運転する夢について
住んでいる地域の特性やライフスタイルにより、毎日車の運転をしているという方もいれば、逆に車を運転する機会なんてほとんどないという方もいらっしゃるかと思います。
ですが、運転をする夢を見るとなると現実世界での運転とは非常に異なり、秩序が存在していないことが多く、夢の中でハラハラするはめになったという方がほとんどです。普段は安全運転なはずなのに夢の中では荒々しい運転をしていた・・・と夢の中の自分の運転に衝撃を受ける方もいらっしゃいます。
夢占いにおいて運転する夢というのは、「コントロール」のことを表しています。
私たちは日々生活していく上で様々なことをコントロールしていかなければいけません。自分自身の感情が急に高ぶらないようにコントロールしなければいけないこともあれば、スムーズに物事を進めていくことができるように現状をコントロールしなければいけないこともあります。
運転をする夢の内容は、あなた自身が操らなければいけないものをうまくコントロールできているかどうかを表しています。そのため、運転が成功していればよい夢であり、逆に失敗しているようであれば縁起の悪い夢であり危険信号でもありますので注意しましょう。
運転をしていてブレーキを踏む夢
運転をする上で必要不可欠となるパーツである「ブレーキ」。これがなければ障害物が目の前に現れた時に泊まることができないため、そのまま大きな事故につながってしまうことさえあります。アクセルやハンドル、シートベルトだってもちろん大切ですが、ブレーキの存在もまた軽視してはいけません。
それは夢占いにおいても一緒です。
なぜなら、ブレーキは夢占いにおいて「抑制」を表しているからです。
思いつきで何かがしたくなってもぱっと思いとどまることができるのも、感情的になり対人トラブルに発生しないように気持ちを落ち着けることができるのも、あなた自身の心のどこかがしっかりと衝動を抑制できているからであり、この抑制が効かないとトラブルに巻き込まれてしまいます。
ですので、運転中にブレーキを踏む夢というのは、あなたが衝動的にならないように自分で自分を抑制できていることの表れです。無意識のうちにしっかりと我慢できた自分のことをほめてあげましょう。
ですが、「ブレーキを踏んだが効かなかった」「ブレーキを踏んだが事故になってしまった」など、ブレーキが本来の目的を果たせていない夢の場合は、これから自分が衝動的に動かないよう自分自身をしっかり律するようにしてください。
運転手がいる夢
自分が運転するのではなく、誰かが運転してくれる夢というのは、夢の中とはいえ車を運転するという重大な責任から逃れることができますので、気持ち的にも多少は楽になりますよね。
この場合、運転手が誰だったかということもよく覚えておくようにしましょう。また、その運転手の運転技術も重要なポイントだと考えておいてください。
運転手がいる夢は、あなたを理解してくれる存在の表れです。夢の中で運転手になってくれていた人は、あなたの心からの理解者です。あなたを深く理解しているからこそ、あなたが幸せに過ごしていけるよう、うまくコントロールしてくれている人なのです。
ですから夢の中で運転手だった相手のことはこれから大切にするよう心がけてください。苦手な人が運転手だったという場合も、これからは心を開いてみましょう。
また、運転手の運転技術はその人のあなたに対する理解度と関係しています。運転が上手であればあるほどあなたのことを深く理解してくれていますが、運転が下手だったという場合はまだまだ理解を深めていく必要があります。
自分をうまく律してくれる人が一人いるだけで、日々の生活は非常 に気楽になりますよ。ぜひ、相手に自分のことを深く知ってもらっておきましょう。
運転していて事故に遭う(ぶつけるなど)夢
運転していて事故に遭う夢は、その事故の程度に関係なく、精神的に大きな負担となってしまいます。夢であることが分かっていたとしても、ハラハラしてしまったり、後悔の念が押し寄せてきてしまうものです。
起きてから夢でよかったとほっとしつつ、「絶対正夢にしないようにしなきゃ!」と現実世界での自分の運転に対し、背筋が伸びる思いにもなることでしょう。
運転していて事故に遭う夢は、自分のことをうまくコントロールできていないことの表れです。急に感情的になってしまったり、「あれをしたい!」と急に何かに対する欲求を抑えきれなくなってしまうことはありませんか?
