既婚者のツインソウルと出会ってしまった。離婚を待つべき?
ニックネーム:エリカ 様
性別:女性
年齢:41歳
先生の言葉にずっと救われてきました。
今回、思い切って自分の気持ちを書いてみようと思います。
私は去年、ある男性と出会いました。
彼は既婚者です。
でも、出会った瞬間に「この人だ」と感じてしまったんです。
目が合ったときの震えのような感覚、
その後に交わした会話のなかに溶けていくような感覚…。
いま思い返しても、あれは“ただの出会い”ではありませんでした。
彼も私と同じように、すぐに特別なものを感じてくれたようでした。
何度も「こんなふうに心が通じ合うのは初めて」と言ってくれましたし、
体の関係がなくても“心が通っている”とお互いに思っていたと思います。
でも、彼には奥さんがいます。
お子さんもいます。
それでも彼は、「家族とはもう冷めきっている」「結婚生活はもう終わってる」と話していました。
「いつか離婚して、一緒にいられるようにする」
そう言われてから、もうすぐ8ヶ月が経ちます。
最初は信じて待っていました。
でも最近は、少しずつ「本当に動く気があるの?」と疑ってしまう自分もいて…。
それでも、会えば優しくしてくれるし、抱きしめてくれるし、
「離れたくない」と言ってくれます。
だからこそ、余計に苦しいんです。
私はただの都合のいい相手なのか、
それとも本当にツインソウルとして出会った運命なのか。
そして、彼が離婚するのをこのまま待つべきなのか。
待ってもいいのか、やめた方がいいのか、自分ではもう判断がつかなくなってしまいました。
彼の本心と、私たちの未来を教えてください。
運命の出会いが、いつも“すぐに報われる”とは限らない
エリカ様
胸の内を丁寧に伝えてくださって、ありがとうございます。
そのひとつひとつの言葉から、彼への想いの深さ、
そしてそれと同じくらい“自分を見失いそうな痛み”が伝わってきました。
ツインソウルとは、「出会った瞬間からすべてがうまくいく関係」ではなく、
むしろ“魂の課題を浮き彫りにする関係”です。
今回は、タロットと霊視を通じて、次の3点を中心に読み解いてまいりました。
彼の本音と、離婚に対する本当の意志
今ふたりが置かれている魂のテーマ
このまま待ち続けた場合の未来の可能性
彼の本音:ワンドの2・正位置
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ワンドの2・正位置
このカードは「未来の計画」「次の一手を見据える視点」を意味します。
彼の中では、確かに“今のままではいけない”という気持ちが芽生えています。
エリカ様との関係を大切に思っているのは事実。
ただし、それを現実にするための行動に、まだ“覚悟”が伴っていない状態です。
つまり、気持ちはある。でも、「動く」には至っていない――
そんな“準備段階の揺れ”が、彼の中にあるようです。
今ふたりが置かれている魂のテーマ:正義・逆位置
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正義・逆位置
このカードは、「バランスの崩れ」「不誠実さ」「心と行動の不一致」を象徴します。
ふたりの関係において、今大きく揺らいでいるのは、
“言葉と行動が一致していない”という部分です。
彼は、あなたのことを特別に想っているからこそ、
簡単に手放すことも、正面からぶつかることもできないでいます。
そしてあなた自身も、“本音では待つのがつらい”と感じながら、
“信じたい自分”との間で苦しんでいるように感じます。
この状態は、魂が「自分の真実に沿っているか?」を問うているサインです。
つまり、「私はこのままで本当に幸せか?」を自分に問い直すタイミングに来ているのです。
未来の展開:カップの8・正位置
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カップの8・正位置
このカードは、「愛しているけれど離れる」「新しい道を探す決意」を表します。
彼との縁は、まだ切れていません。
ですが、“待ち続けることで傷つき続ける”ような関係は、
そろそろ見直す必要がある段階に来ているようです。
あなた自身が、「私は愛される価値がある」「大切に扱われていい存在だ」と、
自分で自分を認められるようになったとき――
彼が初めて本気で“行動するか否か”の岐路に立たされることになります。
皮肉なようですが、あなたが彼を「信じて待つ」ことよりも、
「私を大切にする選択をする」ことが、ふたりの運命を動かす可能性を秘めているのです。
「ツインソウル=一緒にいる運命」ではないという真実
ツインソウルとの出会いは、
「結ばれるため」よりも、「目覚めるため」に起きることが多いのです。
あなたが彼と出会ったのは、
“誰かに与える愛”だけでなく、“自分に与える愛”を学ぶためだったのかもしれません。
そして、それができたとき、
本当にふさわしい未来は、自然とあなたのもとへ訪れるはずです。
それが彼との未来なのか、
あるいは別の魂との新しいつながりなのか――
どちらにせよ、「あなたが自分を大切にできる世界」からしか始まりません。
「待つ」かどうかではなく、「どう生きたいか」を選んで
「待つ」という言葉には、どこか“主導権を手放す”ような響きがあります。
でも本来、あなたの人生の主導権は、誰のものでもなく、あなた自身のものです。
「私は、どんなふうに愛されたいのか」
「私は、この関係で、自分を大切にできているか」
――その答えを、どうか自分の心に問いかけてみてください。
その先にしか、本当の意味での“ふたりの選択”は訪れません。
また迷ったとき、苦しくなったときは、
いつでも声をかけてください。
必要であれば、「彼の離婚の時期」「あなたの人生に訪れる新たなご縁」なども視させていただけます。
Instagramでは無料のDM鑑定も受け付けていますので、心が揺れた夜にはそっとお越しください。
あなたが「自分を大切にする愛」を、取り戻せますように。
心から応援しています。