「ただのご近所の“パパ友”だったはずが、気づけば一線を越えていました」

ニックネーム：千咲（ちさき）様 性別：女性 年齢：38歳
あおい先生、こんにちは。
誰にも言えない関係に、息が詰まりそうになっていて…この場を借りてご相談させてください。

私は小学2年生の娘を育てるシングルマザーです。
少し前に、町内会の夏祭りの実行委員をやることになり、何度か集まるうちに同じ班だった「娘の同級生のお父さん」と親しくなりました。
その方は40代半ばで、落ち着いていて、私のような“シングル母”にも対等に接してくれて、打ち上げの飲み会ではとても話が盛り上がりました。

その後、何度かLINEをやり取りするようになり、「子ども抜きで話しませんか？」と誘われた日。
流れに逆らえず…一線を越えてしまいました。

奥さんも子どももいる人だし、私も「家庭を壊すつもりはない」と何度も言ってきました。
でも彼は「君がいなかったら、もっと家庭に縛られてたかも」と言いながら、今も連絡をくれます。

私自身、彼を本気で好きになってしまったのか、それとも「誰かに必要とされている」という感覚に依存してしまっているのか、わからなくなってきています。
この関係をどうすればいいのか、彼の本音を教えてほしいです。

「“親密なご近所”という仮面の裏に隠れていた感情」

千咲様、ご相談をありがとうございます。
誰にも言えない思いを抱えながら日々を過ごしていらっしゃったこと、とてもお辛かったと思います。

日常の中で、ふと差し出されたやさしさや共感は、時として“心の逃げ場”になります。
今回は、
・彼の本音と家庭への意識
・この関係の今後の展開
・千咲様ご自身が本当に求めているもの
について、霊視とタロットを通じて深く視てまいりました。

「彼の気持ち｜“役割から解放されたい男”の本音」

彼の本音を表すカードには【ワンドの4・逆位置】が出ています。

このカードは“表面上は安定しているけれど、心の中に不満や窮屈さを抱えている状態”を示しています。

彼は「父親」「夫」としての役割に、無意識に疲れているようです。
そして千咲様の前では、“何者でもない自分”として居られることに安心感を覚えている。
特に、シングルで子育てを頑張っている千咲様に対して、「対等なパートナーシップの幻想」を抱いている節もあります。

つまり彼は、現実から完全に逃げる気はありません。
けれど、その現実を“心だけでも逃れたい”という、曖昧な願いを抱えてあなたと関わっているのです。

「未来のビジョン｜“ご近所ゆえの消せない関係”」

今後の展開には【ソードのペイジ・逆位置】が出ています。

このカードは、“後戻りできない軽率な行動”や、“秘密の関係の継続”を意味します。

今のまま関係が続いた場合、

PTAや町内会などで噂になるリスク

お子さん同士の関係への悪影響

千咲様自身が「バレるかもしれない」緊張状態に長く晒される
といった流れになる可能性があります。

特に“町内会”という小さな社会の中では、一度立った噂は消えません。
お互いにとって“壊せない日常”があることが、この恋を「壊れるまで続いてしまう関係」にしてしまう怖さもあるのです。

「あなたが求めていたのは、“彼”ではなく“承認”」

霊視で感じたのは、千咲様が彼を本気で好きになっているというよりも、
“必要とされた自分”に、久しぶりに心が動いたという感覚でした。

彼が千咲様を「特別扱い」した瞬間に、
“私にも、まだ誰かに見てもらえる価値があるんだ”という実感が芽生えた。
でもそれは、恋というよりも「自尊心の回復」がテーマだったのかもしれません。

「“壊す”でもなく、“なかったこと”でもない終わらせ方」

この関係をどうするべきか――
カードは【カップの8・正位置】を示しています。

これは、“未練を残しながらも、意識的に距離を置く決断”を意味するカードです。

彼が悪い人ではないからこそ、すっぱり切ることは難しい。
でも、“終わらせ方”を誤ると、もっと大きな喪失を生む可能性がある。
今は、少しずつ連絡頻度を減らし、お子さんを軸とした生活に意識を戻していく時期かもしれません。

「“誰かのもの”ではなく、“あなたの時間”を取り戻す」

この関係が始まったのは、間違いではありません。
でも、続けるかどうかは「誰かの気持ち」ではなく、「自分の未来」によって選んでいいのです。

もし今、“やめたほうがいいのは分かってる、でも心がついていかない”という気持ちにおられるなら、
どうぞご連絡くださいませ。

罪悪感や未練ではなく、「未来をどう創るか」という視点で、
千咲様の心に寄り添った鑑定を、丁寧にさせていただきます。

あなたが、あなた自身の時間を取り戻せますように。