日本人の平均婚姻率は、男性で平均31.1歳、女性で平均29.4歳と年々高齢化の波が進んでいます。
結婚願望が強く子供が欲しい女性にとって、「結婚願望」のない彼氏との恋愛は大きなリスク。今後の将来を左右する大問題です。
妊娠がしずらくなる35歳未満までには結婚・妊娠を済ませたいと感じている女性も多く、
「結婚なんかいつでもできる」
なんてのん気な彼氏との恋愛は、結婚したい女性にとって悩みの種でしかありません。
今の彼氏より気の合う人と出会う自信もないけど、付き合い続けるのも不安な気持ちを抱え続けるのは、精神的にもつらいもの。
結婚願望がない彼氏と付き合っていく不安と、今後どう接するべきなのか、一緒に考えていきましょう。
男性の結婚願望はいつ頃芽生える?
20代・30代男性の男性に「結婚願望」についてアンケート調査した結果、
今すぐ結婚したいと答えたのは、20代で平均25%。
30代では平均15%と結婚願望は減るものの、いつかは結婚したいと感じているのは、20代で平均63.2%、30代で65%という結果が出ています。
つまり、男性側も今すぐ結婚したいとは思わないものの
「いつかは結婚したい」
とは感じている訳です。
ただ・・・彼女が今すぐにでも結婚したいと感じているのに対し、
「結婚はまだ先の話」
「まだ遊んでいたい」
「もっと給料が上がらないと無理」
のように、いつまでも優柔不断な態度を取り続け、彼女が結婚を迫っても、のらりくらりと避けようとします。
結婚は人生の一大決心ですし、今の彼女と結婚して後悔しない?家庭を持って生活していけるのか?
男性は結婚に強いプレッシャーを感じるので、彼女が迫れば恋愛感情まで冷めてしまったりと、タイミングが悪ければ別れ話を切り出されてしまいます。
彼女の方が一刻も早く結婚したいと焦っても、
・結婚に魅力を感じていない
・プレッシャーを与え、おどすような彼女と結婚は無理
・結婚したいと感じさせる事もできないくせに、結婚とか迷惑すぎる
としか思われません。
年齢的なタイムリミットを考えると不安でしょうが、衝動的に結婚を迫るような失態は犯さないようにしましょう。
なぜ結婚したがらないの?
経済的な不安がある
結婚すれば、一家の大黒柱として家族の生活を支えないといけませんし、子供が生まれればよりプレッシャーも大きくなります。
結婚後ふたりで力を合わせれば何とかなる!と言いたい所ですが、家族を養う大変さを考えると、尻込みするのも無理がありません。
現代社会では夫婦共働き家庭が一般的ですが、男性としては経済的な面がクリアできなければ、結婚は難しいと感じるものです。
男としてのプライドもありますから、あまり追い詰めると面倒くさがられ、いきなり別れ話を突き付けられることも・・・
単純に面倒くさそう
結婚すれば、家族を養い守る「責任」が生じてきますし、結婚後子供が生まれれば、教育費や住宅ローンなど、面倒くさい問題が山積みになります。
仕事だけでも精一杯なのに、これ以上面倒くさい思いはしたくない!
結婚にはまだ早いとズルズル引き延ばした結果、30代半ばになった頃、慌てて婚活し始める、典型的な例です。
趣味に時間が使えなくなる
結婚すれば、自分の自由な時間が取れなくなると思っている男性も多いものです。
趣味に時間を費やす人は、いつかは結婚を・・・
とは思っていても、目の前の趣味の楽しさにはあらがえません。
特に周囲の友達や仕事関係者に独身が多い場合、結婚に対してのあこがれも感じにくいもの。
結婚願望が湧いた頃には40代になり、慌てて駆け込み結婚する人が多いのもこのためです。
一人暮らしの方が気楽
一人暮らしが長くなると、自分流の生活パターンが出来上がっています。
今の気楽な一人暮らしのペースを乱されるくらいなら、結婚しないでもいいやと感じていると、40代になっても結婚しようとは思いません。
何でも自分の好きにできる生活に慣れてしまうと、たとえ好きな人との同棲・結婚であってもストレスに感じる人もいます。
この手のタイプは炊事洗濯も自分で器用にこなせますし、仕事や趣味も充実しているので、未婚のさびしさ・むなしさをあまり感じません。
普段遊んでいる友達が結婚するような状況に置かれなければ、結婚願望は湧きにくいので、マイペースな暮らしを好む人は結婚願望も湧きにくいものです。
なぜ結婚を先延ばしにするの?
「いずれは結婚したいけど・・・」
と感じつつも、何年付き合い続けたあげく結婚しないのはなぜ?
