相談内容｜夫に触れられるより、彼の既読がつくほうが嬉しいって終わってる？

子どももいるし、表面的には円満な家庭です。でも私の心の中には、もうずっと「夫」という存在がいないんです。

きっかけはほんの小さな寂しさでした。産後、女性として扱われることが減り、会話も義務的で、触れられても嬉しくない。そんなとき、ママ友の紹介で知り合った彼と、SNSでたまたま繋がりました。

最初は相談相手。なのに、気づけば彼のLINE通知に心が踊るようになっていて。「今日もありがとう」の一言に救われ、「既読がつく」ことが、誰かに“存在を認められた”証みたいに感じてしまう。

でも、ふと我に返るんです。家族を裏切ってまで得ているものって、本当に愛なの？ それともただの逃げ道？「夫に触れられるより、彼の既読がつくほうが嬉しい」と思ってしまう私は、もう終わっているのでしょうか。

彼のことが好き。でも、彼に未来があるとも思えない。
夫とはもう戻れない。でも、離婚する勇気もない。

この関係は、この気持ちは、どこに向かえばいいんでしょうか。

鑑定結果｜「愛されたい」より「存在を確かめたい」

彼の本心：カップの4・逆位置

彼はあなたとの関係に“救い”を感じていたようです。マンネリや退屈のなかで、あなたの存在が自分を刺激してくれる、そんな希望として映っていた。ですが最近は、「どう動けばいいか分からない」「現実には踏み出せない」という葛藤も大きくなっている様子。

気持ちがないわけではありません。ただ、彼にとっては“関係を続けるための努力”よりも、“波風を立てない選択”が優先されているようです。

あなたの気持ち：ソードの8・正位置

あなたは今、強い「孤独」と「制限」のなかにいます。表面的には家庭も子どもも守っているけれど、自分の心は縛られていて、どこにも逃げられない。そんな息苦しさのなかで、彼の存在が“心の酸素”のようになっているのでしょう。

「愛している」というより、「存在を確かめていたい」——。それは責められる感情ではありません。でも、そのままでいることは、あなた自身をどんどん消耗させてしまう恐れがあります。

今後の展開：運命の輪・逆位置

今後、状況は大きく動くというより、停滞しやすくなりそうです。あなたが「このままじゃダメ」と分かっていても、彼もあなたも決定的なアクションには出づらく、小さな違和感だけが積み重なっていく——そんな未来が読み取れます。

大切なのは、「関係をどうするか」ではなく、「自分をどう扱うか」。あなたが、あなたの心をどう守るか。それを軸に据えると、選ぶ道も見えてくるはずです。

今のあなたに届けたい言葉

あなたが求めているのは、「彼に選ばれること」じゃないのかもしれません。

本当は——
「ちゃんと存在を見てほしい」
「心の揺らぎに気づいてほしい」
「安心したい」

そんな、ずっと誰にも言えなかった願い。

それは、愛してはいけない人に向けているから苦しくなるだけで、
あなたの中の光が濁っているわけじゃありません。

“既読”だけで心が救われるなら、それだけあなたが繊細で、
誰かのひとことで、ふっと立ち上がれる強さを持っている証拠です。

どうか、あなたがあなたを消さないでいてほしい。

ご希望であれば、さらに詳しい鑑定もお受けしています。
あなたの本音と、視えた未来をお伝えします。