「塩」は昔から神聖なものとして扱われてきました。
日本でも「お清めの塩」として、お相撲さんが試合の前に投げていたり、葬式の後に自分にふりかけたり、盛り塩といって一定の場所に塩を積み上げたり・・・意外と色々なところで古くから使われているのです。神聖なものというのは当然パワーを持っているものですので、おまじないに使うと非常に効果があるのです。
そこで今回は、塩を使ったおまじないをいくつか集めてみました。
一度塩を用意するだけですみ、様々なおまじないに使えますので、この機会にぜひご用意していただければと思います。
今回ご紹介するおまじないの中に、願い事とマッチしているものがあればぜひ試してみてくださいね。
その前に:塩はどんなものを用意すればいい?
おまじないに使う塩は家にあるようなものを適当に使うのではなく、おまじない専用に用意するようにしてください。
家庭にあるものはほとんどが料理塩であり、これはおまじないに適したものではないからです。
おまじないに使う塩は、「盛り塩用の塩」「お清めの塩」など、専用の神聖な塩を用意するようにしてください。
こうしたものはネットの通販でも購入することができます。スーパーなど店頭で購入する場合は、海の塩から作られている「粗塩」と書かれているものを選ぶようにしてください。
また、沖縄の塩で有名な「シママース」は、沖縄のきれいな海のパワーを存分に蓄えているのでおまじないで非常に強い効果を発揮してくれるのでオススメですよ。
やっぱり定番「塩まじない」
塩を使った定番中の定番のおまじないといえばやはり、その名も「塩まじない」です。
自分で願い事を決めておまじないをすることができますので、様々な願いを持つ方にオールマイティーに対応できること、そして何より効果を実感できたという方が非常に多いことから、口コミで有名になったおまじないです。
おまじないのやり方
◎用意するもの
水に流せる紙(ない場合はトイレットペーパーで代用)
ボールペン(にじむような水分量が多いものはNG)
塩1つまみ
ライター
◎手順
1.このおまじないはトイレで行いましょう。まず、水に流せる紙をしわがないよう丁寧に伸ばします。このとき、他の事を考えず、自分の叶えたい願い事のことを頭に思い浮かべるようにしてください。
2.願い事を否定形にしてボールペンで書きます。例えば「好きな人と付き合いたい」という願い事であったとすれば、「好きな人と付き合わない」と書く・・・といった感じです。否定形にもよく注意し、「付き合『え』ない」ではなく「付き合『わ』ない」と書くのが重要です。前者は不可能を意味し、後者は否定形となっているのですが、1文字違うだけでかなり意味合いが変わってきますよね。
3.願い事を書いた紙の上に塩を1つまみのせて、包んだ状態でライターで火をつけます。灰が中に入っていくよう、トイレのふたを開けた状態でおまじないを行いましょう。灰がすべて落ちたら、トイレの水を流します。
◎注意点
【2.の願い事】を書く際には必ず否定形にしましょう。ここで否定形にせず願い事をそのまま書いてしまうと、その願い事はもう叶わなくなってしまいます。
このおまじないは、願い事を否定景にして書くことにより、「叶わないこと」をそのまま水に流し、逆説的に願い事が叶う状態に持っていくことができる効果があります。
いくらおまじないの手順だったとしても、願い事を逆の意味合いで書くのは悲しい気分になってしまいがちですが、できれば前向きな気持ちでおまじないを行いましょう。願い事が叶った後のことを考えると、自然とハッピーな気持ちにもなりますよ。
効果が強いおまじないですので、比較的早く効果が望めます。急ぎの願い事がある人にもおすすめです。
悲しい思い出にサヨナラ!「嫌なこと」を忘れられるおまじない
思い出すと悲しくつらい気持ちになるような思い出に苦しめられている人にぴったりのおまじないです。
失恋した後などにもぴったりですね。
嫌な思い出に頭を支配され、日常生活を行う上である程度支障をきたしているなど、思い出による弊害があるという方は、ぜひ試してみてください。
おまじないのやり方
◎用意するもの
塩1つかみ
櫛
◎手順
1.このおまじないは一人で、外で行いましょう。庭やベランダなどがよいです。また、人に見られないよう真夜中に行うようにしましょう。
2.塩を1つかみ持ち、目を瞑った状態で頭の上から自分に対して塩を振りかけます。
3.「悲しい思い出よ、塩に包まれて流れていって」と唱えます。
4.櫛で塩をこそぎ落とすつもりで、髪を梳きましょう。櫛でも違和感が取れないような場合は手櫛でもOKです。
このおまじないは、嫌な思い出を頭の中から振り落とすような効果があるので、嫌なことを忘れることができる効果があります。効果を実感できない場合は連日行ってもいいですが、思い出す回数が少なくなったなど効果を実感できるようになったら、おまじないを行う頻度を徐々に下げていってください。
魅力を高めよう!「女性らしい体つき」になるおまじない
女性らしい体つきになるだけで、ぐっと自分に自信がつきます。
「きれいでツヤがある肌」、「必要なところには丸みがあり、他の部位はすらっとした体」などは特に男性の心をしっかりと掴みます。
季節を問わず行えるおまじないですので、露出が多くなるような夏だけでなく、他の季節でも変わらずこのおまじないを行うことにより、1年を通して魅力的な女性になっていただけたらと思います。
おまじないのやり方
◎用意するもの
塩1つかみ
◎手順
1.浴槽にお湯を溜めます。普段はシャワー派だという方も、このおまじないを行うときは必ず浴槽に入るようにしてくださいね。
2.お湯を溜め終わったら、塩を1つかみお湯の中に入れ、塩が全体に行きわたるようにかき混ぜます。
3.後は普段通りの入浴でOKです。ただ、湯船につかる時間はいつもよりも少し長めになるよう意識してください。
◎注意点
このおまじないを行った後は、必ずお湯を捨て浴槽を洗いましょう。
塩が浴槽そのものをいためてしまう可能性があります。また、おまじないの観点からも、前回のおまじないの塩が残ったままであるのは好ましくありません。
このおまじないは、塩を使い体を清めることにより、あなたが本来持っている美しさを呼び起こし、女性らしい体つきやその魅力を最大限に引き出すことができる効果があります。
また、塩を使った入浴は、美肌・血行促進などおまじないだけでなく実際の美容効果も高いですので、かなりオススメです。毎日行わずとも週1回程度のスパンで続けていくようにしたいものですね。
おわりに
全く違った観点から、塩を使った3つのおまじないを紹介させていただきました。
塩が強いパワーを持つからこそ、多くの人の願いを叶えることができるような様々な使い方を隠し持っていることが分かりますね。
簡単に手に入れることができるアイテムだからこそ身近なおまじないのように思えますが、そのパワーの強さなどをしっかりと頭に入れておまじないを行っていただけたらと思います。
とはいえ、効果の強いおまじないばかりですので、このまとめに目を通し、おまじないを行いたい意思をしっかりと固めたのであれば、ぜひ試してみてくださいね。