夢占い-葬式の夢の意味は?誰との関係の終わりや始まりの予兆?隠された暗示やメッセージ

葬式の夢

葬式というのはいわば、一人の人間の人生が終わり、その死をみんなで悼むために開かれる式です。死という覆しようのない別れが前提となっているわけですので、悲しさや絶望などを感じる辛い夢となることも多いです。

そのため、葬式の夢を見たあとは、夢見の悪さからばっと跳ね起きるように目覚めることもあるでしょう。自分の知り合いの葬式の夢である場合がほとんどですので、これが現実世界で起きるのではないかという恐怖や気味の悪さを感じ、もやもやした気持ちを起きた後も引きずり続けなければなりません。

葬式の夢は夢占いにおいて「葬式を開かれた人との関係の終わりや始まり」を意味しています。ですので葬式の夢を見た時には「誰の葬式の夢だったのか」ということが非常に重要になりますので、よく覚えておかなければなりません。

誰の夢か分からなかったという場合も、葬式場の看板や、棺の中の死者の姿などを思い返してみればヒントが隠されている場合もありますので、夢そのものをじっくりと思い返してみてください。

「関係の終わりや始まり」という言葉が非常に抽象的に感じるかもしれませんが、人の関係というのは一生全く同じものが続くというわけではありません。人は少なからず成長していきます。

一人と一人の人間がそれぞれ成長していきながら相手との関係を続けていくわけですので、互いの成長に合わせて、二人の間の関係性も刻一刻と少しずつではありますが変化していっているのです。

その中で二人の関係が終わってしまう場合もあれば、また新しく始まる場合もあります。この夢はそのことを暗示しているのです。

夢占いの結果を通して、これからの二人の関係性がどのように変わっていくかの手掛かりとしていただければと思います。

誰の葬式か

葬式の夢を見た時には「誰の葬式の夢を見たか」が重要になってくると先ほど述べました。

その葬式で誰の死を悼んでいるかということになりますので、その夢のメインとなる人物でもあるわけなので、記憶にも残りやすいといえば残りやすいですが、夢というのは起きてから時間が経てば経つほど記憶があやふやになってしまいがちですので、できる限り覚えておくようにしましょう。

また、夢の中で葬式が行われていた人物として特に注意すべき人物が3パターンありますので、下記にそれをまとめておきました。この中の誰かの葬式の夢を見たときには、特に夢占いと照らし合わせてみるようにしてくださいね。

祖母の葬式の夢

「祖母」というと自分よりも2世代分上の年齢となってしまうため、どうしても自分より死に近い状況にいることが多いです。

そのため、現実感のある葬式の夢を見てしまい、そんな自分に罪悪感を覚えてしまうこともあるでしょう。また、実際に体験したおばあさまのお葬式の夢を見たという方もいらっしゃるかと思います。

祖母の葬式の夢は夢占いにおいて、これから先おばあさまに対して今までよりもさらに尊敬の念が生まれる、ということを暗示しています。おばあさまが今までに重ねてきた年の功というものは、他の世代の人たちに比べてやはり桁違いになっています。

そのため、多くのことを体験してきていますし、そのうえでどのように人生を楽しく過ごしていくかということをよく知っています。あなたはこれからおばあさまのそうした一面に触れ、尊敬の念を増すことになるのです。

今までも尊敬の念を多かれ少なかれ抱いているかとは思うのですが、これから更にその尊敬の気持ちが増していくと考えておきましょう。そしてそれをしっかりと感じることができるよう、おばあさまの一挙手一投足に気を配ってみてくださいね。

父の葬式の夢

自分が生まれた時からそばにいる存在である「親」、その中でも威厳などの象徴でもある「父親」がいつか死んでしまう・・・ということを感じてしまうお父様の葬式の夢は、どうしても悲しい気持ちで心がいっぱいになってしまいますよね。いつかは現実になってしまうことだと分かっているからこそ、目を背けてしまいたくなることもあるでしょう。

父の葬式の夢は夢占いにおいて、対等な一人の人間としてお父様と向き合うことができる、ということを表しています。これまでのあなたはどこか心の底で、自分を下に見て、そしてお父様を上に見ていました。

親子という関係性上、こうした感じ方をしてしまうのはいわば仕方がないことではあるのですが、どうしても「対等」ではありませんよね。ですがこの夢を見たのであれば、二人の関係はこれから生まれ変わり、「対等な人間」として新しい接し方ができるということを暗示しています。

同じ立場になったからといって礼儀を忘れるのではなく、いつまでもお互いに尊敬の気持ちを抱けるようにしたいものですね。

兄弟の葬式の夢

兄弟というと、自分とあまり生まれた時期がそう遠いわけではないため、死んでしまうのはまだまだ先のように思えることでしょう。

そのため、兄弟の葬式の夢を見るとなると、不慮の事故による死や若くして病気になってしまった結果の死を連想してしまい、現状がいつまでも続いていってくれるわけではないということに気づかされることもあるかと思います。

