マッチングアプリで『会ってみたい』が言えない。文章では好かれるのに。
ニックネーム:つぐみ様 性別:女性 年齢:29歳
はじめまして。つぐみと申します。
マッチングアプリでの出会いについてご相談させてください。
私はいわゆる「文章で惹きつけるタイプ」らしく、アプリでもメッセージのやりとりでは比較的好印象を持たれます。実際、向こうから「話しやすい」「居心地がいい」と言ってもらえることも多いです。
でも問題は、その先。
相手から「会ってみたい」と言われても、私はなかなか「はい」と返せません。どんな人か分からないし、怖いという気持ちもあるし、何より「期待されすぎて会ってガッカリされたらどうしよう」と不安になります。
相手に「タイミング合えば会いたいです」とか「いつか会えたらいいですね」みたいな返し方ばかりしていたら、自然と連絡も減って、フェードアウト…というパターンばかりが続いています。
自分でも「そろそろ実際に人と会って恋愛しなきゃ」って思うのに、いざ誘われると怖くて避けてしまう。
SNSやマッチングアプリでは言葉でうまく関係を作れるのに、現実になると自信がなくて、逃げてしまいます。
このままだと、誰とも会えずに、恋愛のチャンスをずっと失ってしまいそうで…
このままではいけない、と分かっているのに、行動に移せない自分がいます。
私は、どうすれば「会ってみたい」と素直に言えるようになれるのでしょうか?
そもそも、私の中にあるこの不安やブレーキの正体は何なのか、知りたいです。
どうか、よろしくお願いいたします。
“期待されること”への怖さが、あなたの足を止めている
つぐみ様、このたびはご相談をお寄せいただき、ありがとうございます。
まず初めに、文章で好かれるというのは、つぐみ様が丁寧に言葉を選び、人との距離感を大切にできる繊細で思慮深い方である証拠です。
だからこそ、相手に良く思われたい気持ちと、現実での自分に自信が持てないという間に、ギャップを感じてしまっているのかもしれませんね。
今回は、タロットを通して、
つぐみ様が「会うこと」にブレーキを感じる理由
そして、どうすればその一歩を踏み出せるのか
を深く読み取ってまいりました。
【1】心のブレーキの正体:カップの7(逆位置)
このカードは「理想と現実の狭間」「自信のなさから選べない」「傷つくことへの強い恐れ」を象徴しています。
つぐみ様の中には、過去のどこかのタイミングで「期待を裏切った」と感じた経験がありそうです。
たとえば、友人や恋人、家族の前で「思っていたのと違った」とがっかりされたこと。もしくは逆に、誰かに期待して傷ついた経験。
その記憶が、無意識にこう囁いているのです。
「文章ではうまくやれても、会ったら“違う”って思われるかもよ?」
そしてもう一つ、つぐみ様は相手の気持ちに敏感で、共感力が高いため、「自分が相手をガッカリさせてしまうかもしれない」という、いわば“相手への配慮”から、自らブレーキをかけている側面も見えます。
【2】なぜ文章ではうまくいくのか:女教皇(正位置)
このカードは、内面の深さ・知性・精神性の高さを表します。
つぐみ様は、言葉の選び方が繊細で、人の気持ちをよく理解しています。そのため、画面越しのやり取りでは「居心地の良さ」「癒し」を感じさせ、相手に安心感を与えることができます。
ただ、この“文章での理想的な自分像”と、“現実の自分”のギャップに、つぐみ様自身が戸惑っているのです。
まるで、自分で作り上げた理想像のファンに会うような感覚。
「この人は、文章の中の“理想の私”を好きなんでしょ?」
というズレを感じると、急に現実に戻って怖くなってしまうのです。
“会うこと”は、選ばれることではなく、すり合わせること
最終結果として出たカードは――【ペンタクルの3 正位置】
このカードのキーワードは「共に作る」「擦り合わせる」「現実的な関係の構築」です。
ここで重要なのは、恋愛とは「理想の自分を見せること」ではなく、「ありのままの自分をすり合わせていく過程」だということです。
文章で築いたやり取りが心地よかったのなら、その延長線上に「会う」という選択肢があるのは、むしろ自然な流れ。
それに、“会ってみたい”と口にすることは、何かを約束するわけでも、相手に好意を伝えるわけでもありません。
「興味を持った人に対して、会ってみたいと思うこと」
それは、ごく普通で、健全な好奇心です。
そして、もしそこで少し違和感を覚えたり、「あれ?なんか違うな」と思ったら、またやめればいいだけです。
それは“失敗”ではなく、“経験”です。
一度会ったからといって、それ以上の何かを背負う必要はないのですから。
つぐみ様へのメッセージ
つぐみ様、あなたは「言葉の力」で人と心を通わせることができる、希少な魅力を持った方です。
今感じている不安や怖さも、自分と向き合ってきたからこそ芽生えた、誠実さの表れ。
でもどうか、自分の魅力を「言葉の中だけ」に閉じ込めないでください。
あなたという人そのものが、誰かにとっての“居心地の良さ”になりうるのです。
あとがきとして、ひとこと
もし、「やっぱり会ってみたい、でも怖い…」
そんな揺れる気持ちがあるときは、ご相談ください。
私の占いでは、相手の気持ち・関係の未来・タイミングなど、つぐみ様の中の“不安の正体”をひとつずつ言葉にして整えていくことができます。
あなたのペースで、恋の扉を開いていけるように、いつでもお手伝いしますね。
どうか、自分の魅力を信じて。
優しい恋が、きっと待っていますよ。