手紙の夢
今はパソコンや携帯を使った「メール」が文章のコミュニケーションの主流となっていますが、それまでの長い間は全世界の人々が文章を使ったコミュニケーションとして「手紙」を使っていました。
手紙は風化しない限りいつまでも読み返すことができるので、いつの時代の人であったとしても書いた人の想いに触れることができる手紙には多くのロマンがありますよね。
手軽だからと言って私たちはついついメールという手段に走りがちですが、手で文字を書き想いを伝える手紙には、他のツールにはない独特の良さがあります。
そんな手紙の夢は夢占いにおいて、手紙を書いた人の「思い」が反映されたものとなっています。あなたが手紙を書いた場合であればあなたの想いを自分自身でもう一度理解することができますし、他の人が書いた手紙であれば他の人の想いに触れることもできるのです。
想いというのは心の奥にありますので、見た目では見破ることができなかったり、自分自身でも分からないという場合が多いです。
だからこそ夢の中でその想いを感じることができるのは、その後のあなたの身の振り方や周囲との人間関係において、重要な手掛かりとなってくれます。夢占いの結果はしっかりと受け止め、参考にするようにしてください。
手紙を書く夢(特に、好きな人に書く場合)
手紙を書くことによりあなたは自分の想いを文字にして残せますし、その書いた手紙を他の人に渡すことによって他の人に自分の気持ちを理解してもらえます。
つまり、手紙を書くということは、心の中にあり形を成していない思いを、誰の目に見ても明らかなように形にして残すということでもあるのです。
手紙を書く夢を見た場合は、誰にどんな内容のものを書いたのかということをよく覚えておきましょう。
手紙を書く夢は夢占いにおいて、あなたが誰に対してどんな気持ちを抱いているかということを具体的に表した夢となっています。
想いというのは自分自身では客観的に感じることができず、誰にどんな思いを抱いているかが自分自身でもあやふやになってしまうことも多いですが、この夢を通し、しっかりと自覚することができますね。
手紙の内容により感謝、恋、怒り・・・など様々な感情が現れる夢となることが多いですが、どんな場合であったとしてもしっかりと受け止めましょう。
また、好きな人に手紙を書く夢を見た場合は、あなたが好きな人に対してどんな恋愛感情を抱いているかを冷静に判断することができます。
相手のことを思いやっていないただ伝えたいだけの一方的なラブレターを書いていたという場合は、自分の気持ちにある程度のストッパーをかけるようにしましょう。自己中心的な愛情は相手があなたに嫌悪感を抱く原因にすらなりかねません。
逆に、相手のことを考えつつ、「もし迷惑でなければ自分の気持ちを知ってほしい」という控えめな手紙を書いていたという場合は、謙虚な姿勢を忘れない恋をしているということでもありますので、今のまま相手のことを想い続けられるようにしましょう。
手紙を渡す夢
自分の想いを書いた手紙を人に渡すということは、その相手に対して自分の想いが知られてしまうこととイコールになりますので、書いた手紙の内容によっては非常に緊張してしまったり、覚悟してしまうことになります。
好きな気持ちを書いたラブレターなどは特に、相手の反応が気になってしまいどきどきしてしまいますよね。
手紙を渡す夢は、手紙を渡した相手に対し、手紙に書いた内容を伝えたいと思っていることを表しています。
ただ自分の心の中だけで思うだけでは足りなくなってしまい、相手に伝えてしまいたいと思うほど、あなたの気持ちは相手に対して強まっているのです。
相手への怒りの気持ちがこもった手紙などである場合はあなたの我慢の限界が来たことを表していますし、ラブレターである場合は相手への愛情がもう抑えきれなくなっていることを表している、ということなのです。
相手に伝えたいほどの強い気持ちをいつまでも自分の心の中だけで我慢し続けることは、精神的にあまりよくありません。
相手に伝えることへのリスクなど心配事もあるかとは思いますが、長い目で見て自分自身に負担をかけてしまわないためにも、この機会に思い切って想いを伝えてしまうことをオススメします。
たくさんの手紙の夢
たくさんの手紙があるということは、それを書いた人の労力が計り知れないものだったということを示しています。
