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三重県

概要

三重県は、国内最大の半島である紀伊半島の東側に位置する県で、県庁所在地は津市です。
県内は北勢、伊賀、中勢、南勢(伊勢志摩)、東紀州の5地域に分けられます。
5地域の中で、東紀州地域は過疎化が問題視されています。
人口は約181万人を有し、都道府県別で22番目に相当します。
県庁所在地ではない四日市市が、最も多くの人口を有し、特例市に指定されています。

県を上から見ると、細長い形をしています。面積は5,774.40km2。
地形も平野、山脈、高原、盆地、低地など、様々な地形を有し、気候も異なります。
東紀州は、台風の直撃を受けることが多く、「台風銀座」という異名があります。
県の東には伊勢平野があり、リアス式海岸と七里御浜に面します。
西は山々が連なり、鈴鹿山脈・信楽山地・台高山脈・紀伊山地があり、山を隔てて他県と隣接しています。
南は熊野川が流れ、川の対岸は和歌山県です。
北には養老山地と木曽三川が流れています。
県域には答志島、神島をはじめとする15の島を有し、海と山、川、豊かな自然に恵まれた県です。

県のシンボルは、花はハナショウブ、木は神宮杉、鳥はシロチドリ、魚は伊勢エビ、獣は日本カモシカです。
県公認のマスコットは「う~まちゃん」です。
「美し国(うましくに)三重」の観光PRを担っています。
う~まちゃんの頭には輪があり、輪は人と人の絆を表していいます。
県の産業は、北部から中部にかけて「中京工業地帯」が広がり、多くの企業や工場が立ち並びます。
四日市市における自動販売機の生産は全国1位を誇ります。
また、四日市市には石油化学コンビナートがあります。
亀山市はろうそくで有名な「カメヤマローソク」の発祥地です。
また、シャープの亀山工場があることでも知られています。
三重県はろうそくと鍵の生産量が日本一です。
農業も盛んで、特に県内で生産されるお茶は「伊勢茶」と言われ、お茶の生産は全国三位です。
京都で「京都産」として販売されているお茶のほとんどが三重で生産されています。
また、伊勢平野ではお米、大紀まちでは大内山牛乳が生産されています。
畜産業も盛んで、県内で生産される松坂牛、伊賀牛、加賀牛と日本を代表する肉に数えられます。
さらに、海に面する三重では水産業も盛んです。
特に古来より真珠が採れることで有名で、現在も真円真珠養殖が行われています。
水揚げされる魚介類には、アワビ、カツオ、トラフグ、カキなどがあります。

観光業では、日本を代表する神宮「伊勢神宮」を有する他、世界遺産の「熊野古道」、FIグランプリが開催される「鈴鹿サーキット」など、観光資源に恵まれていて、「観光したい都市」ランキングでは常に上位にランクインしています。

歴史

成り立ち

現在の県域は、令制国では伊勢国、伊賀国、志摩国の全域、紀伊国牟婁郡(熊野国)の一部に相当します。
672年に、古代最大の乱「壬申の乱」が起こり、伊勢と伊賀は重要や役割を果たしたといわれています。
伊勢国は北畠氏、神戸氏、志摩国は九鬼氏が戦国大名でした。
1568年、織田信長の三男゛ある織田信孝(おだのぶたか)が神戸氏の養子となります。また弟の織田信包(おだ のぶかね)は長野氏の当主に、二男の織田信雄(おだ のぶかつ)を北畠氏の跡取として送り込みました。
織田信長は、この時代に伊賀や伊勢の豪族や農民を大量殺戮しました。
このとき家康に協力した伊賀忍者が、その後活躍するようになったといわれています。
大陸と陸続きであった頃、鳥羽市の恐竜化石、伊賀市の大山田地方で発見されたゾウ・ワニの足跡などが知られている。
江戸時代には伊勢国には、桑名藩、長島藩、伊勢亀山藩、神戸藩、菰野藩、久居藩、津藩の7つの藩、志摩国には鳥羽藩、津藩、紀州藩が置かれました。
江戸時代には、伊勢神宮をお参りする地域として発展しました。
1871年の廃藩置県では8県が設置され、1876年に現在の県域、三重県となりました。

歴史的人物ゆかりの地

『上野城(うえのじょう)』伊賀市

かつてこの場所には、要塞として利用された平楽寺や足利一族の仁木氏(にきうじ)の館がありました。
その後、織田信夫の家臣である滝川雄利(たきがわかつとし)が平楽寺の跡に砦を築いたのがはじまりと言われています。
ただ、脇坂安治(わきざか やすはる)により落城させられたのち、筒井定次(つつい さだつぐ)による改修、藤堂高虎 (とうどうたかとら)による拡張が行われましたが、途中で中止され未完成のまま江戸時代を過ごした城です。

『鳥羽城(とばじょう)』鳥羽市

1594年に九鬼嘉隆(くきよしたか)が築城したお城で、九鬼水軍の本拠地とされた城です。
現在は「城山公園」として整備されています。

『光岳寺(こうがくじ)』桑名市

大正から昭和にかけて活躍した小説家で、現在の名張市出身の江戸川 乱歩(えどがわ らんぽ)が座禅を組んだと言われるお寺です。

史跡/碑

『相可出張遺跡(おうかでばりいせき)』多気町

飛鳥時代後期石組(いしぐみ)遺構が発掘された遺跡です。
石組遺跡は全国的にも珍しく、貴重とされています。

歴史的建造物

『関宿(せきしゅく、せきじゅく)』亀山市

東海道五十三次の47番目の宿場町で、江戸時代には参勤交代や伊勢参りなどで栄えた街です。
江戸から明治時代にかけて建てられた古い町家200軒あまりが残っていて、当時の風情を感じられる街並みです。

『熊野古道(くまのこどう)』尾鷲市

紀伊半島南部にある熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)と、伊勢や大阪・和歌山、高野及び吉野とを結ぶ古い街道です。
世界遺産に登録されたことで、世界的に有名な観光スポットです。

『伊勢神宮』伊勢市

日本全国の本宗と仰がれる神宮で、「お伊勢さん」と親しみを込めて呼ばれることがあります。
皇室の御祖先の神、日本国民の大御祖神とされる天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀っています。
国内だけでなく、世界中から観光客が訪れる、日本を代表する神宮です。

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