夫を“好きじゃない”だけじゃ離婚できない…その葛藤を占う

ニックネーム：里奈 様　性別：女性　年齢：37歳
あおい先生、初めてご相談させていただきます。

私は今、結婚して10年目になる夫と一緒に暮らしています。
子どもはいません。共働きで、生活はそれなりに安定しています。

でも、正直に言うと——
もう夫のことを“好き”という気持ちで見られなくなってしまいました。

浮気されたわけでも、暴言を吐かれたわけでもありません。
家事も最低限はやってくれるし、暴力なんてもちろん一切ない。
外から見たら「問題のない夫婦」に見えると思います。

でも、会話がない。
スキンシップももう何年もない。
お互いに相手に興味がないのが、空気のようにわかります。

一緒にいても心が満たされない。
なのに、「別れよう」とまではどうしても言えないんです。

“好きじゃない”という感情だけで、
私は離婚してもいいのでしょうか？

心のどこかで「このままじゃ人生終わっちゃう気がする」と思いながらも、
いざ離れるとなると、なぜかものすごく不安になる自分がいます。

このモヤモヤの正体が何なのか。
私はこれから、どう生きていくべきなのか。
タロットで教えていただけないでしょうか。

“壊れていない関係”を壊すのが、いちばん難しい

里奈様、ご相談を寄せていただきありがとうございます。
誰が見ても明らかな問題があるわけではない関係ほど、
「終わらせる理由」が自分でも見つけられず、
葛藤が深くなることが多いのです。

今回の鑑定では、
里奈様の“感情の変化”と“今後の選択肢”について、以下の3つの視点で見てまいります。

夫婦関係に対するあなたの本音

離婚を躊躇してしまう理由

この先に待つ未来の可能性

あなたの本音：カップの4・正位置

このカードは、「感情の停滞」「満たされなさ」「惰性での選択」を象徴しています。
夫婦という枠組みの中に、安定はある。
でも、心が求める温度やつながりは、もうそこには感じられない——
そんな里奈様の内面がそのまま映し出されています。

このままの毎日を「別に困っていないから」とやり過ごすこともできるけれど、
心はすでに“何か違う未来”を見つめ始めているようです。

離婚を躊躇する理由：ペンタクルの5・正位置

「ペンタクルの5」は、「失う恐怖」「孤立への不安」「経済的な心配」を表すカード。
愛がないわけじゃない、でも心が満たされない——
それでも「今あるものを失う怖さ」が、里奈様を踏みとどまらせているのです。

・生活の安定を失いたくない
・ひとりになるのが怖い
・周囲の目が気になる

そんな現実的な感情が、心の自由を止めている可能性があります。

未来の可能性：愚者・正位置

「愚者」は、“自由な選択”と“未知の可能性”を象徴するカードです。
そしてこのカードが未来に出たとき、
それは「あなたが今、自由になろうとしているサイン」として現れます。

離婚＝不幸、ではありません。
“何かを終わらせること”は、“何かを始めること”でもあります。
恐れよりも、自分の人生を自分で選ぶ喜びに目を向けていいのです。

「離婚するかしないか」よりも、「自分を大切にしているか」

結婚生活を続けることも、離れることも、 どちらにも正解も間違いもありません。
ただ大切なのは、「このままの毎日が、あなたの望む未来に繋がっているかどうか」です。
今はまだ“決断”のときではなくても、
「心の声を無視しないこと」が、なにより大切です。

「好きじゃない」で、十分に理由になる

あなたが感じている“好きじゃない”という感覚は、 れっきとした感情のサインです。
誰かを傷つけたわけでもないのに、
“離婚を望む私は悪いのかも”と自分を責めてしまう必要はありません。

その気持ちに「正当な理由」を求めなくていい。
「今の私が、幸せかどうか」——
それだけを軸に考えてもいいのです。

また迷ったときは、いつでも声をかけてくださいね。
必要であれば「夫との関係が今後どう変わっていくか」や
「離婚後の人生」「新しいご縁」についても占わせていただきます。

無料DM鑑定も受け付けておりますので、ひとりで悩みすぎず、
心が疲れたときは、どうか頼ってください。

あなたの心に、やさしい風が吹きますように。
心から応援しています。