夢占い-着物の夢の意味は?昔から大切にしてきたものを表す?隠された暗示やメッセージ

着物の夢について

着物といえば、日本に古くから伝わる由緒正しい服装です。男性もの・女性もの、それぞれの良さがありますし、見ていても飽きることがない独特の美しさがあります。

日本人に生まれたのであれば一度は実際に着たことがあるのではないでしょうか。

結婚式や成人式などの晴れ舞台や、お正月などのおめでたい日には着物を着ている女性を見かけることも多いですよね。洋服とは違う独特の雰囲気を目の当たりにすると、心なしかうきうきした気持ちも湧いてくるものです。

着物の夢は夢占いにおいて、あなたや他者が隠し持っている「昔から大切にしてきたもの」を暗示しています。

着物が日本の古くからの伝統であり、大切に守ってきた文化であるのと同じように、あなたや周りが昔から大切にしてきたものが今どのような状態にあるのかということを示しているのです。

大切にしてきたものを蔑ろにしてしまうと、あなたや周りが傷ついてしまうような出来事へと発展してしまうことが多いです。

そうならないよう、この夢と夢占いを通して何が起こるかをあらかじめ把握しておき、トラブルを未然に防いだりすぐに対応できるようにしておきましょう。

着物のアイテム


着物はただ羽織ればいいだけではなく、帯を付けたりなどの装飾をすることによって良さをぐっと引き立てることができます。

一つのアイテムの要素だけで着物が成り立つというわけではなく、様々なアイテムを複合的に使うことによって良さを引き立てることができるので、着物はとても奥が深い世界を隠し持っているのです。

着物には様々なアイテムがありますので、そこから導き出される夢占いの持つ意味も多種多様です。

その中でも特にメッセージ性の強い3つを以下にまとめました。

青い着物の夢

青い着物は目に映えますし、鮮やかさが肌のきれいさを引き立たせてくれるカラーでもあります。

寒色系ということで多少の季節は選んでしまうものの、色合いや他のアイテムとの組み合わせにさえ気をつかえば、使いやすい色の着物となってくれることも多いです。

そんな青い着物の夢は夢占いにおいて、「真実を見つめ続ける冷静さ」を表しています。

冴えわたった青色のように、あなたの心にはいつも冷静さが宿っています。

そのおかげで様々なことに気づくことができる客観的な視点感情に流され過ぎてしまうことのない落ち着きを、忘れずに保つことができているのです。この冷静さは様々な場面であなたを救ってくれることとなりますので、いつまでも持ち続けたいものですね。

帯の夢

着物の帯は、時として着物よりも重要性が高い場合もあるくらい、実はかなりの存在感を持っているアイテムなのです。

いくら着物を地味なものにしたとしても帯を派手なものにすれば全体的な空気を引き締めることができますし、逆に着物を派手なものにしたとしても帯を地味にすれば目立ちすぎることもありません。

帯次第で着物の印象はガラッと変えることができるのです。

そんな帯の夢は夢占いにおいて、「その場をまとめることができるリーダーシップ性」を表しています。

全体の空気をガラッと変えることができる帯のように、あなたも周囲の空気をどんなふうにでも左右することができる影響力を持っているのです。

自分が人にどのような影響を与えるかを考えながら行動すれば、あなたは自分が今いる場をよりよいものに変えていくことができますよ。

浴衣

本来、着物と浴衣は似て非なるものなのですが、ここでは同列として扱わせていただきますね。夏の風物詩である浴衣は、やはり女性が着ると可愛さや綺麗さをぐっと引き立たせてくれますよね。

可憐な雰囲気を演出することもできますし、夏祭りの女性の浴衣姿にどきっときたことがある男性も少なくありません。また、男性が着る浴衣も普段とは違う落ち着きを垣間見せることができるため、男を上げるアイテムの一つともなってくれます。

浴衣の夢は夢占いにおいて、「爽やかな雰囲気を感じさせる清楚さ」を表しています。

心根に清楚さを持ち続けている人は、どんなに毎日疲れ果てるような日々を送っていたとしても、どこかに爽やかさを持ち続けることができます。

その清涼さは人々の心を清らかにし潤してくれるため、あなたの周りにはそのような癒しを求めてやってくる人も少なくありません。自分の魅力をぜひ覚えておきましょう。

着物を着つけしてもらう夢

着物を一人で着ることができないという人は意外と多いです。自分一人で着ようとすると着物がよれてしまったり、うまく帯を結ぶことができなかったり・・・といった悲しいトラブルが生まれてしまうことが多いからです。

