母でいる前に“ひとりの私”として幸せになれる道は？離婚に揺れる気持ち

ニックネーム：茜 様　性別：女性　年齢：36歳
あおい先生、こんにちは。
初めてご相談させていただきます。

私は今、小学2年生の男の子を育てている母です。
結婚して10年、子どもが生まれるまではそれなりに穏やかな関係だった夫と、
ここ数年、すっかり心が通わなくなってしまいました。

原因はたくさんあります。
仕事のストレスを家庭に持ち込む夫。
話しかけても無視されたり、イライラをぶつけられる日々。
何よりつらいのは、「ありがとう」も「ごめんね」も、
もう何年も聞いていないということです。

私は家政婦なのかな、と思うこともあります。

ただ、子どもの前ではなるべく普通にしています。
夫婦の問題に巻き込ませたくないし、
できるだけ穏やかな家庭で育てたいという思いもあります。

でも最近、ふと鏡に映った自分の顔を見て、
「ああ、私、女の顔してないな」と思ったんです。

「お母さん」としては頑張れているかもしれない。
でも、“私”という人間は、
どんどん薄くなって、ぼやけていくような感覚があります。

このままの生活を続けるのか。
それとも、“ひとりの女性”として新たな人生を選ぶのか。

離婚には不安もたくさんあります。
親権、生活、周囲の目、そして何より子どもの気持ち。
でも、このまま「消えていくような私」でいるのも、正直つらいです。

“母である前に、ひとりの私”として、
幸せになれる道はあるのか。
タロットで視ていただけたらと思います。

「母親らしさ」の中で、あなた自身が見えなくなっていないか

茜様、ご相談を寄せてくださってありがとうございます。
お子さんのことを一番に考える日々の中で、
気がつけば「自分を生きる時間」を後回しにしてきた——
そのことに、今ようやく心が反応を見せ始めているのだと感じます。

今回はタロットと霊視にて、以下の3つのテーマを中心に読み解いてまいります。

今のあなたの心の状態

「離婚」を選んだ場合の現実と子どもへの影響

“母であり女性である”あなたが手にできる未来

今の心の状態：カップのクイーン・正位置

カップのクイーンは「深い愛情」と「自己犠牲」を象徴するカード。
茜様はこれまで、自分よりも家族、特にお子さんを何より優先してこられました。
その献身的な姿勢は、まぎれもなく“強くて優しい母”そのものです。

ただこのカードは、「感情が抑圧されすぎているとき」にもよく現れます。
優しさの裏に、誰にも見せられない涙や、癒えない寂しさが眠っていませんか？
今のあなたの心は、そっと「自分の声を聞いて」とささやいています。

離婚後の現実と子どもへの影響：カップの10・逆位置

このカードは、理想の家庭像が崩れてしまった状態、
また「外から見える幸せ」と「実際の中身」のギャップを意味します。

離婚すれば当然、生活スタイルは変わりますし、
お子さんも少なからず影響を受けるでしょう。

でも、忘れないでいただきたいのは——
「今の家庭が子どもにとって本当に幸せかどうか」は、
“親がどれだけ我慢しているか”ではなく、
“どれだけ笑顔があるか”で決まるということです。

「子どものため」と思って続けてきた結婚生活が、
実はお子さんの心にも影を落としている場合もあるのです。

これから手にできる未来：星・正位置

「星」は、希望・再生・癒し・新たなビジョンを示すカード。
特に女性が人生の転機に向き合っているとき、
このカードは“ゆっくりでも確実に、幸せに向かっていける”という
心強いメッセージを届けてくれます。

母であることも、女であることも、どちらも大切。
でも、どちらかを諦めなくていい。
むしろ、どちらも大切にしてこそ、
本当の意味で豊かな人生が広がっていきます。

「お母さんが幸せそうだと、子どもは安心する」

「母なんだから我慢しないと」 「子どもに負担をかけたくない」
そんなふうに思い詰めてしまう優しさこそが、
あなたをずっと縛ってきたのだと思います。

でも、あなたが笑っていること、
あなたが“自分の人生を生きている”ことは、
何よりもお子さんの安心になるのです。

“女としての自分”を取り戻してもいい

結婚生活に区切りをつけるかどうか—— それは、急いで決める必要はありません。
でも、「私にはもう一度幸せになる価値がある」と思うことだけは、
どうか心にしまわないでください。

あなたの未来は、まだまだこれから広がっていきます。
お子さんと手をつないで、一緒に幸せになる道は、
きっとあります。

また気持ちが揺れたときは、いつでも声をかけてくださいね。
「離婚を選んだ場合の親権の流れ」や「生活の立て直し方」、
「離婚せずに心を整える選択」なども、必要に応じて占わせていただきます。

無料DM鑑定もご利用いただけますので、
疲れた夜や、答えが出せない日に、どうか頼ってください。

あなたとお子さんが、笑顔で過ごせる日々を手にできますように。
心から、応援しています。