相談内容

ニックネーム：まどかさん（仮名）／性別：女性／年齢：36歳

夫の浮気が発覚してから半年になります。相手は職場の後輩で、いわゆる“よくある話”かもしれません。でも、私にとっては一つも“よくある”ことなんかじゃなくて、家庭が、私自身が、音を立てて壊れていく感覚でした。

最初は問い詰めもしました。でも、夫は「もう終わった」としか言いません。スマホもロックを変えて、家でも妙に親切になったりして、私は「再構築していくしかないのかな」と思っていました。

でも最近、小1の娘が「パパと仲直りしたら？」って言うんです。

もちろん、娘には“本当のこと”なんて話していません。仲良くしてるつもりの顔もしています。だけど、彼女がそんなことを言うたびに、私は心の奥がぐしゃぐしゃになっていくのを感じます。

「娘のために許したい」と「娘がいるから許せない」が心の中でぐるぐる回って、正直、もう何が正しいのか、わからなくなりました。
私の気持ち、ちゃんと見てもらえますか？

タロット鑑定

まどかさん、丁寧に心の奥を言葉にしてくださって、ありがとうございます。

まず、あなたの中には「母親として」と「女性として」の感情がはっきり存在していて、その両方がぶつかっている状態ですね。それでは、カードを通して深く視ていきましょう。

夫の本心：ソードのナイト・逆位置

このカードは、勢いだけで突っ走る人物の“危うさ”を象徴します。
ご主人は、浮気の件について「終わった」と言っているものの、それは“表面的な終わり”にすぎず、自分自身の感情や責任には深く向き合えていません。

再構築の言葉も、どこか「場を収めるため」の発言で、本質的な反省や対話の意志はやや希薄。心の整理ができていないまま、関係を曖昧に保とうとしているようです。

まどかさんの内面：カップの7・正位置

このカードは「選択肢に惑う心」「理想と現実の混乱」を表しています。
娘さんの存在があることで、あなたは“自分の感情を選び取れなくなっている”状態にありますね。

「家族を守るべき母」という役割と、「裏切られた妻」という本音。その狭間で、自分の“傷ついた気持ち”を置き去りにしてしまいそうになっていませんか。

今後の展開：審判・正位置

これは“再生”のカード。ただしそれは、ただ戻るのではなく、“目を逸らさずに向き合う”ことで初めて得られる再出発です。

まどかさんが、本当の意味で「夫と向き合い、再構築するか」「関係を終わらせるか」を選べるタイミングが、これから訪れます。

鍵は、“娘のため”ではなく、“自分のため”に選ぶこと。
娘さんは、きっとあなたが自分を大切にしている姿から、一番大事なことを学んでいきます。

あなたへのメッセージ

「子どものために仲直りしよう」
「母親だから我慢しなきゃ」

そんな“正しさ”に押しつぶされそうになっているあなたへ。
あなたが苦しいとき、娘さんもきっと感じ取っています。
大丈夫、あなたの涙も、怒りも、迷いも、全部あっていい。
感情を無理に消さなくていいんです。

まどかさんが自分を取り戻すことが、
やがてお子さんを守る“本当の強さ”になっていきます。

深呼吸できたときでかまいません。
自分の声に、そっと耳を澄ませてみてくださいね。

ご希望であれば、再度、無料であなたの気持ちに寄り添った鑑定をお届けします。
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