夫と同じ方向を向いていない気がして、ひとりぼっちに
ニックネーム:美咲 様
年齢:35歳
状況:タイミング法から人工授精にステップアップ中/治療歴1年半
あおい先生、はじめまして。
今日ご相談させていただくのは、「妊活中の夫婦の温度差」についてです。
私は今、不妊治療を始めて1年半ほどになります。
これまでタイミング法でうまくいかず、最近人工授精に進みました。
病院選びや通院のスケジュール管理、基礎体温の記録、サプリメントの調整――
すべて私がやっています。
「夫婦のことだから一緒に頑張りたい」と思って始めた治療なのに、
いつの間にか“私だけ”が突っ走っているような気がして。
夫は優しくて「頑張ってくれてありがとう」とは言ってくれます。
でも、本音を言えば――
もっと一緒に悩んでほしい、調べてほしい、向き合ってほしい。
そう思ってしまう自分がいます。
最近では、治療後にふたりで会話するのも苦しくなってきて、
夫が「気楽に考えよう」と言うたび、
「私は気楽にできないからこんなに苦しいのに」と思ってしまう。
このまま、ふたりの間に温度差が広がっていくのが怖いです。
私は、どうすればよいのでしょうか。
「私だけが頑張ってる気がする」――その孤独、抱えなくていい
美咲さん、率直なお気持ちを言葉にして届けてくださってありがとうございます。
「夫婦のことなのに、どうして私ひとりでこんなに苦しいんだろう」
その痛みを、妊活という長い旅の中で感じる方は、とても多くいらっしゃいます。
今回は、以下の3点にフォーカスして、タロットで読み解いてみました。
今のおふたりの感情の温度差
夫の本音と、向き合い方のヒント
美咲さんがこれから“自分らしく”妊活を続けていくには?
今のふたりの感情の状態:カップの6・逆位置
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カップの6・逆位置
このカードは「過去への執着」や「すれ違い」を表しています。
ふたりの間にはかつて“同じ方向を向いていた時間”が確かにあった。
けれど、今はその温度感に差が出始めているようです。
特に、美咲さんのほうが「責任感」「期待」「プレッシャー」を強く抱えている一方で、
ご主人は「なるようになる」という自然体の姿勢を貫こうとしているように視えます。
どちらが正しい・間違っているではなく、
“現実に対する向き合い方のちがい”が、孤独感の原因になっているのです。
彼の本音:ペンタクルのナイト・正位置
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ペンタクルのナイト・正位置
このカードが表すのは「誠実さ」と「不器用な愛情」です。
彼は、“わかっていないように見えて、実はちゃんと向き合おうとしている”様子が浮かびます。
ただ、彼のなかでは
「大丈夫だよ」「無理するなよ」という言葉が、
最大限の気遣いであり“支え”のつもりでもあるのです。
つまり、“行動より言葉に出す派”の彼にとって、サポートとは目に見えにくいもの。
でも、それがかえって孤独感を強くしてしまっている――そこにズレがあるようです。
どうすれば心のすれ違いを埋められる?:女教皇・正位置
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女教皇・正位置
女教皇は、「冷静な対話」「感情の整理」「精神的なつながり」を象徴します。
このカードが伝えてくれているのは、
“あなたが一方的に背負い込まないための対話”が必要だということ。
「もっとちゃんと手伝ってよ」と言うのではなく、
「私は今、どんな気持ちで毎日を過ごしてるのか」
「何がつらくて、何に救われるのか」――
そういった“心の奥”の部分を静かにシェアすることが、
ふたりの距離を縮めるきっかけになります。
“孤独を打ち明ける”ことは、ふたりをつなぐ力になる
妊活において、
「女性が主体にならざるを得ない現実」があるのは事実です。
でも、そのなかで“孤独に耐えること”が当たり前になってはいけないと思うのです。
あなたが、
「ひとりぼっちに感じてしまうほど頑張っている」
ということを、どうか軽く扱わないでくださいね。
妊活は、ふたりの人生の“延長線”であってほしい
子どもを望む気持ちがあるからこそ、
相手に「同じ温度でいてほしい」と願うのは当然のことです。
でも、それは「治療の大変さを共有する」というよりも、
**“私の気持ちを、あなたにも感じてほしい”**という願いに近いのではないでしょうか。
それが実現できたとき、
妊活は“つらい戦い”ではなく、“ふたりの選んだ未来”に変わっていきます。
ご希望があれば、
夫婦で気持ちをすり合わせるのに適したタイミング
治療をどう続けていくとよいかの未来展開
ご主人が“心を開く瞬間”の見え方
なども、無料DM鑑定でさらに深く見させていただきます。
どうか、あなたが自分の心を守りながら、
この先の時間も大切に進めますように。
いつでも寄り添っています。