結婚願望がある彼女からしたら、年齢や収入も安定している彼氏が結婚を先延ばしにする理由がいまいち理解できないと感じるものです。
彼女に結婚願望があると知りつつも、先延ばしにされると今後に不安しか感じませんよね?
男性が結婚を先延ばしにする一番の理由は、
・経済的余裕がない
・まだ結婚生活を楽しみたい
・今の彼女と結婚していいのか迷う
・仕事が忙しい
・恋愛と結婚は別と考えている
など、結婚を先延ばしにする理由はいくらでもあり、いずれは結婚したいと思いながらも、不安や面倒くささから先延ばしにしてしまうのが現実です。
結婚すれば
「家族を支える大黒柱」
としての責任は大きくなるものの、自由に使える小遣いは減り、自由に使える時間も少なくなるなど、
「責任ばかりが大きい割に得が少ない」
と感じる男性なら、なるべく結婚を先延ばしにし、独身生活を楽しんでから結婚したいと感じてしまいます。
とは言っても、いつまでも独身でいようとは考えていませんから、30過ぎから35歳頃になればさすがに焦りだし、結婚を考え始めます。
男は交際期間、女は年齢で結婚を意識する
女性の平均婚姻年齢が29.9歳ですから、30歳になる前に何とかして結婚したいと感じている女性は多いもの。
彼氏は女性の焦りなぞ気付かぬフリで、プロポーズするどころかこのまま付き合い続ける気満々だったりします。
彼女としては
「適齢期に近づいてきたし、結婚したい!」
と思っていても、彼氏の方は
「付き合ってまだ数か月だし、まだ結婚は早いよ」
と感じていれば、いくら彼女が結婚したがっていても、プロポーズしてくれるはずがありませんよね?
女性は妊娠妊しやすい期間が限られている為、結婚適齢期前後、もしくは35歳までには結婚したいと願うものです。
一方彼氏は適齢期なのも理解しつつ、彼女との
「愛情の深さ」や「安心感」「関係の充実度」
を重要視する為、ある程度の交際期間を経た流れで結婚を意識するようになる傾向が強く、
「彼女が結婚適齢期だから・・・」
なんて気持ちでプロポーズして来ない事だけは、しっかり理解しておいた方がいいでしょう。
こう書くと女性の方が夢見がちなイメージがありますが、実際に現実的なのは女性の方。男性の方は結婚に対し、
「ふんわりとした、幸せイメージ」
「結婚後はふたりでがんばれば、何とかなるでしょ」
としか感じていない場合が多く、結婚後子供が生まれた後や、住宅ローンのような現実的な問題までは、あまり考えていない人が多いのが実情です。
結婚に関してのイメージの違いは、お付き合いしていく中でそれとなく確認しておいた方がいいでしょう。
結婚願望のない元彼との今後
彼氏に結婚の意志を最終確認する
彼女の方が結婚したいと秘かに思っていても、男性によっては結婚適齢期なぞ考えていません。
彼女の気持ちを気付く・気付かない割合は約半々程度ですが、結婚願望のない男性には、結婚願望をはっきり伝えないと、気付いてくれません。
男性と女性が結婚を意識し始める年齢は、女性は25歳から30前後。
男性は30過ぎから35歳頃にならないと、結婚を焦り始めない為、同い年や年下カップルの場合、結婚願望にズレが生じる為、必ず確認が必要です。
もう2年付き合ってるし、適齢期だし・・・と感じていても、彼氏の口から
「結婚の意志」
を確認しないと、恋愛感情があるゆえズルズルと付き合い続けた結果、別れるハメになりかねません。
彼氏に結婚の意志があるなら、ひとまずそのまま恋愛関係を続けてもいいですが、問題は
「本当に結婚願望がない場合」です。
結婚願望がない彼氏なら、年齢的・収入的な面も考慮した上で、最終的な判断を下してください。
彼氏と別れ婚活する
それとなく結婚したい気持ちを伝えても
「結婚したいと思わない」
と言われたなら、
・彼氏の中に結婚願望が芽生えるよう、アピールしていく
・彼氏と別れ、新しい出会いを求め婚活にはげむ
など、選択肢は2パターンしかありません。
通常の出会い方で、結婚に結び付くのが一番自然ですが、早く結婚しないなら彼氏と別れ、
「結婚願望のある男性」
とお付き合いをした方が、結婚に近づけます。
今の彼氏と結婚するのがベストなのでしょうが、無理なら彼氏と別れ婚活した方が、結婚へと近づけます。
ただし、今の彼氏に未練があるまま別れてしまうと、結婚できても気持ちを引きずり続けてしまうので、よく話し合ってくださいね。
結婚願望ナシをアリに変える
元々結婚願望がなく、付き合う前や付き合っている最中も
