西洋占星術の基本アスペクトについて

西洋占星術を習っていくと、アスペクトで誰もが一度はつまずくことになるでしょう。
しかしこのアスペクトを理解すれば、より精度高くホロスコープを読むことができるようになります。
ここでは基本となるアスペクトの知識をご紹介していきます。

 

 

アスペクトとはなにか

カンタンに説明すると、天体もしくは感受点が作るある特別な角度のことをアスペクトといいます。
有名なルル・ラブさんの著書では座相とも記載されていますね。
この角度には意味があり、特別な影響を私たちに及ぼします。
アスペクトは行動やアクションの方向性を指し示しています。

 

例えばあなたが大きな丸いテーブルのあるレストランで女子会でもしたとしましょう。
その時にすでに誰かが1人座っていたとして、あなたはどこに座るでしょうか?

 

親しい人ならホッとして近くに座るかもしれませんし、苦手な人ならあまり目が合わないようなところに座るかもしれませんね。
この心理的なホッとする感じやモヤモヤする感じが、天体同士で起こっていると考えるとイメージしやすいかもしれません。

 

どちらにせよ、天体同士がアスペクトを取ると特別な力を発揮します。
ドラゴンボールでいうところのフュージョンみたいな感じでしょうか。
相手によって性質が弱まったり強まったり、特別な力を発揮したりするのです。

 

 

アスペクトのオーブ(許容範囲)について

この特別な角度ですが、いつでもキッカリ同じ角度というわけには流石にいきません。
多少ズレたとしても、影響は確実にあります。その許容範囲のことをオーブと呼びます。

 

オーブをどこまで取るかは占星術師によって違いがありますが、基本的に太陽や月といったライツはオーブを広く取る傾向にあります。
それだけ重要な天体ということですね。
アスペクトの種類によっても変えている人もいるので、色々と鑑定しながらオーブが何度までは影響があるそうだなと体感的に覚えていくといいでしょう。

 

具体的なオーブですが、天体やアスペクトによりますが±5度あたりで見ることが多いかもしれません。
ライツだと±8〜10度で見ることも。

 

±0度に近いことを『アスペクトがタイトである』といいます。
逆にオーブが広いことを『アスペクトがワイドである』といいます。
影響はタイトであるほど強まります。

 

 

アスペクトの種類

アスペクトの種類は多くありますが、大きく分けるとメジャーアスペクトとマイナーアスペクトの2つに分かれます。
メジャーアスペクトは特によく使われることが多く、読み解く上でも非常に重要な意味を持ちます。
マイナーアスペクトは重要度は高くありません。詳しく鑑定したいときに補足的に使う程度のことが多いです。
場合によっては、第1種、第2種、第3種類とわけることも。

 

またアスペクトはソフトアスペクトとハードアスペクトに分かれていて、従来の占星術ではソフトアスペクトは吉、ハードアスペクトは凶だといわれてきました。
後述しますが、真に受けて自分自身のホロスコープを良いとか悪いとか判断しないようにしていただきたいなと思っています。
ここでは代表的なアスペクトをまとめていきます。

 

コンジャクション:0度

アスペクトの中でも特に影響力が大きいのがコンジャクションです。天体同士が重なっている、人間で言えば同じイスに一緒に座っている感じです。
良くも悪くも強力で、使い方はあなた次第!コンジャクションでは天体の意味合いが強調されます。
上手く活用すればとても強いエネルギーを人生の中で使うことができるでしょう。

 

0度-コンジャクション(Conjunctuion)詳しくはコチラ

 

 

オポジション:180度(ややハードアスペクト)

コンジャクションの次に影響力の強いアスペクトです。緊張や対立の角度とされています。反発しながらも学び合って成長していけるような関係性です。常にプレッシャーがかかっているので正直疲れます。無理やり突き動かされている感じです。
このアスペクトは外部への自己主張にも関わっているので重要なアスペクトとなります。

 

