“夫が不妊の原因かも”って思っても、誰にも言えない
ニックネーム:さやかさん(仮名)
年齢:36歳
結婚5年目/妊活歴:3年(タイミング法→人工授精へ移行中)
妊活を始めて、気づけばもう3年。
病院に通い始めたのは2年前。
私はひととおりの検査を受けて「問題なし」と言われました。
でも、夫の検査では「運動率が低め」「数も基準ギリギリ」と。
その瞬間、胸の奥に「もしかして…」という思いが湧いたのに、
私はそれをすぐに飲み込みました。
夫は、「疲れてたのかな」「また今度ちゃんとやれば」って笑って流したけれど、
本当はその言葉に少しだけ傷ついた自分がいました。
「男性側の問題」って、なんとなく言っちゃいけない空気がある。
責めるつもりはないのに、責めてるみたいに聞こえそうで、口を閉じてしまう。
本音を言えば、
「じゃあどうする?」って夫婦で真剣に話したい。
でも、彼のプライドを思うと、怖くて言えない。
どこかで“夫に傷をつけないように”って気を遣ってる自分に気づいて、
「なんで私ばっかり…」って思う瞬間もあって、そんな自分がまた嫌になって。
こんな気持ち、誰にも話せません。
でも、本当は誰かにわかってほしい。
…私、間違ってますか?
「誰にも言えない本音」に、カードで光を当てましょう
さやかさん。
胸の内をここまで丁寧に言葉にしてくださり、ありがとうございます。
「責めたいわけじゃない」「でも話さなきゃ進めない」
そんな揺れる気持ちは、多くの方が抱えておられます。
今回はタロットで、以下の視点から鑑定いたしました。
ご主人の“本当の気持ち”はどうなのか
ご夫婦の関係に流れる見えないテーマ
さやかさんが、これから“どう向き合えばいいのか”
彼の気持ち:「ソードのナイト」逆位置
ソードのナイト・逆位置
このカードは、「言いたいことがあっても、うまく表現できない」男性の姿を象徴します。
ご主人は、おそらく心のどこかで自分の検査結果を気にしています。
でも、それを正面から受け止めるのがまだ怖い。
プライドというより、「情けなさ」や「罪悪感」に近い感情を抱えているようです。
本音を口にできないのは、“鈍感”だからではありません。
「あなたを悲しませたくない」「自分のせいにされたくない」その両方がせめぎ合っているのです。
今のお二人の関係性:「カップの5」正位置
カップの5・正位置
このカードは「失望」や「すれ違い」を表す一方で、
「まだ残っている希望」にも目を向けてほしいと語るカードです。
今、さやかさんは「話せないつらさ」にフォーカスしておられますが、
同時に、ご主人との間にはまだ“信頼の糸”が残っています。
問題は、“言わない”ことではなく、“言えない関係になりつつある”こと。
このカードは、「怖くても、気持ちを交換することで関係が育つ」と教えてくれています。
未来に向けてのアドバイス:「女教皇」正位置
女教皇・正位置
「女教皇」は、感情に流されず、静かに本質を見つめる女性の象徴。
まさに今のさやかさんに出るべくして出たカードです。
このカードが教えてくれるのは、
「感情的にぶつかるのではなく、冷静な対話こそが鍵」だということ。
たとえば、
「検査のこと、私は気にしてないよ。でも、私たちにできることがあるなら一緒に考えたいな」
そんなふうに、“責め”ではなく“共に歩む”スタンスを表現してみてください。
ご主人の防御反応は、そうした静かな愛情に触れることで、少しずつ溶けていくでしょう。
あなたが悪いんじゃない。夫婦で立ち止まっていい
妊活は、ともすると「どちらに原因があるか」に目が行きがちです。
でも、“原因”よりも“これからの姿勢”の方がずっと大切です。
夫を責めたくて思ったんじゃない。
未来を諦めたくないから、考えてしまった。
それは、間違った感情ではありません。
「言えないこと」があっても、終わりではない
夫婦であっても、すべてをわかり合うのは難しい。
でも、だからこそ“努力して伝えようとする姿勢”が関係を育てていくのです。
焦らず、ゆっくり。
でも、少しずつ「本音に触れる勇気」を取り戻していけますように。
次回の無料DM鑑定では、
・夫への伝え方のタイミング
・今後の妊活ステップの方向性
・パートナーの心理分析
なども丁寧にお伝えしています。
「誰にも言えない」を、ここに置いていっても大丈夫です。
あなたは、ひとりではありません。