ピアノの夢について
ピアノは誰しもが知っている非常に有名な楽器であり、その姿を見たことがある・その音を聞いたことがあることでしょう。
学校の音楽室には必ずといっていいほどありますし、習い事でピアノが弾けるようになった方や、家にピアノがあったから親しみを持っている楽器だという方もいるはず。
ほとんどの楽器が人によって身近さが異なりがちになる中で、ピアノは誰にとっても身近な楽器だと言える珍しい楽器の1つなのではないかと思います。
ピアノの夢は夢占いにおいて「複雑な感情・繊細な感情」を表しています。
ピアノは一音だけの響きだけではなく、複数の鍵盤を同時に押して和音を楽しむことができる楽器です。一音一音が折り重なることによって生まれる絶妙なハーモニーは聞く人の心を惹きつけるものです。
そんなピアノだからこそ、夢占いにピアノの姿が現れるときというのは、ピアノの音色のような複雑で繊細な感情を表しているのです。夢の中のピアノの音は、弾いている人の感情を表していますので、自分や他人の心の中に夢占いを通してぜひ触れてみましょう。
連弾でピアノを弾く夢
連弾は、ピアノ1つを二人で分け合って弾くことです。二台のピアノを二人それぞれで弾いて合わせるものは連弾ではなく二重奏になりますので注意しておきましょう。ここが大きな違いとなりますので、ピアノを誰かと一緒にひく夢を見たときにはピアノが何台あったかを思い出すと判断しやすいかと思います。
連弾は相手との息がぴったりでないとなかなか上手に演奏することができません。相手に対する信頼や理解の深さは連弾においては欠かせないものであるため、連弾は非常に難易度が高い奏法なのです。
連弾でピアノを弾く夢は夢占いにおいて、「他者とデリケートな気持ちを分かりあうことができている」ということを示しています。
あなたのデリケートな気持ちを分かってくれる相手こそ、夢の中であなたと連弾でピアノを弾いていた人ですので、その相手のことはよく覚えておきたいものですね。
人と気持ちを分かりあうということはなかなか難しいものです。繊細で複雑な気持ちであればあるほどその難易度は増しますので、夢の中であなたがいっしょにピアノを弾いていた相手というのは、あなたの心の奥深くまで理解してくれている人であるということです。
そうした間柄というのは、簡単に作り上げることができる訳ではありませんので、これからもぜひ大切に接していくようにしてくださいね。
ピアノの楽譜の夢
ピアノの楽譜は右手用と左手用に分かれているため、慣れていない方にとっては見方が分かりづらく感じてしまうこともあるのですが、慣れてみるととてもシンプルな作りとなっているので頭に入ってきやすいです。慣れている・いないという違いによって譜面に対する印象が変わってくるのも面白いポイントですよね。
ピアノの楽譜の夢を見たときには、楽譜の状態(きれいだったかそうでないか、古いものだったか新しいものだったか・・・など)や枚数をよく覚えておくようにしましょう。可能であれば曲名が分かると更に良いですね。
ピアノの楽譜の夢は夢占いにおいて、「あなたの心の中の状態」を表しています。楽譜がシミやしわがない綺麗な状態なのであれば、あなたの心の中は非常に穏やかで、また整理されているすっきりした状態です。
逆にシミやしわがあったりして、いってしまえば汚い状態なのであれば、あなたの心の中は今荒れていて、気持ちの整理もついていないパニック状態であるということです。
また、楽譜が古ければその状態がかなり長く続いていることを示しており、逆に新しいものであれば最近そのような状態になったということを示しています。
枚数はそうしたあなたの感情が心の中でどれだけの比率を占めているかということを示しています。
楽譜に曲名が書かれていた場合は、その曲調があなたの心の中を表していますので、実際にその曲を調べて聞いてみてください。喜びや楽しさを表しているような曲であれば問題はないのですが、悲壮感が伝わってくるような切ない曲だった場合は要注意です。
心の中の状態を知るということは、自分と向き合うということでもあります。
自分と向き合うことができている人は、これから先どんな場面になったとしても自分の扱い方を知っているので、トラブルにもうまく対応することができます。
どんなときも冷静沈着な対応を取ることができるように、楽譜の夢を通して己というものをしっかりと知っておきましょう。
他人のピアノを聞く夢
他の人が弾いているピアノが聞こえてくると、現実世界でもついつい耳を傾けてしまうという方も多いと思います。
