90度-西洋占星術 (ホロスコープ)

90度=スクエア(Square)

基本データ

・分類:メジャーアスペクト(ハード)
・意味:葛藤、困難
・分割数:4分割
・ハウス:3つ隣
・2区分(男女):違う
・3区分(行動形態):同じ
・4区分(元素):不調

オーブの取り方

・太陽、月を含む:±10度前後
・それ以外:±8度前後

スクエアは重要なアスペクトのため、コンジャクション同様にオーブを広く取ります。場合によっては±6〜8度で見ることもあります。

アスペクトの意味

ハードアスペクトの中でも特に有名なアスペクトがスクエアです。
従来の占星術では凶と位置付けられており、自分のホロスコープにあってほしくないアスペクトNo.1。噛み合う部分がほとんどないために相手が異質な存在にうつります。

3区分だけ同じでも逆に考え方の違いでますます『合わない』と感じます。不動宮なら頑固で譲れないし、柔軟宮ならお互いにその都度意見がバラバラになったり、活動宮なら勢いの強さで食い違いが起きますし。

解釈自体も非常にネガティブなものが多いですよね。しかし占星術家の松村潔先生がアスペクト解釈大辞典の中で『アスペクトに良い悪いはない』と断言しています。最近ではそのようにアスペクト には吉凶はないとう考えがドンドンと浸透しています。全ての物事には陰陽どちらもあります。マイナス面が強いということはそれと同等のエネルギーをもったプラス面も同時に存在しているのです。マイナスだけということは決してありえませんし、プラスだけということもありません。

スクエアが怖いイヤだと嫌っているだけでは振り回されるだけですから、『どうしたら人生の中でスクエアを活かせるのか』と考えをシフトしていく必要があります。

スクエアというのは同時に動くことができないんですよね。電気のスイッチのONとOFFをイメージしてみると分かりやすいかもしれませんが、どちらかが活性化していればもう片方が停止します。お互いの性質が違いすぎるで一緒に動くことができず、いつも見張られているような心理的な緊張感伴います。

突然のトラブルに遭ったりしやすいんですよ。いきなりもう片方の天体が横やりを入れるとか言われますが、油断してたらいきなりわき腹をドロップキックされる感じ。

同じような分野でも考え方がまるで違うから、『こうした方がいいよ!』と提示された方法が全然自分に合わない。だから無理難題に感じてしまうんです。しかもどちらも自分の意見を譲らないから葛藤になります。

そのためスクエアがたくさんあるととても辛そう、大変そうと感じるわけです。本人自身もとても辛いと思いますが。その分パワーはとてもあります。おそらくコンジャクションと同等、いやそれ以上に。

だからこそスクエアを乗り越えると強いです。人生の成功者と呼ばれる人々はたいていがスクエアもち。

とくに冥王星なんかとスクエアになると強烈。基本的にスクエアというのは重い天体に傾きやすい傾向にあります。
たとえばシーソーで体重100kgの冥王星くんと体重1kgの月さんが遊ぼうと思っても、動きませんよね。どうにか動かそうと思ってもどうにもできない。スクエアを乗り越えるというのは偏りがちのシーソーをバランスよく動かすことです。

困難が大きければ大きいほどに、得られる成果も大きいですよ。
気分はボス戦で戦っているような状態。試練が多いかもしれませんが、どんなアスペクトよりも人生を充実したものにできる可能性があるので果敢に挑戦していきましょう。

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アスペクト一覧

0度-コンジャクション(Conjunctuion)
45度=セミスクエア(Semisquare)
60度=セクスタイル(Sextile)
72度=クインタイル(Quintile)
90度=スクエア(Square)
120度=トライン(Trine)
150度=インコンジャクト(Inconjunct)
180度=オポジション(Opposition)

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