書けば書くほど腕は疲れてきますし、文章構成を考えなければいけないので頭もかなり使うことになります。そうだとしても、それを分かっててもなお、手紙にして伝えたい思いがあったということですので、非常に強い思いですよね。
つまり、たくさんの手紙の夢は夢占いにおいて、その手紙を書いた人の想いが非常に強いということを表しています。
たくさんの手紙を書く夢であればあなたの想いがそれほど強いということですし、たくさんの手紙をもらう夢であれば夢の中でそれをくれた人の想いがそれほど強いのだということが表れています。ですのであなたの思いであろうと相手の思いであろうときちんと受け止め、それをどう対処していくかが重要になります。
自分の想いが強かったことが分かったのであれば、その想いをどう相手に伝えていくかを考えなければなりません。強すぎる思いを一気に相手に伝えると「自分では受け取りきることができない」と相手に引かれかねません。ですので、控えめに少しずつ小出しにして相手にアピールしていく必要があるのです。
また、相手の思いが強かったことが分かったのであれば、これからその相手に対してどう接していくかを考える必要があります。相手の気持ちが嬉しい場合は受け止める覚悟もしなければなりません。
相手の気持ちが重かったり迷惑だと感じる場合は、相手に対して徐々に距離を取っていく必要があります。
手紙を読む夢
手紙を読むと、書いたその人の気持ちが分かりますし、どういう経緯で自分に手紙を書いてくれようと思ったのだろう、と書いたその人の背景にも興味を抱くきっかけにもなります。
手紙を読む夢ということは、あなた自身が手紙を書いたのではなく、他人が書いた手紙を見ているということです。この夢は自分の想いを投影した夢ではなく、他人の想いを感じ取っている夢だということが分かりますね。
手紙を読む夢は、あなたが他の人の気持ちを無意識に感じ取っていることを表しています。
周囲の人の行動を見ているうちにその人がしたい行動がわかったり、表情を見ただけで何を考えているかがふっと分かる瞬間というのは、皆さんも一度は経験したことがあると思います。
この夢はそうした経験と同じで、あなたが周囲の人と接する中で、その人の気持ちを無意識に理解しており、それが夢という形で表出されているのです。
この夢を通して初めてあなたは相手の感情を理解していたことを自覚することができ、相手が何を考えていたかについて意識するきっかけになったと思います。
他の人の気持ちが分かるということは、知らなくてよかった周囲の負の感情を知るきっかけになることも多いため、心を痛めてしまう場合もあるでしょう。
だからこそ、相手にとっての「地雷」を知り避けることができるため、トラブルを回避することができる場合もあります。周りと平和に接していくためにも、この夢を通して周囲の感情を理解しておきましょう。
手紙をもらう・渡される夢
手紙をもらうと、その手紙の中には何が書かれているのだろう?という内容も気になりますし、どういう理由で手紙を書いてくれたのだろう?とその意図も気になることと思います。
自分が人に手紙を書く理由や内容とイコールというわけではありませんし、わくわくもしますし、ある意味で緊張もしてしまいますよね。
でも労力を考慮したうえでも手紙を書いてくれたその気持ちは、やはりうれしく感じることでしょう。
手紙をもらう・渡される夢は夢占いにおいて、近いうちに夢の中で手紙を渡された相手から思いを伝えられることを暗示しています。
あなたは無意識のうちに相手に強い感情を向けられていることを察知しています。いつの日か相手にそれを直接伝えられるだろうということも、心のどこかで覚悟しているのです。
とはいえそれも無意識下のうちですので、この夢を見たことによりそれを自覚することになるわけですので、びっくりしたかとは思います。
相手もあなたに意を決して想いを伝えてきてくれるわけです。相手があなたに伝えるのがどんな感情であったとしても、あなたもまた真摯に向かい受け止めてあげるようにしてください。
手紙の封筒の夢
手紙の封筒は、相手に手紙を無事に届けるために保護する役割もありますし、相手の住所を書くために必要なので「届けるための手がかり」のような役割も担っています。手紙を書く便せんと同じくらい大切なアイテムでもあるわけです。
そんな手紙の封筒の夢は夢占いにおいて、あなたが人に思いを伝えようとするときに心の壁を作り過ぎてしまっていることを暗示しています。