着物を誰かに着付けしてもらうということは様々な場所で頻繁で行われていることであるため、あまり恥ずかしいことではありませんし、そういった夢を見るのもまた不自然なことではないのです。

着物を着つけしてもらう夢は夢占いにおいて、他者が昔から大切にしてきたものを伝授してもらい、自分のものとすることになるという暗示です。

あなたの周りの人が昔から抱いてきたポリシーや自分ならではの生き方を、あなたを信頼しているからこそ教えてくれて、それをあなたは自分のものとすることになります。

あなたは他者の生き様を蔑ろにするのではなく、その人そのものを尊重することができるよう、他者が教えてくれたことを自分のものとして吸収しなければいけません。

誰かがあなたに何かを教えてくれようとしたときには、それを受け流すのではなく誠心誠意でしっかりと聞くようにしましょう。

着物を着た人の夢(特に男性)


洋服を着た人に比べて、着物を着た人が持つ雰囲気というのは、やはり独特のものがありますよね。

現代では主流となっている洋服を着るのではなく、今この時代にあえての着物を着るという、時代に逆らうような心意気や自分を曲げないという信念を感じさせられます。

また、着物を着ることによって生じる落ち着いた雰囲気なども相まって、現代の一般人とはまた違う魅力を垣間見ることもできます。

そんな着物を着た人の夢は、他者が昔からずっと大切にしていたものをあなたが目の当たりにすることになるということを表しています。

あなたが昔からずっと大切にしてきた信念があるのと同じように、他の人にも同じように大切にしてきたものがあります。自分だけの信念を大事にするのではなく、他の人の信念も同じように尊重してあげたいものですね。

また、特に着物を着た人が男性だった場合は、昔からずっと大切にしていた信念を持った男性に惹かれることを示しており、新しい恋の予感も夢占いの結果として現れています。

男性が大事にしてきた信念をしっかりと聞いてあげてそれを理解することによって、あなたたちの仲は深まり、恋仲に発展することもあります。

もし今恋愛を求めているような状況であれば、男性が心を開いて自分の信念を話してくれた時にはしっかりと耳を傾けてあげましょう。

着物を買う夢

着物の値段はピンキリですが、普通の洋服を買うよりかはどうしても値が張ってしまいますし、高価なお買い物になってしまうことがほとんどです。

そのため、最近では着物をレンタルで済ませる人の方が多く、成人式でもレンタルで借りて一度着たら返す・・・といった形式が一般的になりつつあります。

着物にこだわりがあるという人は買って自分のものとしてコレクションにしている人もいたりしますし、着物を買う人を実際に店などで見かけたことがある方も多いかとは思います。

着物を買う夢は夢占いにおいて、あなたが今まで大切にしてきたものに対し時間やお金をかけてあげるべきタイミングであるということを示しています。

ポリシーを守るためには、時としてお金や時間などの労力をかけてあげることが必要になるときがあります。

「綺麗になりたい」などのこだわりがある人などは特に、その心意気だけでポリシーを守り続けていくことは難しいですし、時間やお金を投資することによってそのポリシーを守り続けることができますよね。

この夢を見た時は、そうしたお金や時間の投資を惜しまないようにしましょう。「もしかして無駄になるのでは・・・?」と不安になる方もいらっしゃるかと思いますが、自分のポリシーを守り続けるためにも、悩まずに心から労力をかけてあげるようにしましょう。そのことこそが、後のあなたを輝かせてくれます

着物を売る夢

 着物を売る夢は、夢占いにおいて、自分の大切にしてきたものや価値観の変化を象徴していると考えられます。

着物は日本の伝統的な衣服であり、長い間大切にされてきたものです。それを売るという行為は、過去の自分や古い価値観からの解放を意味することがあります。

この夢は、あなたが新しい生活スタイルや新しい価値観を受け入れる準備ができていることを示しているかもしれません。

また、過去の自分を手放すことで、新たな自己発見や成長の機会が生まれることを表している可能性もあります。 夢の中で着物を売ることに抵抗がある場合、それは過去への未練や変化への恐れを示しているかもしれません。

