「ただの役員会だったはずなのに、今は彼を待ってしまう」
ニックネーム:まどか様 性別:女性 年齢:36歳
はじめまして、まどかと申します。
誰にも言えないので、ここでだけは正直に打ち明けさせてください。
私には夫がいて、小学3年生になる娘がいます。
家庭は、外から見れば「ふつう」だと思います。
でも、自分の中で「妻」や「母」という役割だけでは、何かが足りないと感じるようになっていました。
そんな時、PTAで同じ役員になったお父さんと関わるようになりました。
最初は連絡のやり取り、資料作り、イベント準備など、ただのチームワークでした。
でもある日、打ち上げの帰り道に彼から手を握られた瞬間、心のどこかが壊れたような気がしました。
「こんなこと、してはいけない」
何度も思いました。
けれど今は、月に数回だけ重ねる逢瀬を、心の支えにしてしまっています。
彼も家庭があります。私も母親です。
でも、子どもを通じてまた学校で顔を合わせるたびに、抑えていた感情が揺れます。
彼はこの関係をどう思っているのでしょうか?
終わらせるべきでしょうか?それとも、何か未来があるのでしょうか。
私の気持ちはどこへ向ければいいのか、教えていただけたらと思います。
「彼の気持ちは“現実逃避”と“逃げ道”の狭間にある」
まどか様、ご相談ありがとうございます。
「間違っている」と分かっていながらも、心が動いてしまう。
そしてそれが、日常の空白を埋めてしまっている。
そんな状況に、ご自身でも混乱されているのだと思います。
今回のご相談では、
・彼の本音と、あなたに抱いている気持ち
・この関係の今後と、変化の可能性
・あなたの人生にとっての意味
これらを中心に、霊視とタロットを使って視させていただきました。
「彼にとって“あなた”は、現実から心を休ませる場所」
彼の現在の気持ちを示すカードには【カップの4・正位置】が出ました。
これは「日常の倦怠」「刺激のない生活」「感情の迷子」といった意味を持ちます。
彼は、家庭での自分に少しずつ疲れていたようです。
子育てや家計、パートナーとの会話のすれ違いなど、心がどこか空っぽだった。
そんな中、同じ温度で話せるまどか様に出会い、“自分を保てる場所”と感じたようです。
それは決して軽い気持ちではありません。
ただ、彼は“この関係を進める気”は薄いようです。
今の距離感、今のままの時間が「ちょうどいい」と思っている。
裏を返せば、“変化を望んでいない”ということでもあります。
「まどか様自身の中に、まだ触れていない本音があります」
霊視の中で感じたのは、「彼を求めている」というよりも、
“誰かに求められた自分”に救われている――そんな感覚でした。
まどか様は、ご自身でも気づかないうちに、
「妻」「母」「PTA役員」など、“肩書きの自分”だけを生きてきたのではないでしょうか。
そんな日々の中で、「ただの私」を見つめてくれる存在が現れた。
それが彼だったのです。
つまり、本当に必要としているのは「彼との未来」ではなく、
「もう一度、“自分”を生きられる実感」かもしれません。
「この関係をどうするか」よりも、「自分をどう扱うか」
未来に向けたカードでは【ソードの2・正位置】が出ました。
これは“決断の先延ばし”を意味するカードです。
このままにしておけば、自然に関係がフェードアウトする可能性も高くあります。
でも、それは「解決」ではなく「誤魔化し」に近い。
まどか様の中でこの関係を、
一線を越えてしまったこと
自分を必要とされて嬉しかったこと
家庭という現実に戻っていく葛藤
すべてを“なかったこと”にしてしまうのは、苦しいことだと思います。
今まさに必要なのは、彼の気持ちを待つことではなく、
**「私はこれから、どんな女性で生きていくか」**という視点なのです。
「“選ばれる”のではなく、“選ぶ側”に立つために」
この恋に、正解も不正解もありません。
ただ、まどか様がこの経験をどう意味づけるかで、未来はまったく違うものになります。
彼が選んでくれるのを待ち続けるより、
まどか様自身が「私の人生に、この人は必要かどうか」を静かに選び取る。
それが、人生を取り戻す第一歩になります。
もし今、揺れる気持ちを抱えたまま次の一手が分からない、
でも「自分らしい人生を生き直したい」と思っているなら――
どうぞご連絡くださいませ。
あなたが“母”でも“妻”でもない、「ただの自分」として未来を描けるよう、
丁寧に視させていただきます。