あなたの胸の中に強い思いがあり、相手にそれを伝えようとしたとき、「相手にとって迷惑じゃないのか」「こんな気持ち受け止めてもらえない」「聞いてくれるだろうか」など様々な心配事が頭をよぎることがあると思います。
これは、あなたが自分が傷つかないために心の壁を作り、その鉄壁により自分の心を守ろうとして起こっていることなのです。
この心の壁を自分で取り払うことができなければ、無事に相手に気持ちを伝えることができません。
この夢を見たのであれば、ポジティブな気持ちを常に持つようにしていきましょう。心の壁が厚いままだとどうしてもマイナス思考になり、失敗した時のことを考える後ろ向きな気持ちになってしまいがちです。
ここで前向きな思考を持つことができれば、その曇った気持ちもだんだんと晴れていき、想いを伝えようとすることに対して肯定的になることができます。
心の壁を取り払い、無事に相手に思いを伝えるために頑張りましょう。
手紙を失くす夢
手紙を失う夢は、人間関係やコミュニケーションの問題、そして心の中に秘めた感情についての重要なメッセージを持っています。
手紙というのは、個人的な思いや情報が記されているため、これを失うことは自分や他人との大切なつながりに何らかの障害が生じていることを示唆しています。 この夢は、自分の感情や思いをうまく表現できていない、または誰かからの重要なメッセージを見落としてしまっている可能性があります。
また、伝えたいけれど伝えられていない重要な感情や意見があることを示しており、それがストレスや不安を引き起こしていることを暗示しています。
これは、対人関係での誤解や、伝えるべきことを伝えられずにいることによる心理的な圧迫感を表している場合があります。
加えて、手紙を失う夢は、秘密やプライバシーに対する恐れや不安を象徴することもあります。個人的な情報や秘密が漏れることに対する心配や、他人によって個人の領域が侵害されることへの恐れが根底にあるかもしれません。この夢は、そうした不安を内面化している証拠とも取れます。
このような夢を見たときは、自分自身の感情やコミュニケーションのスタイルに注意を向けることが大切です。現実世界で未解決の感情や対人関係の問題がないか自己反省する良い機会かもしれません。
具体的には、日記をつける、信頼できる友人や家族との対話、場合によっては専門のカウンセリングを受けることも考慮に入れると良いでしょう。
手紙を捨てる夢
手紙を捨てる夢は、過去の記憶や古い感情、繋がりを手放すことを象徴している場合が多いです。
この夢は、人生の新たな段階に進む準備ができていることを示しており、古い束縛から解放されたいという願望が反映されていることもあります。 この夢は、過去に囚われることなく前に進むことの重要性を教えています。
手紙を捨てる行為は、心の中で未だに影響を与えている過去の出来事や人との関係を終わらせる意志の表れです。これには、古い恋愛関係、友人関係、または家族との複雑な繋がりなどが含まれるかもしれません。
また、この夢は自己表現の一形態としても解釈できます。
自分の内面にある重荷を外に出し、新しい自己を再発見するプロセスを表しているのです。手紙を捨てることで、自分自身に正直になり、自分にとって重要なものが何かを再評価する機会を得ることができます。
ファンレターを書く夢
ファンレターを書く夢は、尊敬や憧れの感情、創造的な表現の欲求を象徴しています。
この夢は、あなたが現実生活で感じている感謝や尊敬の気持ちが強く表れている証拠です。また、何らかの形でその感情を表現したいという内なる欲求が反映されています。
この夢は、人生におけるインスピレーションの源泉を教えてくれることもあります。ファンレターを書く行為は、通常、芸術家、著者、公人など、あなたに影響を与えたり、あなたが尊敬する人物に対して行われます。この夢が示しているのは、そのような人物から学び、触発を受けることへの渇望かもしれません。
また、ファンレターを書くことは、自己表現と自己実現の欲求を象徴する場合があります。自分自身の感情や考えを形にすることで、内面の充足感を得たいという願望が現れているのです。
この夢は、あなたが何か創造的な活動を始めるべきであるか、または既に始めている活動にもっと集中すべきであることを示唆しているかもしれません。
夢でファンレターを書く行為は、コミュニケーションの重要性も強調しています。この夢は、人とのつながりを大切にし、感謝の気持ちを伝えることの重要性を思い出させます。あなたが日頃から感謝を表現することで、より多くのポジティブな交流が生まれ、人間関係が向上する可能性があります。
