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千葉県

概要

千葉県は、日本列島の中央に位置し、首都圏の東側に位置し、太平洋に突き出た半島となっています。
成田空港や、東京ディズニーリゾートの所有地としても知られています。
南東は、太平洋に面し、西は東京湾、北西は東京都と埼玉県、北は茨城県に接しています。
四方を海と川に囲まれ、水と豊かな自然に恵まれています。
海に囲まれているため、冬は暖かく、夏は涼しい海洋性の温暖な気候です。
海洋に面していることから、古来から開放的で、外来文化が渡来しやすいという点がありました。
また、隣接する都県とは、利根川、江戸川、東京湾、太平洋によって画され、
昔は外敵の進入を防ぐ役割や、覇者の起死回生の地としての役割を担っていました。

面積は、5,157.64平方キロメートルで、全国第28位となっています。
総人口は、6,205,123人で全国第6位です。
農業産出額は、全国第3位。
大根・梨・落花生は全国第1位の品目となっていて、米・花・畜産についても全国上位に位置しています。
県のシンボルは、花は菜の花、木はマキ、鳥はホオジロ、魚はタイとなっています。

県のマスコットキャラクターは、チーバくんです。
横から見た姿が、千葉県の形をしています。
県民の日は、6月15日で、明治6年(1873)に定められました。

平野と丘陵が県土の大半を占め、海抜500m以上の山地がない日本で唯一の都道府県です。
南部側は、丘陵地帯ですが、最高峰は標高408mの愛宕山です。
標高329mの鋸山や鹿野山など、観光地となっているところもあります。
房総半島の東京湾側は内房(うちぼう)、太平洋側は外房(そとぼう)と呼ばれています。

銚子には、平安時代の陰陽師として有名な、安倍晴明にゆかりのある地があります。
晴明は、筑波山の麓で生まれ、天皇を取り巻く政争に、巻き込まれます。
身の危険を感じた晴明は、時の政権から逃れ、銚子に身を寄せていました。
清明神社は、晴明が逃走の際に立ち寄った場所とされています。
神社の他にも、晴明橋、晴明井戸など様々な所に晴明の名が残っています。

 

歴史

成り立ち

千葉県はもともと安房国(あわのくに)、上総国(かずさのくに)、下総国(しもうさのくに)の三国からなっていました。
天富命(あめのとみのみこと)は、阿波斎部(あわのいんべ)を率いて東国に赴き、麻を栽培させました。
このとき良質な麻ができた所を、総(ふさ:麻の古語)の国と言い、阿波斎部が住んだ所を安房と名付けたと言われています。
総の国は、都に近い方が上総、遠い方が下総と呼ばれます。
安房国の「房」と上総・下総国の「総」を組み合わせ、「房総」と呼びます。
廃藩置県により、房総には館山県、佐倉県など、24の県が生まれ、その後、上総・安房は木更津県、下総は印旛県となりました。
明治6年(1871)年に木更津・印旛両県が合わさり、千葉県の誕生となりました。

歴史的人物ゆかりの地

将門神社

柏市には、平安時代の関東の豪族、平将門を祀る将門神社があります。
自らを新皇と称し、関東を独立国にしようとしました。
反りを持った最初の日本刀を作らせたと言われています。

誕生寺

鴨川市は、鎌倉時代の僧侶、日蓮の出身地です。
誕生寺は、日蓮の誕生を記念し、建立されました。
境内には、12歳の日蓮聖人を模した像が海を見つめるように立っています。

菱川師宣記念館

安房郡鋸南町には、最初の浮世絵師、菱川師宣の誕生の地として記念館があります。
挿絵でしかなかった浮世絵を、観賞用として独立した絵画作品にまで高めるという大役を果たしました。
有名な作品には「見返り美人図」があります。

新撰組流山本陣・近藤勇陣屋跡

流山市は、新撰組局長、近藤勇が最後に陣営を敷き、自首した地となっています。
近藤勇と、新撰組副長、土方歳三が最後に語り合った場所です。
近藤勇の滞在した建物が現存しています。

伊能忠敬邸

香取市は、大日本沿海輿地全図を作り上げたことで知られる伊能忠敬の住んでいた邸宅があります。
出身は、九十九里町ですが、婿養子として香取市に移り住んでいます。
日本史上、初めて国土の正確な姿を明らかにした人物です。

鈴木貫太郎記念館

野田市には、日本の海軍軍人・政治家、第42代内閣総理大臣も務めた、鈴木貫太郎の記念館があります。
記念館には、彼の遺品やゆかりの品を展示しています。
展示品は「2.26事件」「最後の御前会議」などの6枚の絵画や、礼服など、約200点が陳列されています。

史跡/碑

『九十九坊廃寺址』君津市

7世紀末、白鳳時代に創建されたと考えられる古代寺院跡です。
古代の歴史を知る貴重な史跡となっています。

『上総国分寺・尼寺跡』市原市

聖武天皇の勅願により、全国60余国に建立された国立寺院の一つです。
奈良時代を代表する遺跡となっています。

『源頼朝上陸地』鋸南町

石橋山の合戦(1180)に敗れた頼朝が、安房に渡航した際に上陸しました。
現在は陸続きとなっていますが、昔は竜島という小島だったそうです。

『関宿城跡』関宿町

明治初期に取り壊された城ですが、本丸跡に石碑が立てられています。
城下町を象徴する記念碑です。

歴史的建造物

『平和の鐘』いすみ市

この鐘は、太平洋戦争中に軍容物資製造原料として供出されました。
しかし、軍用物資にはならず、戦争が終わります。
1946年、米軍によってアメリカ合衆国に渡り、ダラース市の市長室に飾られていました。
その後、鐘について返還の請願を行ったところ、大原町に返還されることとなりました。
ダルース市とは、のちに姉妹都市を結び、姉妹都市提携の機縁となった鐘となっています。
現在は、大原公園の高台に設置されています。

『武家屋敷』(旧河原家住宅)佐倉市

江戸時代後期の建築で、佐倉藩士が暮らしていたものです。
市内に残る武家屋敷のなかで最も古いものとされています。
通常は建物の外からの公開ですが、年に4回特別公開を行い、建物内に入ることができます。
敷地内には、木々や草花がたくさんあり、春はヤマザクラ、ユキヤナギ、ツツジ、
夏はアジサイ、アサガオ、サルスベリ、秋はモミジ、ハギ、キク、冬はツバキ、サザンカ、ウメなどを見ることができます。

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