これをうまくコントロールすることができていないと、ひょんなところで思わぬトラブルにつながってしまいます。日々平和に暮らしていくことができるよう、自分をコントロールする訓練はしておくようにしましょう。
また、事故の程度はあなたの心のコントロールの程度とイコールになっています。ぶつける、こする程度の小さな事故であればあまり問題はないですので気を引き締めておくぐらいで構わないのですが、死亡事故や車が大破してしまうような夢である場合は大変危険です。自分自身をしっかりコントロールする覚悟と気合を身に着けておいてください。
運転していて怖い思いをする夢
日常生活における運転でも、怖い思いをしてしまうことはありますよね。単純に自分の注意不足が原因だという場合だけでなく、歩行者や車が急に突っ込んでくる場合もありますので、自分だけに非がある場合のみでもありません。
ですので、どんなときも気を引き締めて運転することが大切です。 夢の中で運転中怖い思いをしたのであれば、その原因は何かということもよく思い出してみましょう。
運転していて怖い思いをする夢というのは、あなたの心のコントロールが弱まっていることを表しています。
なぜコントロールが弱まっているかは「怖い思いをした原因」がカギとなっています。自分の注意不足が原因だという場合は、あなたの心の乱れが原因ですので、何事にも動じないどっしりとした心構えができるようにしましょう。
逆に、他者が原因であるという場合は、他人との関わりが深すぎることが原因ですので、自分の心を乱す存在とは距離を置くよう心がけてください。
居眠り運転をする夢
居眠り運転は、十分な睡眠時間を確保できないこと、そしてそれにより体に疲れがたまっていることから起こります。眠っている夢の中で居眠りをしてしまうというのはある意味変な気もしてしまいますが、「寝たらいけない・・・でも眠い・・・」という急な睡魔のときの独特の感じはとてもリアルに感じてしまうことでしょう。
もちろん、居眠り運転は現実世界では絶対にしないようにしてくださいね。
居眠り運転をする夢というのは、肉体的にも精神的にもかなりの疲れがたまっており、それにより抑制心も弱まっていることを表しています。疲れがたまるとどうしても、色んなことの隅々まで気が回らなくなってしまい、それが原因でトラブルに巻き込まれてしまうことも多いです。
自分に疲れがたまっていることをしっかりと自覚し、体を休め心を落ち着かせる時間を意識的に作るようにしてください。なかなか時間を確保できないようであれば、目をつむりじっとしているだけの時間を5分間だけでも作るとかなり効果的ですよ。
バスを運転する夢
バスを運転するということは、普通車や軽自動車よりも大きい車を運転することでもあり、またその分たくさんの人を乗せることにもなるため多くの人の命を一時的とはいえ預かることになります。ですので夢の中とはいえ責任重大な夢となりますよね。
また、バスの運転免許を持っていないにも関わらずこういう夢を見ることも多いため、現実世界ではしたことのない体験を夢の中でできることになり不思議な感覚になるという方も多いでしょう。
バスを運転する夢は、他者を統率できる能力が身についていることの表れです。多くの人をコントロールできているということの暗示でもあるため、多くの人を自分の後に続かせることも可能になっているのです。
この夢を見たのであれば、仕事で新しいプロジェクトのリーダーを買って出てみたり、と多くの人の前に立つ行動に対し積極的になってみることをオススメします。皆が自分の思うように動いてくれるため、仕事もはかどりよい結果を残すことができます。
夜に運転する夢
同じ道路を走ったとしても、夜に運転すると、昼間運転しているときとはまた違う印象を受けますよね。昼間は何とも思っていなかった場所を怖いと感じたり、昼間は気づけるような障害物に気づくことができずびっくりしてしまうこともあります。
夜の運転というのは、どうしても視界が暗く狭くなりがちなので、事故も起こりやすいです。
ですから夜に運転するときは、昼間運転するとき以上に、注意しておかなければなりません。
これは夢占いにおいても同じことが言えます。
夜に運転する夢は「現状のコントロールがきかなくなりつつある」ということを表しています。あなたは今、何とか現状をコントロールすることができており、ある程度自分のしたいように行動することができています。ですが、このままだと暗闇の中で運転するように視野が狭くなってしまい、将来を見通しづらくなってしまいます。
ですので、全部が自分の思い通りにはいかないんだということを再認識し、「自分の意思を突き通したいのであれば、今何をすべきか」ということを今一度考え直さなければなりません。
ですが、ライトをつければ夜でもしっかり運転することができるように、あなた自身がしっかりとした意思を持っていれば現状を思うままに変えていくことができますので、気を引き締めることを忘れないようにしてくださいね。
まとめ
車を運転することと、現状や感情をコントロールすることは少し似ています。どちらもある程度の予測を立て、危険がないかを確認しつつ、しっかりと周りに注意しておかなければならないからです。
ですから、夢の中の自分の運転に対する態度はそのまま現在の自分とリンクしているのだということを自覚し、気を引き締めて行動するようにしましょう。様々な可能性があることを理解して動くだけでも、現状におけるトラブルを防ぐことはできます。
車を運転できることは非常に便利なことではありますが、一歩間違うと思わぬトラブルに発展してしまう恐ろしさがあるのもまた事実です。自分や周りをコントロールできるということにおごりを持つのではなく、いつも謙虚な姿勢を忘れないようにしましょう。
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