手紙を盗まれる夢
手紙を盗まれる夢は、プライバシーや個人的な情報の侵害に対する恐れや不安を象徴しています。
この夢は、自分の内面や秘密が他人に暴露されることへの心配を反映しており、個人的な安全性や信頼関係に対する潜在的な脅威を感じている可能性があります。
この夢には、人間関係における信頼の問題が浮かび上がることもあります。誰かに大切な情報が漏れることによる裏切りや、友人や家族との間で信頼が損なわれることへの恐怖が心の中で作用しているかもしれません。
これは、現実世界での関係性の不安定さや、誰かを信じることの難しさを感じている証拠となり得ます。
また、この夢は自己防衛のメカニズムが働いていることを示している場合があります。自分の感情や考えを他人に理解されずに済むように、あえて心を閉ざしている状態かもしれません。この防衛は、過去の経験から来るもので、人と深く関わることで傷つくことを恐れていることを意味します。
心理的な側面では、この夢は内面の葛藤やジレンマを表していることがあります。何かを隠し通そうとする心理状態や、自分の真実を他人に受け入れられないかもしれないという恐怖が反映されています。この夢は、自己受容と他者からの受容の間でのバランスを見つける必要があることを教えてくれるかもしれません。
自分に向けて手紙を書く夢
自分に向けて手紙を書く夢は、自己反省や内省のプロセスを象徴しています。
この夢は、自分自身との対話を深め、内面の声に耳を傾けることの重要性を示しています。
また、自己認識や自己表現の欲求が強まっている時に見ることが多いです。 この夢は、自分自身に対するメッセージが何か重要なことを伝えている可能性があります。夢の中で手紙を書く行為は、現実の自分へのアドバイスや、未解決の感情、抑圧された願望の表出かもしれません。
この手紙には、自己成長に必要な洞察や解決策が含まれており、それを通じて自分自身をより深く理解する機会を提供しています。 また、自分に手紙を書く夢は、過去の自分や未来の自分にメッセージを送ることで、人生の重要な転機や変化に対する準備の表れとも考えられます。
過去の経験から学ぶことや、未来に対する期待と希望を形にすることで、現在の自分を励ますことができるのです。
手紙を読まない夢
手紙を読まない夢は、知られたくない情報や避けたい現実に直面することへの抵抗を象徴しています。
この夢は、あなたが意識的または無意識的に重要な情報や感情から目を背けている状態を反映している可能性があります。 この夢を見る時、しばしば内面の葛藤や不安が関与しています。手紙を読むことを避ける行為は、ある種の恐れや不安に対する防御反応かもしれません。
これは、現実のあなたが感情的な問題や対人関係の問題に直面するのを避けていることを示唆しています。また、重要な決断や変化を前にして、情報を無視することで一時的な安心を得ようとしている場合もあります。
また、手紙を読まない選択は、自己保護の意志の表れでもあります。これは特に、過去に痛みや失望を経験した後、再び傷つくことを恐れている場合によく見られます。自分を守るために、あえて情報をシャットアウトすることで、感情的な衝撃から身を守ろうとする心理が働いているのです。
まとめ
自分がどんな思いを抱いているのかということは意識しやすいですが、その想いの強さなどは自分でもなかなかわかりにくいものです。自分では弱いと思っていたはずの気持ちが実はとてつもなく強く激しい思いであることもありますし、もちろんその逆の場合もあります。
また、人の気持ちというものはなかなかはっきりと明確には理解しにくいものです。表向きとは違う感情を心の奥底で隠し持っているということはよくあることですし、だからこそ人と人とはすれ違ってしまうわけです。
この手紙の夢を見たのであれば、夢占いを元に、自分や他人の感情を深くしっかりと理解することができます。
思いの強さを再確認することもできますし、他人が抱いている感情へ汲んであげやすくもなるのです。そのため、対人関係も円滑にしていくことが可能になっていきます。
「想い」というのは非常にデリケートなものであるため、自分のものであっても他者のものであっても悩むことが多いかと思いますが、この夢占いのまとめがその手助けとなればと思っております。
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