優しくされるたびに、期待してしまう自分が恥ずかしい
ニックネーム:Rika 様 性別:女性 年齢:30歳
はじめまして、Rikaと申します。
ずっと心の中にしまってきたことなのですが、どうにも整理がつかなくて……。
誰にも言えないままモヤモヤしていたので、思い切って相談させていただきます。
彼とは職場の同僚で、たまに同じチームになることがあります。
といっても、業務上の会話が多いだけで、特別仲が良いわけでもありません。
ただ、彼は本当に誰にでも優しい人で、困っていたら自然に手を差し伸べてくれたり、私が落ち込んでいるときも「大丈夫?」って声をかけてくれたりするんです。
そのたびに、「もしかして、私にだけ特別なのかな?」と期待してしまう自分がいます。
でも同時に、「いやいや、誰にでもそうなんでしょ」「自意識過剰じゃないの?」と、自分を責めてしまいます。
彼は、私のことを少しでも意識してくれているのでしょうか?
それとも、ただの“親切な同僚”として接しているだけ?
優しくされるたびに心が浮かんで落ちる、この繰り返しが辛くなってきてしまって…。
このままでは、勝手に期待して勝手に傷ついて、片思いが嫌いになってしまいそうです。
彼の気持ち、そしてこの関係に進展の可能性があるのか、タロットで詳しく視ていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
彼の優しさは“演技”ではないけれど、“特別”とは言い切れない段階
Rika様、こんにちは。
誰にも言えない“期待”と“自己嫌悪”の入り混じった気持ち、とても丁寧に伝わってきました。
優しくされた瞬間に「もしかして」と思う心は、誰にでもある感情です。
それが繰り返されると、「私はただの勘違い女なのかな」と自分を責めてしまう。
片思いは本当に、心を忙しくさせますよね。
今回は彼の気持ちを深く読み解くために、3つの視点からタロットを展開いたしました。
彼がRika様をどう見ているか(表層意識)
なぜ優しく接するのか、その背景にあるもの(無意識の行動パターン)
今後の関係の可能性(未来の展望)
【1】彼の表層意識《ペンタクルの6・正位置》
このカードは、「親切心」「対等な関係」「気配り」を象徴します。
彼は、Rika様を“気になる存在”としては認識しているようです。
ただ、それは「好き」というよりも、「なんとなく放っておけない」「接しやすい人」という印象が近いかもしれません。
彼にとって、Rika様との関係は“心地よい距離感”で保たれていて、そこに無理や意図はあまりないようです。
だからこそ、彼の言動には“特別感”と“他の人にもしている普通の優しさ”が混在しているのでしょう。
【2】彼の無意識の行動パターン《ソードの7・逆位置》
このカードは、「本音を隠している」「誤解を生みやすい態度」を示します。
彼自身、自分が与えている“期待させるような行動”に無自覚なところがあります。
過去に、彼は「誰にでも優しい」がゆえに、人間関係でトラブルや誤解を招いた経験があるかもしれません。
そのため、今は無意識的に“どこか距離を残した優しさ”で接している部分があるようです。
つまり、Rika様に優しくしていること自体は自然な感情からの行動ですが、「特別な意味は持たせないようにしよう」とブレーキをかけている節もあります。
【3】今後の可能性《カップの2・正位置》
このカードは、「対等な関係性の始まり」「心の交流」「恋愛の芽生え」を象徴する非常にポジティブなカードです。
おふたりの間には、“恋愛感情が育つ可能性”があります。
ただし、それは“彼から突然告白される”という形ではなく、“日々のやり取りの中で少しずつ関係が深まっていく”流れです。
彼がブレーキをかけているのは、「誰かに誤解されたくない」「真剣さを疑われたくない」から。
逆に言えば、“Rika様が軽いノリで近づいてきたら距離を置く”ような慎重さも持ち合わせているのです。
“恥ずかしい”の正体は、あなたの優しさと誠実さ
「優しくされて期待するなんて、自分が恥ずかしい」
そう思ってしまうのは、Rika様が本気で人を好きになる人だからです。
自分の感情に責任を持とうとしているからこそ、期待するたびにブレーキをかけ、傷つくことを恐れる。
その“恥ずかしさ”の奥には、深い誠実さと、相手を思いやる気持ちがあるのだと思います。
恋愛は、期待しないと始まりません。
だから、期待してしまう自分を責める必要はまったくありません。
この関係を進めたいなら、「少しの勇気」と「安心感の演出」を
彼との関係を進めていくためには、**「重くならない自己開示」**が大切です。
たとえば、「〇〇さんがいてくれると、何か安心するんです」
そんな一言で、彼の中に眠っていた感情が動き出すかもしれません。
もし、「どう言えば不自然じゃないか」「どのタイミングで話しかけたらいいか」など、次のステップに不安があれば、私が彼の性格や行動パターンに合わせた具体的な提案をいたします。
もし、彼との関係をもう少し前に進めたいと感じたら、どうぞご連絡くださいませ。
Rika様の繊細で真っ直ぐな想いが、ちゃんと届く形を一緒に整えてまいりましょう。