5年付き合った彼を振ったのは私。でも後悔しています。

ニックネーム：Yuka 様 性別：女性 年齢：32歳
はじめまして。Yukaと申します。
今日は、ずっと心の中で燻っていた想いをどうしても見ていただきたくて、勇気を出してご連絡しました。

5年間付き合っていた彼と、去年の秋に別れました。
別れを切り出したのは私の方です。

理由は、結婚についての温度差でした。
私は30歳を過ぎて、将来を考えることが増えてきたのに、彼は「そのうちね」と言葉を濁し続けて。
焦る私に対して、のんびり構える彼に、次第に不安や苛立ちが募っていきました。

「もう、これ以上待てない」
そう言って、私は彼に別れを告げました。
彼は何も言わず、ただ静かに「わかった」とだけ言って、部屋を出て行きました。

最初の数ヶ月は「これでよかったんだ」と自分に言い聞かせていました。
でも、時間が経つほど、彼との日々がじわじわと胸に戻ってきます。

私の好きなものをちゃんと覚えていてくれたこと
何も言わなくても察してくれたこと
喧嘩しても、必ず最後には笑わせてくれたこと

結婚という“形”に囚われすぎて、一番大切なものを手放してしまったんじゃないかと、最近よく思います。

今、彼には新しい恋人がいるかどうかは分かりません。
SNSも一切見ないようにしていますが、正直、まだ彼が忘れられません。
また会いたい、ちゃんと向き合って話したいという気持ちが日に日に強くなっています。

自分から別れた立場で、こんなふうに未練がましい気持ちを持っていてもいいのか、戸惑いもありますが……
彼の気持ち、そして、もし可能なら復縁のチャンスがあるのかを、タロットで見ていただけませんでしょうか。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

彼の中にも、まだ消えていない思いがあるようです

Yuka様、こんにちは。
ご相談、丁寧に読ませていただきました。

5年という長い時間を共に過ごし、別れを選んだご自身の気持ち、その裏にあった苦しさや葛藤も、行間から伝わってまいりました。
「自分で選んだはずなのに、どうしてこんなに辛いのか」
その問いの中には、誠実に恋をしていた証がしっかりと刻まれているように思います。

今回は、彼の現在の気持ち、そしておふたりに復縁の可能性があるのかどうかを中心に、タロットで拝見させていただきました。

まず彼の気持ちとして出てきたカードは《カップの6・正位置》。

これは「過去の幸福な記憶」「懐かしさ」「穏やかな愛情」を意味するカードです。

彼の中には、Yuka様との5年間が“良い記憶”として残っているようです。
もちろん、突然別れを告げられた時の戸惑いや傷つきはあったと思います。
でも、時間が経った今は、その痛みよりも「一緒に過ごせた日々」の方を優しく思い返している。
そんな穏やかな気持ちが感じられました。

彼は決して、恨んだり責めたりしているわけではありません。
むしろ、「仕方なかったよな」と受け止めている雰囲気すらあります。
それは、Yuka様が当時、本気で悩み抜いて出した決断だったことを、彼なりに理解しているからかもしれません。

復縁の可能性は“ゼロではない”。でも、鍵を握るのは…

復縁の可能性について引いたカードは、《ソードのペイジ・逆位置》。

これは「誤解・すれ違い・慎重さ」を意味するカードです。

今の彼は、「もう一度やり直したい」という気持ちがゼロというわけではありません。
ですが、再び関わることに対して慎重になっているのも事実です。

それは、彼の中にある「また同じことになるんじゃないか」という不安や、「今度は本当に幸せになれるんだろうか？」という慎重な思いからきているようです。

つまり、可能性はあるけれど、そのためには“過去とは違う形で向き合える”という安心感を、彼が感じられることが必要なのです。

Yuka様が彼に会いたい、話したいと思っているように、彼の方にも「もしあの時、もう少しうまく話せていたら…」という後悔はあるようです。
だからこそ、言葉を選んで、自分の素直な気持ちを丁寧に伝えることができたなら、少しずつ道が開けてくる可能性はあります。

本当の想いを伝えられた時、もう一度、心が重なるかもしれません

大切なのは、「自分を責めすぎないこと」です。
あのときYuka様が別れを選んだのは、愛がなかったからではありません。
むしろ、将来を真剣に考えていたからこその決断だったのだと思います。

だから、今も彼を想う気持ちは、決して“未練”ではなく、“大切な人を失った痛み”です。
その気持ちに蓋をする必要はありません。

もし、もう一度、彼と会いたい、彼の気持ちを引き寄せたい、という希望がありましたら、ご連絡くださいませ。
今のYuka様だからこそできる行動、言葉の選び方を一緒に整えていくことができます。

復縁は“過去に戻る”ことではなく、“新しい形でやり直す”こと。
そのきっかけは、きっとYuka様の素直な心の声から始まります。

おふたりに、もう一度穏やかな日々が訪れることを、心より願っております。