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独身のメリット５つ

テレビをつければ結婚式場や結婚情報誌のＣＭが流れたりと「結婚=幸せ」というポジティブな情報が盛んに発信されていますが、その波に逆らうかのように、結婚せず独身のままでいいという独身主義の男女が増えているのも事実です。
結婚して家庭を持ち子供が生まれてからが、本当の一人前の大人だと言われたり、男性の場合には、独身のままだと出世に響くとまで言われることもありますが、独身にもかなり大きなメリットがあります。

自分の稼ぎは好きなように使える

結婚すると自分が一生懸命稼いだ給料でも、夫婦の共有財産と見なされますので、何か大きな買い物をする場合には、夫婦の話し合いの元で決めるようにしないと、夫婦関係がギクシャクすることもあります。
その点独身の場合では、自分の給料はある意味丸ごと自分のお小遣いとして使えますし、広い部屋に住まなくてもワンルームの安い部屋住まいなら、そうお金もかからずしっかりと預金することだって可能です。
特にお金のかかる趣味がある人なら、月に数万円の小遣いで生活し、さらに家族からの冷たい視線を受けながら趣味に打ち込むことにもなります。
そう考えると、思う存分仕事のストレスを趣味で解消させるには、独身生活が一番気楽だと感じますね。

自由に恋愛できる

結婚したまま恋愛しようとすると、実際に行動に移してしまえば「浮気」になってしまいます。
独身なら不倫恋愛でない限り自由な恋愛が楽しめますし、女性ホルモンの分泌が盛んになることで、お肌だってホルモンのおかげでツルツルの潤い肌になることも。
女は死ぬまで女という言葉があるように、恋愛のドキドキ感は美容液以上の効果を与えてくれます。

自分の時間を自由に使える

せっかくの休日なのに、夫のお尻を叩きながら炊事・洗濯をこなし、子供の世話までするお母さん。
そんな姿もステキですが、一旦結婚してしまうと今まで通り自分の時間を作ることができない上、作れたとしても一日２～３時間というごくわずかなもので、飲み会や遊びにもなかなか出かけられないなど、時間的にも制約されてしまいます。
独身なら当日飲み会に誘われても即返事ができますし、夫のご機嫌取りをしてまでコソコソと出かけるという、心理的な罪悪感もありません。

義実家の親や親戚に悩まされない

日本では結婚家同士のものという感覚が未だにありますので、結婚すると義実家ができ、義父・義母・義兄弟（姉妹）といった風に、家族が一気に増えていきます。
夫にとっては良い両親・兄弟でも、妻にとっても良い親かというと全くの別の物で、夫の前では優しい母親が、嫁に対しては冷たい対応をされたり、嫁いびりというストレス発散の道具にされてしまうことも・・・。
義親や親戚に気を使いながら生活するより、ひとりの方が気楽というのは確かに頷ける話でもあります。

自分の心配だけなので気楽

結婚をすると、夫や子供の生活の心配や、人生をまっすぐなものにするのが生きがいになったりと、自分の事より夫や子供の事が人生のメインになってしまうことがあります。
懸命に子育てや夫に尽くし、ようやく子供を育て上げ夫が定年したと思ったら、自分には何も残っていなかったというパターンもあります。
老後に入ると若い頃よりも視野がせまくなっているので、なかなか新しい趣味を作ることもできず燃え尽き症候群のような老年を送るより、自分の好きなように生き、自分の人生の心配だけなので、ある意味気楽です。

おわりに

結婚にもメリットはありますが、性分的にどうしても他人と一緒に生活できなかったり、結婚して夫や子供の人生に束縛されて生きられないなど、独身を選択した方にもそれぞれのメリットがあります。
どちらにしても向き・不向きがありますので、自分の向いている生き方を選択できるように、しっかりとライフプランを考えておきましょう。