です。
県の85%が山地で、吾妻連峰、蔵王連峰、朝日連峰、飯豊連峰、鳥海山、月山などの山々がそびえています。
県の中央には「母なる川」と言われる最上川が流れ、住宅地の多くは川の流域に広がっています。
日本海に面し、北西側には離島「飛島」があります。
県の面積は9,325.15km2、人口は約112万人です。
村山地方・置賜地方・庄内地方・最上地方の4つの地域に分かれ、それぞれ特有の文化や自然が味わえます。
4つの地域では方言である山形弁も異なります。
県のシンボルは花がベニバナ、木はサクランボ、鳥はオシドリです。
県の花であるベニバナは、最上川流域が一大産地であり、加工用や切り花用など、多くの花が栽培されています。
県のマスコットキャラクターは「ペロリン」です。
ペロリンは、緑色で三角の形の山の形をし、大きな口は最上川を表しています。
山形の農産物のおいしさをアピールする活動を行っています。

山形県は果物王国として全国的に知られています。
果物の中でも、さくらんぼの「佐藤錦」は高級ブランドとして有名です。
他にもラ・フランス(洋ナシ)、ブドウ、ビールの原料となるホップの生産が盛んです。
お米は東北各県とともに稲作が盛んで、主力品は「はえぬき」「つや姫」です。お米の収穫量は毎年全国でも上位にランクインしています。
他にも養豚が盛んで「三元豚」は全国的に知られたブランドです。

山形県に訪れる観光客は、年間4千万人を超え、国内外から数多くの人が訪れてる観光地です。
全市町村に温泉が湧きだす他、登山やハイキング、スキーなどの観光資源に恵まれています。
温泉は硫黄泉、炭酸泉、塩化物泉、含食塩硫化水素泉など、泉質も豊富です。
観光スポットには、東北のシンボルともいわれる蔵王連峰。
蔵王連峰は山形県と宮城県にまたがる巨大な山々の連なりで、周辺にはロープウェイや温泉地などたくさんの観光スポットがあります。山形県内部分を「山形蔵王」、宮城県内部分を「宮城蔵王」と読んでいます。
蔵王は、国内屈指のスキー場がある場所としても知られています。

また、大正時代の木造建築旅館が立ち並ぶ銀山温泉は、NHKドラマ「おしん」の舞台となったことから全国的に知られている温泉です。

自然豊かなロケーションは、近年、映画やロケ地に使われることも多く、山形の知名度は上昇傾向にあります。

歴史

成り立ち

山形県の歴史は地域によって異なります。
越後国の一部であって庄内地方、陸奥国の一部であった置賜・村山・最上地方が現在の山形県です。
鎌倉時代には、関東武士団が県内各地の地頭に任命され、次第に定着するようになり、地名を苗字に掲げる地方領主になったといわれています。
戦国期には最上義光(もがみよしあき)によって村山地域から、最上、庄内地域へと北方に勢力を拡大します。
1567年伊達政宗(だてまさむね)は、置賜地域と宮城県南部、浜通りを除く福島県を統括する南奥州最大の大名となりました。
江戸時代には、次々と藩主が変わるという特殊な歴史があります。
明治時代の廃藩置県で県内は7県(山形、米沢、上山、天童、新庄、大泉、松嶺)に置き換えられましたが、その後の統廃合で1876年に山形県が誕生しました。
元勲で政府の権力者であった大久保利通が巡察を行ったという記録も残っています。
山形県の初代県令に就任したのは薩摩藩士の三島通庸(みしまみちつね)です。
三島氏は西郷隆盛と政治的・交渉的な深いつながりがあった人物だと言われています。

歴史的人物ゆかりの地

『山寺芭蕉記念館 』山形市

江戸時代の俳人である松尾芭蕉の記念館です。
松尾芭蕉は県内の尾花沢や山寺、大石田など12カ国600里、161日にわたる紀行から「奥の細道」を発表しました。
山形県には40日の滞在で多くの句を残しています。

『芭蕉乗船の地』新庄市

1689年、松尾芭蕉が船に乗り込んだといわれる場所です。

『芭蕉・清風歴史資料館』尾花沢市
尾芭蕉の弟子で芭蕉をもてなした鈴木清風宅跡の隣に建てられた松尾芭蕉の資料館です。

『山形城』山形市

最上義光の居城だった城です。
最上義光は山形城を築城した他に商人街の育成、新田開発、そして最上川舟運にともなった河川整備など数々の偉功が伝えられています。

『高畑城』高畠町

高畑城は屋代城ともいい、西が丸く東が角型の鐘の形をした堀に囲まれていたため、鐘ヶ城と呼ばれた城で、伊達政宗が拠点にしていた城跡です。

『米沢城』米沢市

1598年から直江兼続が城主であった城です。
直江兼続は、城の改修と城下町の整備を進めたといわれています。

史跡/碑

『城輪柵跡(きのわのき/きのわのさく)』酒田市

日本の古代城の柵の遺跡です。
平安時代から400年間続いた出羽国の国府跡と言われています。

『致道館(ちどうかん)』鶴岡市

1805年に酒井家九代目 庄内藩主・忠徳公が創設した藩校です。
江戸時代は湯長谷藩、大垣藩、山家藩、土佐 藩、日出藩の藩校でした。

『慈恩寺(じおんじ)』寒河江市

724年創建のお寺で、江戸時代には東北随一の御朱印地を有し、院坊の数は3ヵ院48坊に達する程のお寺だったといわれています。
本堂には66本の柱が使用され、全国六十余州の安寧を願ったものであるという逸話が残されています。

『山形県郷土館 文翔館』山形市

大正5年に建てられた洋風建築物です。
大正時代の雰囲気を色濃く残し、現在はイベントやコンサートが開かれる市民が集う場所となっています。

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