はっきりと耳にダイレクトに入ってくるけれど、不快ではなくむしろ心地よいピアノの音色は私たちの心をしっかりと掴みますよね。
そのピアノの腕前にうっとりとすることもあれば、逆にお世辞にも上手だとは言えない音にいらっとしてしまったりと、これは夢によっても様々です。
こうした感想を抱くことができるのもこれが他者の演奏であるから、つまり第三者目線で聞くことができるからに他なりません。自分の演奏というのはどうしても客観的に聞くことができないので、同じような感想を抱くことは難しいのです。
他人のピアノを聞く夢は夢占いにおいて、あなたが近いうちに「他者の繊細な感情を知る機会に直面してしまう」ということを暗示しています。
人のデリケートな感情というのはなかなか簡単に触れることはできません。ですが偶然だったり、相手があなたに心を開いてくれるなどの理由で、相手の心の奥深くを知ることができる場合があるのです。
この夢を見たということは近いうちにあなたはそうした場面に直面することを示しています。
そして直面した時に抱く感想が「夢の中であなたが他者のピアノを聞いたときの感想」となります。
ポジティブな感想を抱いたときはあなたが他者のデリケートな感情を肯定的に受け入れることができますし、逆にネガティブな感想を抱いたときはあなたが他者の繊細な気持ちを受け入れることができないということです。
そのため、「自分は他の人のことを受け入れることができているんだな」とほっとすることもあれば、逆に場合によっては「他の人のことを受け入れられない狭量な人間なんだな・・・」と落ち込むこともあると思います。
ですが、人の本質に近いウェットで脆い部分だからこそ、受け入れられることもあれば、受け入られないこともあって当然ですので、受け入れられない自分を責めないようにしましょう。
もし人の弱さを受け入れられない自分が嫌だという方は、心の余裕を少しでも持つように心がけてみてくださいね。
ピアノの発表会の夢
ピアノを習ったことがある方であれば一度は発表会に出たという経験があることと思います。
今までの練習の成果を発揮する場所であり、またあなたのピアノの演奏を多くの人たちに一斉に聞いてもらうことができる場所・・・ピアノの演奏者としての経験を積むためには避けて通れない機会でもあるわけです。
だからこそ夢の中とはいってもかなり緊張もすると思いますが、その一方で達成感を得ることができるのもこの夢の嬉しいポイントでもありますね。起きた後にどこか爽快感が残り、実際にピアノに触れたくなったという方も多いのではないでしょうか?
ピアノの発表会の夢は夢占いにおいて、「あなたが心の中の複雑で繊細な気持ちを他の人に伝え、さらにそれを理解してもらうことができる」ということを示しています。
夢の中のピアノの発表会で多くの人があなたに耳を傾けてくれたように、あなたのデリケートな気持ちを勇気を出して他の人に伝えた時、他の人はそれを受け入れて理解してくれるのです。
自分の心の中でも特に扱い方が難しい部分だからこそ、それを伝えるのに非常に勇気がいることと思います。ですがこの夢を見たということはあなたの気持ちが必ず受け入れられるということでもありますので、ぜひ勇気を出して、「どんな自分も知ってほしい」と思うことができる相手にあなたの心のデリケートな部分を伝えてみてくださいね。
まとめ
ピアノの夢を見ると、ピアノが恋しくなってきたという方も多いと思います。
ピアノの夢を見た際には、実際にピアノを弾いてみたり、ピアノの音色とを聞くことによって、あなたの夢占いの結果がより良い方向に進むことになりますので、ぜひ試してみてくださいね。
家にあるピアノや楽器屋さんのピアノに触れてみたり、ピアノのCDを聞いてみるというのは意外と簡単に実行できることですので、すぐに行動に移してみましょう。
ピアノの夢が示している「複雑で繊細な感情」というのは、自分でも扱い方に困る時があることと思います。
落ち込みたくないような場面で落ち込んでしまったり、ちょっとしたことだと分かっているはずなのにどうしてもかっとなってしまったり・・・デリケートな感情だからこそどんな制御の仕方にすればいいかがわからず途方に暮れてしまうこともあるでしょう。
他者の感情の場合も同様です。むしろ当事者ではない分どこまで踏み込んでいいかがわからず戸惑うときも多いです。そんなときはこの夢占いのまとめを参考にして、今後の行動の指針にしていただければと思います。
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