[浮気]「夫のスマホを見たい。でも見たら戻れない気がする」

相談者：千春さん（41歳・主婦・子ども2人）

あおい先生、はじめまして。
この歳になって「占い」に頼るとは思っていませんでした。
でも、誰にも言えない気持ちをどうしたらいいか分からなくて、先生に聞いてほしくなりました。

私は今、夫のスマホを見たいと思っています。
でもそれが「本当にしていいことなのか」分からなくて、踏み出せずにいます。

きっかけは、ある日の夕方。
夫が帰宅してスマホをキッチンカウンターに置いたとき、通知音が鳴りました。
何気なく目を向けると、表示されていたのはLINEの「○○ちゃん」という女性の名前。
咄嗟に視線をそらしましたが、それからというもの、夫のスマホが気になって仕方ありません。

・ロック画面の通知が表示されなくなった
・お風呂場にまでスマホを持って行くようになった
・LINEの音に異常に敏感になっている

今までの夫にはなかった行動です。
浮気をしている…という確信はありません。
でも、“なにかある”という直感が拭えなくて。

スマホを見れば、答えは分かる。
けれどその瞬間、何かが壊れてしまいそうで怖いんです。

私は、夫の裏切りよりも、「自分が疑っていること」の方に傷ついてしまいそうで。
私が見ようとしているものは、真実なのか、それとも私の妄想なのか。

もう自分でもわからなくなっています。
先生、どうか視ていただけませんか。

「“見るべきかどうか”は、心の準備が整っているかどうか」

千春さん、ご相談をありがとうございます。
「スマホを見たい」…この言葉には、とても繊細な感情が込められていますね。

見れば白黒つく。
でも、見た瞬間から「今まで通りの自分」には戻れなくなる。

そう思ってしまうのは、千春さんが「心を守る理性」を持っている証でもあります。

今回は、タロットと霊視を用い、

ご主人の本心

現状の関係性

スマホを見るべきかどうか

この3点を深く視させていただきました。

1. 夫の本心｜
《カップの2・逆位置》

このカードは、「感情のすれ違い」「表面上の平穏」「偽りの親密さ」といった意味を持ちます。
つまり、今のご主人は“形の上では家族を守りつつも、心の重心が少し外へ向いている”状態。

霊視でも、「職場もしくは昔の知人女性との頻繁な連絡」が見えました。
浮気未満の関係かもしれませんが、千春さんにとっては十分に“裏切り”と感じるレベルです。

2. 今の関係性｜
《吊るされた男・正位置》

“我慢・自己犠牲・心の停滞”を象徴するカード。
今の千春さんは、疑いの感情を必死に飲み込みながらも、
「見て見ぬふり」をして日常を守っているように感じます。

この状態が続くと、心がゆっくりとすり減ってしまう危険性があります。
言葉にできない不安が、やがて怒りや拒絶へと形を変えてしまう前に、何らかの“確信”が必要です。

3. 見るべきか、見ないべきか｜
《女教皇・正位置》

このカードは、「直感・冷静・知性」を象徴します。
つまり、“感情”で突き動くのではなく、“観察力”と“準備”をもって行動する時期であることを示しています。

今の千春さんがすべきことは、「見るか見ないか」ではなく、
**「見たあと、自分がどうしたいかを想像しておくこと」**です。

・見ることで心が軽くなるのか
・それとも、さらに深く傷ついてしまうのか
・見たあとの自分を、どう支えるのか

この「シミュレーション」ができたとき、あなたの直感は正しいタイミングを教えてくれるはずです。

「見たい気持ち」は、心の叫びです

千春さん。
“見たい”という感情は、ただの好奇心ではありません。
それは「ちゃんと向き合ってよ」「私の不安を置き去りにしないで」という、
心からのSOSなんです。

そしてその感情を持つあなたは、
決して悪くありません。

「夫を疑っている自分がイヤ」
「信じたいのに、怖くて仕方ない」
そんなふうに思っている時点で、あなたはずっと愛を大切にしてきた人です。

“スマホを見るか”よりも大切な問い

最後に、1つだけお伝えしたいことがあります。

それは、
「スマホを見るかどうか」よりも、
**「この結婚を、どうしていきたいか」**という問いのほうが、ずっと大切だということ。

見ても、見なくても、
夫婦として話さなければいけないことは、きっと変わりません。

だからこそ、「見ることで未来が見える」準備ができたとき。
そのタイミングが“本当に見るべき日”なのだと思います。

千春さんの優しさが、きちんと報われる道を歩めますように。
私も、心から応援しています。

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