180度-オポジション(Opposition)詳しくはコチラ

 

 

スクエア:90度(ハードアスペクト)

スクエアも影響力の強いアスペクトです。非常に悪いイメージのあるスクエアで、葛藤の角度とされています。困難や不安定さなどネガティブ要素が満載で、出生図にスクエアがたくさんある人は『生きるのが大変そうだな』と思われることも。シーソーのように活発化と停止を行ったり来たりするので、思考がとても忙しいかもしれません。
大きな成功を収めた人はスクエアを乗り越えた人、なんていわれるほどエネルギー量は膨大です。

 

90度-スクエア(Square)詳しくはコチラ

 

 

トライン:120度(ソフトアスペクト)

調和の角度とされており、とても良い意味で使われているので幸運のアスペクトとされています。何も努力しなくてもスムーズになんでもいってしまうので、このアスペクトは体感しにくいかもしれません。安定していて平和ではありますが、ぬるま湯にいつも浸かっているような状態なので、惰性に流されることも。

 

120度-トライン(Trine)詳しくはコチラ

 

 

セクスタイル:60度(ソフトアスペクト)

トラインと似たような調和を意味する角度です。トラインは無意識ですが、セクスタイルは努力や意識が必要になります。磨けば光る泥団子というところでしょうか。意識して使うことで発展していくので実感もしやすいでしょう。

 

60度-セクスタイル(Sextile)詳しくはコチラ

 

 

インコンジャクト:150度(ハードアスペクト)

クインカンクスとも呼ばれます。インコンジャクトはマイナーアスペクト扱いですが、影響力も大きいためにメジャーアスペクトとなりつつあります。調整を意味する角度で、全く要素の違う天体との関わりのを意識して折り合いをつけていく意味があります。中には病的なアスペクトだと説く人もいます。

 

150度-インコンジャクト(Inconjunct)詳しくはコチラ

 

 

ソフトだから良い?ハードだから悪い?

アスペクトを読み解く時に気をつけたいのが『ソフトアスペクトなら良い』『ハードアスペクトなら悪い』という偏った考えで読み解いていくことです。
確かに従来は吉凶の考え方が広く浸透していました。
しかしこの吉凶の考えを元に鑑定をすると、『自分はハードアスペクトばかりあってなんて不幸な人生なんだ』『この人はなんて可哀想な人なんだろう』なんて人生をジャッジしてしまうようなことになりかねません。

 

たしかにハードアスペクトは刺激が強いですし、困難や辛さを感じることも多いでしょう。
しかし、波に揉まれることで成長することで、結果として自分自身が望んだ大きな目標へと到達することも可能となるのです。
苦しんでいるからこそ、周りの気持ちを労わることもできます。
物事を乗り越えるタフさや忍耐強さも養われます。現状を打破したり、自分の殻を破るのはハードアスペクトの役目です。

 

ソフトアスペクトは平和で順調そうなイメージがありますが、それが本当にその人にとって良いことなのでしょうか?
ゲームでいえばモンスターが一匹も出ないまま、ひたすら歩き続けるだけの状態です。
たしかにのんびりしていますが、退屈で物足りなさを感じてしまうでしょう。
現状から抜け出せないので、枠に囚われてしまうかもしれません。

 

全ては陰陽一体です。どのように捉え、どのようにエネルギーを使いこなすかは自分次第です。
ホロスコープは自分をより活かすために使うべきですし、翻弄されて予言のように良い悪いと判断するべきものではありません。
ぜひアスペクトを使いこなし、人生をより実りのあるものにしてくださいね。

 

 

 

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アスペクト一覧

0度-コンジャクション(Conjunctuion)
45度=セミスクエア(Semisquare)
60度=セクスタイル(Sextile)
72度=クインタイル(Quintile)
90度=スクエア(Square)
120度=トライン(Trine)
150度=インコンジャクト(Inconjunct)
180度=オポジション(Opposition)

 

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