火星の意味-西洋占星術

基本データ

・マーク:♂
・発達年齢域:36〜45歳
・公転周期:2年
・象徴:力、性欲、闘争心、ケガ、エネルギーの注力、行動、仕事、挑戦
・表す事柄:刃物、武器、事故、手術、火に関連すること
・関連する疾患:炎症、内出血、脳しんとう、熱病、発疹、鼻

 

 

品位

・ディグニティ(本来の座):牡羊座、蠍座
・デトリメント(損傷の座):牡牛座、天秤座
・イグザルテーション(高揚の座):山羊座
・フォール(下降の座):蟹座

 

 

基本的な性質

火星は行動力を武器にして、社会に自分を打ち出していく性質があります。個人天体を表す月、水星、金星から太陽期を境にして、外部に自分を出していくことで個人を象徴していきたいという欲求が現れ始めるのです。「積極的、否定的」という意味合いがあります。

 

勝利への欲求も表します。目的を勝ち取るためには火星のパワーが必要になっていきます。
社会天体と言われているのは火星と木星の2つです。火星は男性性の象徴とされ、金星とは対となります。金星の自分の好きなものや喜び、愛情を外部にエネルギーを発信することで獲得しようとします。

 

 

火星によってわかること

火星でわかることは、目的を達成するための行動方法です。
太陽期で自分の欲しい物や人生の目的がわかった後、36~45歳の間にそれらを獲得するための行動に移り始めます。周りの環境、他人との関わりによって個を打ち出していく時期でもあります。

 

火星は否定的な星とよく言われているため、「あまり良い星ではないのでは?」と時々勘違いしてしまう人がいます。「怒り」という感情が原動力になっているところもあるせいかもしれません。しかし否定するのは自分ではなく周りです。否定することで個人の意思を守る、打ち出していくことができます。

 

例えば人からの頼みをなかなか断れなかったり、周りに合わせて自分の意見を言えない場合、自分の個を抑圧していることになります。周りに合わせてばかりだと自分の欲求や目的を達成することはできません。

 

だから周りと対峙することになったとしても、自分の意見を曲げずに押し通してく、そんなパワーが火星です。欲望の塊であるという点では個人天体のようなものですが、それらを達成するためには社会との関わりを持つことが不可欠。個人天体と社会天体の橋渡し的な位置づけと言えるのかもしれません。太陽期で人生の目的を見つけ、土星というゴールに向かって火星と木星で動いていくようなイメージでしょうか。

 

人によっては火星が弱かったり12ハウスに隠れていたりして、うまく力を発揮できない場合があります。しかし私達は10天体という人格、役割で1人の人間。欠けている場合は、エネルギーをどこからか補完しなくてはいけなくなるのです。そこで起こるのが外部への投影です。

 

無意識に抑圧している火星のエネルギーが外からやってきた時、あなたは「災難にあった」と感じてしまうかもしれません。全てが火星の投影とは限りませんが、事故やトラブル、ケンカ、いじめのような形として表れるからです。投影されれば嫌でも向き合わなくてはならないので、結果として火星のエネルギーを昇華することができます。逃げれば逃げるほど別の形で追いかけてきます。

 

もともと火星のエネルギーを使うのが苦手な人は、定期的に発散する方法を作っていくといいでしょう。熱狂できる趣味を作る、スポーツ、ワイワイしている活気溢れる場所で騒ぐなどでもエネルギーを昇華できます。

 

火星期には誰にでも訪れる試練の期間があります。中年の危機と世間で呼ばれている時期です。世間では体力の衰えでとか、歳を取って考え方が変わってなどと言われていますが、これはトランジットのトランスサタニアンとの関わりから起こるものです。

 

冥王星スクエア、海王星スクエア、天王星オポジションと自分自身ではどうすることもできない不可抗力な力によって人生に揺さぶりをかけられ、自分自身と嫌でも向き合うことになります。これらの力によって、自分の心の奥底にある本当の目的や目標に向かって歩みを進めることができます。

 

人生の舵を自ら取らなくては激流に飲み込まれてしまうようなイメージです。自分を押し殺してきた人には非常に辛い時期になるかもしれません。

 

また火星は女性にとっては恋人、理想の男性を表します。欠けている自分を投影であり、一体になることで相手を取り込みたいという欲望があります。

 

私達が最初に触れる男性性は父親のため、似たような相手を選ぶことがあります。父親との関わりの中で無意識に抑圧している火星エネルギーがある場合、恋人との間でそれらを解消しようとすることもあります。たとえば父親DVを受けていた女性の場合、同じようにDVをする彼氏毎回付き合ったりします。恋人のパターンによって、自分の抑圧している火星エネルギーを知ることもできるのです。

 

 

プラスの影響面

・積極的である
・勇敢である
・リーダー気質
・情熱的である
・性的魅力がある
・精力的である

 

本来の座である牡羊座と蠍座が、高揚の座である山羊座に火星あると、親和性があるので天体本来の特性を発揮しやすくなります。牡羊座は目的や欲望に対するチャレンジ精神や冒険心、蠍座は目的のための相手へのパワーを表します。

 

 

マイナスの影響面

・攻撃的である
・怒りを抑圧する
・暴れる
・粗暴である
・我慢ができない

 

損傷の座である牡牛座と天秤座、下降の座である蟹座が火星にいるときは、天体の力が発揮しにくくなります。うまく外に自分を表現したり行動することができず、トラブルに巻き込まれることもあります。

 

 

 

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10天体

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アスペクト一覧

0度-コンジャクション(Conjunctuion)
45度=セミスクエア(Semisquare)
60度=セクスタイル(Sextile)
72度=クインタイル(Quintile)
90度=スクエア(Square)
120度=トライン(Trine)
150度=インコンジャクト(Inconjunct)
180度=オポジション(Opposition)

 

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