マッチングアプリで出会った彼と会う約束をしたのに音信不通に…

ニックネーム：kana
性別：女性
年齢：29歳
はじめまして。kanaと申します。
このたびは、どうしても気になってしまう恋愛のご相談でご連絡させていただきました。

彼とはマッチングアプリで知り合い、１回だけお会いしました。
お互いに人見知り気味ではありましたが、会っている時間はとても穏やかで楽しく、帰り際に「次も会おう」と言ってくれて、LINEでも次に会う約束をしました。

それが、ちょうど一週間後の週末だったのですが——
その約束の日が近づいてきた頃から、急に彼からの連絡が途絶えてしまいました。

最初は「忙しいのかな？」と思って待っていましたが、今は既読すらつかない状態です。
正直、突然のことで戸惑っていて、気持ちの整理もつかず……。

私自身、過去に好きになった人に突然音信不通にされて傷ついた経験があり、今回もまた同じようなことになるのかと怖くなっています。
1回会っただけですが、彼のことをもっと知っていきたいと思っていたので、とても残念で苦しい気持ちです。

彼はなぜ突然連絡をくれなくなったのか。
私に原因があったのか、もしくは何か事情があるのか。
そして、もう一度会える可能性があるのか……タロットで視ていただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

彼の心は今、葛藤の渦中にあるようです

kana様、はじめまして。
メッセージを拝見し、その戸惑いや不安なお気持ち、ひしひしと伝わってまいりました。
「またあのときのように」と心にブレーキをかけながらも、それでもなお彼のことを信じたいと思うkana様の優しさ、とても尊く感じました。

今回は、彼がなぜ連絡を絶ってしまったのか、そしてその背景にある感情について、タロットカードを通して視させていただきました。

まず出てきたのは《カップの5・正位置》。

このカードは「失望」「後悔」「心残り」といった感情を象徴しています。
彼の心には、今なお癒えきらない過去の痛みや、乗り越えきれていない別れの影があるように感じられます。

彼自身、kana様と会ったときに「この人なら」と感じる希望が一瞬灯ったものの、その期待が自分には重く感じられたのかもしれません。
誰かとまた親しくなることへの不安や、心の準備が整っていないまま、流れに身を任せて会ってみた——
けれど、いざ次に踏み出そうとしたとき、自分の中で抑え込んでいた怖さが顔を出してしまった。
そんな印象を受けます。

ですから、kana様に何か問題があったわけではないのです。
むしろ「この人は、ちゃんと向き合ってくれそう」と彼が感じたからこそ、余計に自分の準備不足に気づいてしまったのだと思います。

会えないまま終わるのか。それでも、可能性はまだ残っています

次に、おふたりの今後の可能性について占ってみました。

出たカードは《ペンタクルの騎士・逆位置》。

このカードは「停滞」「臆病」「行動の遅れ」を意味します。
彼の心の中ではまだ、kana様への印象が消えていません。
ただ、彼は「もう一歩踏み出す勇気」や「今の自分で大丈夫という自信」を持てずにいるようです。

連絡が来ないという現実は確かに辛いものですが、彼の中でkana様が「嫌な存在」になったわけではありません。
むしろ、誠実なkana様の印象が強く残っていて、「いま適当な気持ちで応えたら失礼だ」と彼自身がブレーキをかけているような印象です。

再び彼から連絡が来る可能性は、ゼロではありません。
ですが、それには少し時間が必要かもしれません。
彼自身が「恋愛をしてもいい」という心の余裕を取り戻すまで、そっと見守ってあげることが、今は大切かと思われます。

kana様は、何も間違っていません

1回会っただけとはいえ、期待していた分だけ、連絡が途絶えた痛みは大きいものです。
「また同じことの繰り返しでは」と思ってしまうのも無理はありません。

けれど、kana様が彼に対して抱いていた気持ちや、次に進もうとしていた姿勢は、何ひとつ間違っていませんでした。

大切なのは、「自分を否定しないこと」。

彼からの返事がなかったことは、kana様の価値を損なうものではありません。
むしろ、kana様がきちんと心を込めて人に向き合える人だからこそ、相手の事情に傷ついてしまったのです。

彼とまた会えるかどうかは、彼自身の心の回復にかかっています。
もし再び連絡が来たときには、そのときの彼の姿勢や言葉を、しっかりと見極めてくださいね。

そして、どんな未来を選ぶとしても、「kana様が大切にされる恋愛であること」が何より大切です。

もし、もう一度、彼と会いたい、彼の気持ちを引き寄せたい、という希望がありましたら、ご連絡くださいませ。

kana様の心が、また笑顔で満たされる日が来ることを、心より願っております。