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神奈川県

概要

神奈川県は関東地方の南西部に位置する県で、県庁所在地は横浜市です。
東京都の南に位置し、面積は2,415.83km2です。面積の39.2%が森林、原野と最も割合が高く、続いて宅地26.5%、農用地8.8%と続いています。
県内最高峰の山は蛭ヶ岳、最長の皮は相模川、最大の湖は芦ノ湖です。

神奈川県は東京都に次いで人口が多い県で、人口は約912万人を有します。
人口密度も東京、大阪に続く第三位となっています。
県内の相模原市、横浜市、川崎市の3つの市が政令指定都市に指定されていて、これは全国最多です。

県のシンボルは、花がヤマユリ、木はイチョウ、鳥はカモメ、色はかながわブルーです。
県公認のキャラクターは「かながわキンタロウ」です。
かながわキンタロウは、童話「足柄山の金太郎」に出てくる足柄山から下りてきた金太郎をモチーフにしたキャラクターで、県のPR活動を担っています。かながわキンタロウには、かながわミミちゃん、かながわカノコさん、かながわタスケくん、かながわコタロウくん、かながわポン吉さん、かながわダイゴロウさん、かながわカモミさんなどの仲間もいます。

多くの県で「県民の日」を設けていますが、神奈川県は県民の日を設けていません。ですが市町村によっては「市民の日」を設けているところがあります。
また、県民の日を設けていない変わりに、1868年に横浜に横浜裁判所が設置された3月19日を「立庁記念日」としています。

県名の「神奈川県」は古くから栄えた東海道宿場町にあった「神奈川宿」、現在の横浜市に置かれた「神奈川奉行所」が由来と言われています。
県内の事業所数は約31万事業所で、従業者数は約337万人で、東京、大阪、愛知に次いで全国第四位です。
東部に位置する横浜市、川崎市は都市化とともに工業化が進んでいる地域で、東京湾に面する地域は「京浜工業地帯」を形成しています。
西部の丹沢山地から足柄山地、箱根山が連なり、足柄平野には小田原市があり、いづれも観光地として有名な場所です。
中部に位置する相模原市、海老名市も近年都市化とともに工業化が進んでいる地域です。
県南東部の海沿いには、茅ヶ崎市、藤沢市の湘南地域と、鎌倉幕府が置かれていた鎌倉市、軍港都市として栄えた横須賀市、マグロで有名な三浦市があります。

神奈川県を訪れる観光客の数は、年間約1憶7千万人と言われています。
横浜市、川崎市の市街地の他に、湘南地域、三浦半島の海水浴、丹沢、大山などのアウトドア、箱根、湯河原などの温泉地域があり、観光資源は豊富です。

農業では、キャベツ、大根、牛乳、豚肉の生産が盛んです。
県の西部と中部の山間地域ではお茶が生産されていて「足柄茶」というブランド名で販売されています。
最も農業が盛んな市は三浦市で、続いて横浜市、平塚市となります。

全国的にマグロの街として有名な三浦半島の三崎は、マグロの遠洋漁業の基地となっていて、全国二位の水揚げ額を誇ります。

歴史

成り立ち

神奈川県の地域は、かつての「相模国」全域と「武蔵国」の一部にありました。
県域では、平安時代から武士団の活動が活発で、源頼朝(みなもとのよりとも)により鎌倉幕府が置かれた場所です。
鎌倉時代には、城下町である鎌倉には鶴ヶ岡八幡宮などの神社仏閣が多数建立され、武士の都として君臨しました。
後に鎌倉幕府の運営が北条氏に代わり、全国的に反乱を招くことになります。
そして武将、新田義貞(にったよしさだ)氏により鎌倉幕府は滅亡したのち、。足利尊氏(あしかが たかうじ)による室町時代へ移ります。
室町時代に入ってからも、政権争いが収まらず、武家の都・鎌倉の街並みの多くが破壊されました。
戦国時代に入ると、戦国大名北条早雲(ほうじょう そううん)の拠点である小田原が発展し、「西の山口、東の小田原」と言われたほどの繁栄ぶりでした。
後に豊臣秀吉の小田原征伐による後北条氏の滅亡と徳川家康の江戸入府によって小田原の繁栄も終わりを告げました。
幕末には、横浜港が開港され、神奈川県はは明治時代以降、東京湾沿岸部を中心に発展しました。

歴史的人物ゆかりの地

『源氏山公園 (げんじやまこうえん)』鎌倉市

鎌倉にゆかりのあった源氏、源 義家(みなもとのよしいえ)が奥州出征で戦勝祈願した場所です。白旗を立てた場所と言われることから「白旗山」とも呼ばれています。
源頼朝(みなもとのよりとも)も奥州征伐の戦勝を祈願したといわり、公園の中央広場には頼朝像があります。
現在は桜の名所として有名で、自然豊かな公園として県民に愛されています。

『早雲寺(そううんじ)』足柄下郡箱根町

戦国時代の武将、北条早雲(ほうじょうそううん)の菩提寺です。
北条5代の墓地や供養塔があります。
庭園は 室町,鎌倉期の禅院様式で建造されたものです。

『大慈寺(だいじじ)』伊勢原市

室町時代後期の武将、太田 道灌(おおた どうかん)の菩提寺です。
太田道灌の武者絵が保管されています。
寺の近くの川の対岸には、太田道灌の首塚が残っています。

史跡/碑

『猿島』横須賀市

東京湾最大の無人島で、縄文時代、弥生時代の遺跡が数多く出土されています。
幕末には台場として、明治時代には洋式砲台が整備されていました。
旧日本軍の要塞跡や史跡が多く残る貴重な歴史遺産です。
現在は猿島公園として整備され、バーベキューや海水浴を楽しむことが出来ます。

『氷川丸(ひかわまる)』横浜市

昭和の太平洋戦争時に病院船として運用された船です。
1930年に竣工され、現在は横浜市の山下公園に停泊し、博物館船として一般公開されています。

歴史的建造物

『箱根関所(はこねせきしょ)』足柄下郡箱根町

1619年に徳川幕府によって儲けられた関所跡です。
現在一般公開されている大番所・上番休息所、京口御門、厩は2009年に復元されたものです。
建造物だけでなく、調度品も公開されています。

『山手111番館(旧ラフィン邸)』横浜市

1926年にアメリカ人ラフィン氏の住宅として現在地に設計された邸宅です。
設計者は、べーリック・ホールを設計したJ.H.モーガンで、モーガンが設計した個人邸宅の代表的な建造物と言われています。
1999年より一般公開され、邸内には喫茶店もあります。

『横浜関帝廟(よこはまかんていびょう) 』横浜市

幕末の時代に横浜港が開港し、横浜に多くの中国人が訪れ、外国人遺留地に暮らすようになりました。
その中の一人の中国人が1862年に開いたといわれるのが横浜関帝廟です。
祀られているのは関聖帝君(かんせいていくん)、商売の神様として信仰を集めています。
現在は、横浜中華街のシンボル的な建造物として、地元の人だけでなく、多くの観光客が訪れる場所になっています。

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