一方で、着物を売ることに対して積極的であれば、自分の人生における新しい章に向かって前進していることを意味しています。

着物を洗う夢

 着物を洗う夢は、夢占いにおいて、自己浄化や心のリフレッシュを象徴しています。

着物を洗うという行為は、過去の執着やネガティブな感情からの解放を意味し、心の中の清潔さや新鮮さを取り戻すことを示唆しているかもしれません。

夢の中で着物を丁寧に洗う場合、あなたが自分自身の内面に向き合い、精神的な浄化を図っていることを表しています。

これは、心の中の不要なものを取り除き、新しい自分を迎え入れる準備ができていることを示している可能性があります。

一方で、着物を洗うことに苦労する夢を見た場合、それは自分の感情や過去の問題に対処することが難しいことを示しているかもしれません。

このような夢は、自分自身の内面に注意を向け、自己ケアの重要性を思い出させるメッセージとして受け取ることができます。

着物をもらう夢

 着物をもらう夢は、夢占いにおいて、新たな人間関係やチャンスの到来を象徴しています。

着物をもらうということは、人生における新しい始まりや贈り物を受け入れる準備ができていることを示している可能性が高いです。

夢の中で着物を喜んで受け取る場合、あなたが新しい人間関係や機会に対して開かれた心を持っていることを表しています。また、それによって自己成長や幸福感を感じることができるかもしれません。

一方で、着物をもらうことに消極的である夢を見た場合、それは新しい状況や人間関係に対する不安や抵抗感を示している可能性があります。

このような夢は、自分の感情や心の準備に注意を向ける必要があることを示唆しているのかもしれません。

着物をたたむ夢

 着物をたたむ夢は、夢占いにおいて、人生における整理整頓や準備の段階を象徴しています。

着物を丁寧にたたむ行為は、自分の内面や生活を整え、次のステップに備えることを意味している可能性があります。 夢の中で着物をきれいにたたむことができれば、あなたが自分の感情や状況をコントロールし、心の準備が整っていることを示しています。

また、新しい出来事や機会に向けて自分を整えることの重要性を意識しているかもしれません。

一方で、着物をうまくたためない夢を見た場合、それは人生における混乱や不安定さを表している可能性があります。

このような夢は、自分の感情や状況に対してもっと注意を払い、整理する必要があることを示唆しているかもしれません。

着物を捨てる夢

 着物を捨てる夢は、夢占いにおいて、過去の習慣や価値観の放棄、人生における変化の象徴として捉えられることがあります。

着物を捨てるのは、過去との決別や新たな自己の発見を意味する可能性があります。

夢の中で着物を積極的に捨てる場合、あなたが古い自分や過去の習慣から解放され、新しい人生の章を開く準備ができていることを示しています。また、自己成長や変化を受け入れる姿勢があることも表しているかもしれません。

一方で、着物を捨てることに躊躇する夢を見た場合、それは過去への未練や変化への抵抗感を示している可能性があります。

このような夢は、自分自身の内面に向き合い、古い価値観や習慣との対話を促すメッセージとして捉えることができます。

着物を選ぶ夢

 着物を選ぶ夢は、夢占いにおいて、自己表現や選択の自由、人生の方向性に関する意識を象徴しています。

着物を選ぶというのは、自分の個性や価値観を反映する決断を下すことを意味する可能性があります。

夢の中で着物を慎重に選ぶ場合、あなたが自己表現に対して意識的であり、自分の選択に自信を持っていることを示しています。また、人生の重要な決断を前にしていることを暗示しているかもしれません。

一方で、着物を選ぶことに迷いや不安を感じる夢を見た場合、それは現実生活における決断の難しさや自己表現に対する葛藤を表している可能性があります。

このような夢は、自分の価値観や目標についてより深く考えるきっかけとなるかもしれません。

着物で走る夢

 着物で走る夢は、夢占いにおいて、自由と制約の間での葛藤や、目標に向かって進む意欲を象徴していると考えられます。

一方で、着物は動きを制限することもあるため、走るという行為と組み合わされることで、内面の矛盾や葛藤を表している可能性もあります。

夢の中で着物を着て軽快に走ることができれば、あなたが自分の目標に向かって力強く進んでいることを示しています。また、伝統や礼儀を重んじつつも、自分の道を切り開く意志があることも暗示しているかもしれません。

