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愛知県

概要

愛知県は、日本列島の中部地方に位置する県で、県庁所在地は名古屋市です。
人口は約750万人を有し、中部地方で最も人口が多く、名古屋市は最大の都市となっています。
三大都市圏である中京大都市圏の中心県とし、日本経済を支えています。

県内は、大きく3つの地域(尾張地方、西三河地方、東三河地方)に分けられます。
人口の比率は、7対2対1で、尾張地方に人口が集中しています。

名古屋市は、かつて愛知郡に属していたことから、県名が「愛知」になりました。
元々愛知の名は、万葉集に登場する「あゆち」に由来するといわれています。

県の西部は平坦地、東部は山岳地が多くなっています。
南部海側は東海道に沿って都市化が広がっている地域で、県全体の面積は5,172.48km2です。
名古屋に吹く風は「伊吹おろし」と言われ、乾燥した冷たい風が吹くことで知られています。
県のシンボルは、花はカキツバタ、木はハナノキ、鳥はコノハズク、魚はクルマエビです。
県公認のマスコットキャラクターは「アンキーくん」です。
防犯キャラクターとして活動しているアンキーくんは、安全の「アン」と、鍵の「キー」から名づけられました。

愛知といえば「トヨタ自動車」を真っ先にイメージされる方が多いほど、トヨタ自動車とその関連企業が数多く存在する県です。
トヨタ自動車が県内に設立したのは1937年です。
中鉱工業地帯を中心とした工業は活発で、製造品出荷額は全国トップを誇ります。総生産額は世界25位以内の国に相当する規模にあたります。
トヨタ自動車の他に、一宮市を中心として繊維産業、名古屋市の航空機産業、セラミック産業も盛んです。
また「日本三大瓦」に数えられる三州瓦は碧南市、高浜市を中心に生産されています。
自動車産業で発達した愛知県は、自家用車の保有台数も全国トップクラスです。

産業が発展している一方で、東三河を中心に農林水産業も盛んです。
農業産出学は全国トップ5に入り、花きの産出額は全国1位を誇ります。
生産されている農作物は、キャベツ、大場、ふき、カリフラワー、ブロッコリー、イチジクなどで、その多くは生産量が全国トップです。
花の生産も盛んで、菊、バラ、シクラメン、洋ランは全国1位の産出額を誇ります。
他にも、ウズラ、あさりが全国1位の漁獲量です。

また、観光業も盛んで、外国人観光客が訪れる都市トップテンにランクインしています。

歴史

成り立ち

現在の県域は、かつての令制国では「尾張国」と「三河国」に相当します。
名古屋市は源頼朝(みなもとのよりとも)が出生した場所と伝えられていて、歴史上の支配者氏族と深い関係があります。

室町時代、幕府を開いた足利市は岡崎を拠点としていました。
戦国時代には、織田信長(おだのぶなが)、豊臣秀吉(とよとみひでよし)、徳川家康(とくがわいえやす)など多くの武将を輩出し、中央政局に大きな影響を及ぼしました。
その証に、江戸の大名は先の三人の配下から出たモノが多く、徳川一族や譜代大名は三河、前田家、浅野家、池田家、山内家、蜂須賀家は尾張出身です。
江戸だけでなく、全国の大名の7割が現在の愛知県出身ともいわれています。
つまり、現在の日本に大きな影響を与えた人物を多く輩出した土地です。
東京の下町育ちの人を「江戸っ子」といいますが、江戸時代には三河の人が数多く東京下町に移住しているので、江戸っ子の形成にも影響を与えたと言えるでしょう。
尾張国は、江戸時代以降は徳川家の領域となり、三河国は譜代大名・旗本領・寺社領・天領と分割支配されていました。
明治時代に入ると三河国に裁判所が置かれ、三河県となります。
廃藩置県により、額田県となり、1871年に名古屋県が設置されたました。
現在の県域を形作ったのは1872年で、この年愛知県に改称されました。

歴史的人物ゆかりの地

『犬山城(いぬやまじょう)』 犬山市

1537年、織田信長の父である織田信康(おだのぶやす)によって建てられたお城です。
1871年の廃藩置県で天守以外のほとんどの建物が取り壊され、現在は天守のみが現存しています。

『名古屋城(なごやじょう)』名古屋市

江戸時代、徳川家康が東海道の要所として築城したお城です。
その後250年間尾張徳川家の居城でした。
天守閣内部は、城収蔵品などを展示しています。

『徳川美術館(とくがわびじゅつかん)』名古屋市

徳川園内にある私立美術館で、徳川家康の遺品をはじめ、徳川御三家の大名道具を展示しています。
収蔵されている「源氏物語絵巻」は国宝に指定されています。

『如庵(じょあん)』犬山市

1618年織田信長の弟・織田有楽斎(おだうらくさい、織田長益)が建造した茶室です。

史跡/碑

『吉胡貝塚(よしごかいづか)』田原市

文時代晩期末葉から弥生時代前期の貝塚遺跡です。
1922年には縄文時代の302体の人骨が出土しました。
現在は公園として整備されています。

歴史的建造物

『金蓮寺(こんれんじ)』西尾市

源頼朝(みなもとのよりとも)が三河国守護の安達盛長(あだちもりなが)に命じて建立させた弥陀堂は国宝に指定されています。
弥陀堂は倉時代の建築で、県内最古の木造建築物です。

『足助(あすけ)』豊田市

1681年に足助陣屋がおかれていた場所であり、伊那街道、飯田街道と呼ばれた街道の宿場町として栄えた足助宿。
当時のの面影が残る街並みです。
重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

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