「妊活のたびに喧嘩して、夫婦の空気が冷えていく」
ニックネーム:紗英(さえ)
性別:女性
年齢:32歳
妊活を始めて2年半くらいになります。
最初は「2人で頑張ろうね」って前向きだったんですけど…
治療が長引くたびに、だんだん夫婦の空気が変わってきました。
病院の日程を組むだけでもすれ違って、
「今月もダメだった」って報告すると空気が重くなり、
私が泣き出すと夫は「泣かないでよ」「また?もう疲れるよ」って言う。
それで私も「なんで支えてくれないの?」って責めてしまって。
結局、喧嘩になって、また険悪になる…。
もう何回これを繰り返したかわかりません。
本当は責めたくなんてないんです。
夫だって苦しいのかもしれないし、私も苦しいし…。
でも、優しくできなくなる自分が嫌になるし、
夫も最近は私と目を合わせなくなってきて、
「私たち、もう壊れていくのかな…」って不安でいっぱいです。
妊活のストレスが、夫婦の関係まで壊してしまうなんて思ってませんでした。
どうしたら、また仲良くいられるんでしょうか?
今の私たちの状況と、この先の可能性を教えてください。
「ぶつかってしまうのは、お互いが真剣だから」――その苦しさの中に、実は絆の種も隠れています
紗英さん、ご相談してくださってありがとうございます。
「泣きたくないのに泣いてしまう」「責めたくないのに責めてしまう」――
とてもリアルで、本当に多くのご夫婦が妊活の中で感じている苦しさです。
妊活は、夫婦どちらも「正解がわからない不安」の中で戦う期間です。
ぶつかり合うのは、冷めてしまったからではなく、
むしろ「お互いに何とかしたいのに、できない苦しさ」が原因であることも多いのです。
今回は、タロットを通して
ご主人の今の本音
夫婦の今の心のすれ違いの正体
この先の夫婦の未来の可能性
を、静かに丁寧に読み解いてまいりますね。
ご主人の本音:ソードのナイト・逆位置
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ソードのナイト・逆位置
ご主人は今、心の中で「どう支えていいかわからない焦りと混乱」にいます。
妊活が長引くほど、男性は「自分は役に立っていないのでは?」という無力感を抱えやすいのです。
本当は紗英さんを責めたいわけではなく、
“余裕のない自分”がつい言葉を荒げてしまう…そんな苦しい状態です。
「泣かないでよ」の裏には、「もうこれ以上、君が泣く姿を見るのが苦しい」という男性の不器用さも隠れているように感じます。
今の夫婦の状態:カップ5・逆位置
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カップ5・逆位置
カップ5の逆位置は「失ったものの中から、まだ残っている大事な絆に気づいていく時期」を表します。
今の夫婦は確かに苦しい時期にいます。
でも、まだ“完全に冷え切っている”わけではありません。
むしろ、「ここから修復が可能な時期に入るサイン」も同時に出ています。
これからの未来:ペンタクル6・正位置
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ペンタクル6・正位置
ペンタクル6は「バランスを取り戻す」「お互いの立場を理解し合う」「助け合いの再開」を意味します。
これからの夫婦には、【感情をぶつけ合わない会話の形】を作っていける兆しが出ています。
たとえば、
「今日は妊活の話、しない日にしよう」とあらかじめ決める日を作る
「私は今こんな気持ち。でもあなたは無理に答えなくて大丈夫」と伝える練習
こんな小さな工夫が、空気を和らげるきっかけになります。
妊活の辛さを「夫婦の敵」にしないこと
今は、妊活が「夫婦の問題そのもの」に見えてしまいます。
でも実際は、「夫婦 vs 妊活ストレス」であり、
2人は本当は“同じ側”に立っています。
この視点を少しだけ意識すると、喧嘩の空気が変わっていきます。
冷えてしまったわけではなく、凍りかけてるだけ
今はまだ「取り戻せる段階」です。
完全に離れてしまった夫婦には出ないカードが、今回しっかり出ています。
小さな会話のリハビリから、
少しずつ温度は戻っていきます。
焦らず、急がず、です。
また苦しくなったら、いつでもここに来てください
妊活は、治療よりも「夫婦関係を守る戦い」になる時があります。
そしてその戦いは、一人ではとても難しいものです。
紗英さんが、また涙が出そうになったときは、
どうぞここでまた一緒に整理していきましょう。
あなたの未来に、優しく穏やかな夫婦の空気が戻る日が来ることを、心から信じています。
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