一方で、着物で走ることに苦労する夢を見た場合、それは現実生活における制約や困難に直面していることを表している可能性があります。

このような夢は、自分の進むべき道や目標に対する再考を促すメッセージとして受け取ることができます。

この夢を見た時は、自分自身の進むべき道や目標に対する意識を高め、内面の葛藤や制約に向き合うことが大切です。夢が示すメッセージを受け入れ、自由と制約のバランスを見つけながら、目標に向かって前進することが重要です。

着物が着崩れする夢

 着物が着崩れる夢は、夢占いにおいて、昔から大切にしてきたものや価値観に対する不安や揺らぎを象徴していると考えられます。

着物が着崩れるという状況は、内面の不安定さや自己イメージの乱れを反映している可能性があります。

夢の中で自分の着物が着崩れてしまうことに気づく場合、あなたが自己イメージに対して不安を感じているか、大切にしてきた価値観や伝統に疑問を抱いていることを示しています。また、自分の感情や状況をうまくコントロールできていないと感じていることも暗示しているかもしれません。

一方で、他人の着物が着崩れている夢を見た場合、それは周囲の人々に対するあなたの認識や関係性に関連している可能性があります。

このような夢は、人間関係の問題や他者の評価に対するあなたの感情を反映しているのかもしれません。

成人式で着物を着る夢

 成人式で着物を着る夢は、夢占いにおいて、成長や自立、新しい人生の節目を象徴しています。

成人式は成人の門出を祝う行事であり、人生の新たなステージへの移行を意味します。この夢は、自分の成長や変化に対する意識を表している可能性があります。

夢の中で成人式で着物を着ている場合、あなたが自分自身の成長を認識し、新しい人生の節目に立っていることを示しています。また、伝統や家族との繋がりを大切にしながら、自立した大人としての自分を表現していることも暗示しているかもしれません。

一方で、着物を着ることに不安や緊張を感じる夢を見た場合、それは成人としての責任や新しい役割に対する不安を表している可能性があります。

このような夢は、自分の成長や自立に対する準備を再考する機会として捉えることができるでしょう。

結婚式で着物を着る夢

 結婚式で着物を着る夢は、夢占いにおいて、人生の新たな始まり、結びつき、または伝統とのつながりを象徴しています。

結婚式は人生の大切な節目であり、新しい関係の始まりを意味します。この夢は、自分の人生における大切な変化や新しい結びつきに対する意識を表している可能性があります。

夢の中で結婚式で着物を着ている場合、あなたが人生の新しい章を迎える準備ができていることを示しています。また、伝統や家族との絆を重視しながら、新しい関係や人生のステージに進むことを象徴しているかもしれません。

一方で、着物を着ることに不安や緊張を感じる夢を見た場合、それは新しい関係や人生の変化に対する不安や恐れを表している可能性があります。 夢が示すメッセージを受け入れ、自分自身の新しい人生のステージや関係に対する意識を高めることが大切です。

卒業式で着物を着る夢

 卒業式で着物を着る夢は、夢占いにおいて、成長や達成、そして新しいスタートの象徴とされます。

卒業式は一つの学びの終わりと新しい人生の始まりを意味する重要なイベントです。この夢は、自己成長や達成感、そして新たな道への期待を表している可能性があります。

夢の中で卒業式で着物を着ている場合、あなたが自分の努力や成長を認め、新しいステージに向かって前進する準備ができていることを示しています。また、伝統や文化を重んじながら、新しい人生の節目を迎えることを象徴しているかもしれません。

一方で、着物を着ることに不安や緊張を感じる夢を見た場合、それは新しいステージへの移行や変化に対する不安や恐れを表している可能性があります。

このような夢は、自分の思考を整理するきっかけとなるかもしれません。

まとめ

ほとんどの人にとって着物は日常的に着るものではなく、何かしらのイベントなど特別な時に着るものというイメージが強いかと思います。

そのため着物の夢を見た時には、その夢の非日常さから「何かのメッセージが隠された夢なんだろう」とぴんときたことでしょう。

その直感の通り「昔からずっと大切にしてきたもの」というあなたにとっても他者にとっても重要な意味合いが込められた夢となっていますので、夢から読み解けるメッセージを大切にし、今後の身の振り方に役立てていただければと思います。

また、この夢をきっかけに、着物に対しての興味も深めていただけたらと思います。着物の世界は奥が深いですので、着物のことを知るにつれ、夢自体に隠されたメッセージが自ずと分かってくることもあります。

夢をきっかけに何かを始めてみるというのは、実はとても面白いものですよ。

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