「結婚したいとは思わない」
なんて豪語している彼氏なら、当然ながら今後の付き合いを考えるべきですが、
・収入や年齢的な面が原因で結婚できない
・あなたと結婚する気が湧かないのか
・まだ遊びたいから結婚したくないのか
など、何らかの原因があり結婚できない・したくないのかを見極め、対処していけば彼の心を結婚に向かせる事も可能です。
結婚願望のない彼氏を変える方法
結婚にネガティヴな彼氏の場合
結婚自体にネガティブな彼氏を変えるには、結婚への悪いイメージを変えていかないと、先には進めません。
彼氏が結婚したくない理由を聞き出し、取り除いていきましょう。
結婚できない大きな理由のうち、よくあるのが「金銭問題」。
男性の中には、結婚披露宴や結婚式にかかる費用に恐れをなし、結婚を渋る人もいます。
その場合には、
・小規模の結婚式&結婚披露宴でいいと伝える
・結婚は親孝行になると説得する
・彼の好物を練習し、胃袋を満足させる
・結婚後かかる生活費や保険・雑費などを計算し、今と変わらない生活も可能だと示す。
少しでも彼氏の中にある疑問や不安を解消できるよう、示していくことが大切です。
結婚生活を営むには、それなりのお金がかかりますから、結婚後も働くと伝え経済的不安
を和らげたりと、不安解消に努めましょう。
結婚を先延ばしする彼氏の場合
彼氏に結婚したいと話しても、
「まだ早いんじゃない?」
「もう少しお金が溜まったらね」
のように、ふたりの未来の話をしても、理由をつけうやむやにしたり、もう少ししたらねと先延ばしにする彼氏には、
「ふたりの未来」
について具体的な話をしていき5年後・10年後の姿を彼の頭の中で想像できるよう、結婚のメリット・デメリットも隠さず伝えなければいけません。
すでに数年以上付き合い続けている場合、
「ただ何となくで付き合い続けている可能性」
もありますから、マンネリ打開の為にもまずは外見から変化を付ける事も大切です。
彼女が少しでも結婚を匂わせた途端、話をそらそうとするなら、最終手段として
「あと1年待っても結婚できなかったら、もう待てないから」
「〇〇歳までに結婚できなきゃ、別れよう」
「結婚っていつでもできそうで、実は中年になった頃には相手もいなくなるんだよ」
など、今の関係にも時間制限がある事をしっかり自覚してもらい、先延ばしにも限度がある事を十分に理解してもらいましょう。
ただし、彼氏の心が自分にあると確信がないまま迫れば、プレッシャーやうんざり感から振られる危険性もあります。
一生一緒に居たいと感じる関係作りを
結婚すれば幸せになれる!と考えてしまいがちですが、現実的には幸せもつらさ・大変な事も山のようにあるものです。
さびしいから一緒にいたいと甘えるだけでなく、つらく悲しい時こそ、隣りにいて助け、支えてあげる気持ちが大切。
楽しい時ばかりでなく、大変な時に支えてくれた彼女の方が、将来的な展望を感じやすいです。
「好き=結婚」と考えがちですが、恋愛感情結婚は好きだけでは乗り越えられない問題も多数起こります。
いざという時守ってくれる、もしくは守りたい、この人の為にがんばりたいと感じる
「強い信頼関係」
を作り上げていきましょう。
彼氏の結婚願望は早めの確認を
「経済的状況」と「結婚願望」が整っていなければ結婚にまでなかなかたどり着けませんが、一番大切なのは「ふたりの気持ち」です。
ところが彼氏の方が「結婚したくない」と譲らなければ、結婚どころか別れ話に発展する可能性も大いにあります。
結婚願望の無い人を変えたくとも、彼氏に強い決意があれば、くつがえすのは容易なことではありません。
結婚願望が芽生えやすいパターンとしては、
・金銭的な問題
・ぼんやりとした不安
・性格・価値観の不一致
などの理由で結婚願望がないのなら、お互いに歩み寄ることで彼氏の心を変えられます。
どうしても彼氏と結婚したいなら、コツコツと気持ちを伝え続けてくださいね。
おわりに
色んな方法を試してみたものの、結婚関連の話をすれば話をそらされ、ふたりの将来について考える気配がないのは、未来が来ない危険信号の証です。
結婚適齢期の彼氏であっても、
「恋愛を楽しみたいだけで、結婚はしたくない」
と思っている男性もいますから、結婚を考える前によく観察し、結婚しても支え合える関係にまで、信頼関係を作り上げていきましょう。
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