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不倫にはまった落ちた女性が陥りやすいジレンマ

テレビのワイドショーや雑誌、インターネットなどを見ていると「不倫」という言葉があちこちに出てきます。
不倫をテーマにしたドラマが高視聴率を得て、ドラマに影響されて不倫に憧れる人も少なくないとか。
これだけ不倫に関する話題が多いのは、実際に不倫をしている人の数が多いということかもしれません。
ドラマがテーマに取り上げるのも、実社会の一部を反映しているはずです。
自分は不倫をしていなくても、身近な知り合いが不倫をしている話を耳にすることもあるでしょう。

ドラマで観る限り、不倫は妻や夫にはない魅力的な相手とトキメキやメロメロになってしまうような愛情劇を繰り広げています。
しかし、実際に不倫をしている女性と話をしてみると、ときめいているのは不倫をスタートさせた後の僅かな期間だけで、その後はモヤモヤとジレンマを抱えている方が多いようです。

ここでは、不倫にはまった女性が陥りやすいジレンマについてお伝えしていきます。
(ここでの不倫ケースは、既婚男性に独身女性と仮定しています。)

罪悪感

稀に、不倫をしていることに全く罪悪感も後ろめたさも感じず、堂々と公に「不倫しているの」と公言する人もいますが、多くの方の場合、何よりジレンマに陥るのがこの罪悪感でしょう。
たとえ「罪悪感」とまではいかないにしても、何かしら「後ろめたさ」のようなジレンマを感じている方は多いのではないでしょうか。
例えば、会いたい時に会えない。互いの家を行き来出来ない。気軽に連絡取れない。
イベントを一緒に過ごせない・・・等。
私の知り合いの女性に、これまでの恋愛がすべて不倫だという人がいます。
彼女も公に出来ない陰の身である自分がもどかしく、かといって、彼に「どうにかして」と迫ったら二人の関係が終わってしまう気がする・・・。
もやもやしているのに、どうにも出来ない自分に気がつく時、「不倫をしている私が悪いのだから」と罪悪感に似た感情を抱き、そして、その罪悪感によって、「不倫だから仕方がないんだ」とモヤモヤを納得させているのではないでしょうか。

独占欲

「自分だけのものに出来ない人」だと解った上ではじめた不倫関係。
はじめは「割り切った関係にしよう」と思っていても、何度か会う度に本気で惹かれ、愛情も湧いてくる。
こうなると、誰だって「もっと会いたい」「声を聞きたい」「すぐに会いたい」「彼とずっと一緒にいたい」という独占欲が生まれます。
しかし、不倫の場合、こんな独占したいという欲求は、中々彼にも言えず、一人でモヤモヤを抱えている方は多いです。
もっと会えないことも、聞きたい時に声が聞けないことも、会いたい時に会えない事も、彼は別の人とずっと一緒にいることも・・・全部わかってはじめた不倫。
独占欲をまる出しにしてしまったら、もしかしたら彼に嫌われてしまうかもしれない・・二人の関係は終わってしまうかもしれない・・・だから我慢するしかない。
自分の中から自然とわいてくる感情や欲求を抑えるのって、しんどいし、ジレンマですよね。

不安

不倫相手との関係が順調で、しあわせな時間を過ごしている時でも、不倫をしている人の頭の片隅には「不安」という二文字が離れないようです。
二人の関係が「不倫」のまま一生続くと信じて疑わない方は殆どいないでしょう。
これから先、自分はどうなるのだろう。彼との関係はどうなるのだろう。
不倫を続けながら歳を重ねた時、不倫を終わらせる時、略奪して彼と結ばれる時・・・
考えられる全ての結果を想像しては、不安がつきまといます。
不倫は、安心や安定という言葉とは対極の関係なのかもしれませんね。

覚悟

不倫は、社会的には「いけないこと」とされています。
当人同士がいくら「純愛」「運命の出会い」だと言っていたとしても、ハタから見たら不倫は不倫です。
人によっては冷たい視線を送るでしょう。
男性の場合、職場に不倫がばれたら社会的信用をなくし、出世にも影響することがあると言われています。
社会的にはタブーとされる不倫。
その不倫に足を踏み入れてしまった方は、不倫関係が長く続けば続くほど、不倫には覚悟が必要なんだと身にしみるといいます。
不倫を続けていくにも、終わらせるにも、略奪するにも・・・覚悟が必要です。
そこには、誰から何を言われても貫く覚悟が必要。
その覚悟が出来るかどうか・・・一人ジレンマに陥ることは多いのではないでしょうか。

孤独

ジレンマを抱えて苦しい時、モヤモヤして落ち着かない時、一般的な恋人同士であれば、彼と一緒に過ごして、お互いを感じることで癒されます。
しかし、そんな時に一緒に側にいれない時、強烈に「孤独」を感じるといいます。
言葉に出来ない孤独感は、不倫をしている方にとっては辛いものです。
孤独を癒せるものを他で探すけれど、結局癒せるものは見つからない・・・ともいいます。
私の知り合いで、不倫をしている友人は、その孤独感を埋めるために他の男性と恋愛をしようと試みたといいます。
しかし、他の男性と過ごす自分が虚しく、より孤独を感じたと話した言葉が印象的です。

刺激

人目を逃れ続ける不倫は、ある意味刺激的です。
公に出来ない分、それは二人だけの秘密。
バレるんじゃないかというハラハラした気持ちは刺激となり、それを二人で共有しているという事実が、二人をより密接にしてくれます。
不倫を辞められないという方の多くが、知らないうちにこの刺激に魅了されているのかもしれません。
不倫をしていた人が、なんの障害もない普通の恋愛をすると、どこか物足りなさを感じることがあるようです。
それは、刺激が足りないからかもしれませんね。
不安定になりがちな不倫ですが、不安定であること、それ自体が刺激的なのかもしれません。

いかがでしたか?
不倫をしている方の中には、ネガティブな感情を一切抱かず、ただただ不倫を楽しんでいる方もいるようです。
しかし、多くの方が先にお伝えしたようなジレンマと戦いながら不倫を続けているのではないでしょうか。
あなたはいかがですか?
最後に、私の友人が言っていた言葉をお伝えします。
「不倫は自分との戦い」だと

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