兄弟の葬式の夢は夢占いにおいて、大人になったことで兄弟と一皮むけた付き合いができるようになる、ということを示しています。小さなころの兄弟というと、どうしても力関係があったり、いつも喧嘩をしてしまったりして、心と心を向き合わせる付き合い方がなかなかできないものです。

大人になり、精神的な成長を遂げたことによって、あなたはご兄弟と今までとは違った付き合い方ができるようになるのです。お互いを尊重しあい、困った時には力を貸しあえるような、理想的な兄弟関係を作り上げていくようにしてみましょう。

葬式で故人が生き返る夢

葬式で死んだはずの故人が生き返る・・・というのは映画やドラマなどの中ではありそうな設定ではあるものの、現実世界ではありえないですし、夢の中だからこその話ではあります。ですが、故人が自分にとって大切な存在であった場合はそれでも嬉しく感じることと思います。

相手が死んでしまったことによって生じた「もっとこうしてあげればよかった」「もっと思っていることを伝えればよかった」などの後悔もなんとかもう一度伝えることができるようになりますし、もう見ることができないと思っていた相手の動く姿に感動や感謝すらしてしまうこともあるでしょう。

葬式で故人が生き返る夢は夢占いにおいて、夢の中で亡くなって葬式を開かれている相手と一度大きな喧嘩をしてしまうもののそれを乗り越えてより親密になれる、ということを示しています。

大きいものであっても小さいものであっても喧嘩はできれば避けたい・・・と考える方も多いとは思うのですが、本音でぶつかり合うことができるのは喧嘩の唯一のメリットでもあるといえるでしょう。そうした大きなトラブルを乗り越えることによって、相手が何を考えているかを知り相手に対する信頼を増すこともできます。

夢の中で相手が亡くなってしまったことに対しあなたが落ち込んでおり、そして生き返ったことで喜んでいたのであれば、あなたにとってお相手がそれほどまでに大切な存在であるということです。

そんな相手との喧嘩は嫌なものに思えるかもしれませんが、これからもっと仲良くなるためだと思い、本音でぶつかってみてくださいね。あなたが心の底で思っていたことをぶつけ、そして相手の本音もしっかりと受け止めるようにしましょう。

葬式で子どもが泣く夢

子どもというのは、小さければ小さいほどまだ死というものの概念を理解できず、葬式というものの意味合いが分からずにぽかーんとしていることもあります。ですが、中には小さいながらに相手が死んでしまったことを理解し、大声で泣いたり、しくしくとひっそり泣いてしまう子どももいるのです。

純粋無垢な子供が悲しみに暮れて泣いている姿に大人も心を締め付けられるような思いとなり、葬式での涙をより強めてしまう場合もあります。

葬式で子どもが泣く夢は夢占いにおいて、幼少期の頃の心の傷を乗り越えて、他者との関わり方が今までとは変わるようになる、ということを示しています。幼少期というのは心の基盤となるものが形成される時期であるため、この時期に心に傷を負ってしまうと、後々の対人関係に多大な影響を及ぼしてしまう場合があります。

この夢を見たあなたも幼少期に何かしらのトラウマを抱えており、それが人と関わりあう上での大きなネックとなってしまっているのです。

この夢を見たのであれば近いうちに、あなたはその傷を自ら癒し乗り越えることによって、他者とも積極的に関わることができるようになります。

例えば、今までは自分から相手にアクションを起こすことができなかったという人も、自ら話しかけたり遊びに誘ったりすることができるようになったりと積極的になることができるようになったりするのです。周囲からも人が変わったみたいだと褒められることすらあるでしょう。

幼少期の心の傷はなかったことにすることはできませんが、自分であの手この手で修復して、立ち直ることはできます。非常に労力がいる作業ではありますが、それができさえすれば、あなたは今までとは違う自分に生まれ変わることができるのです。この夢を見たあなたであればそれが可能ですので、勇気を振り絞ってみましょう。

葬式から結婚式に場面が変わる夢(特に:異性の知人の場合)

葬式という悲しみの象徴の場面にいたはずなのに、いつの間にか結婚式という喜びの象徴の場面に変わっていた・・・。自分の予想外のことが起こることがデフォルトである夢の中とはいえ、あまりのギャップに驚いてしまったことと思います。

とはいえ嬉しいことには変わりありませんので、「結果としてはオールオッケーだ!」「悲しいまま夢が終わらないでよかった!」と考えを切り替えるようにしたいものです。

葬式から結婚式に場面が変わる夢は夢占いにおいて、異性に対しての目線や考え方が変わり今までとは違うタイプの異性が気になるようになる、ということを暗示しています。特に異性の知人の葬式・結婚式の夢であった場合、この夢占いが顕著に関係しており、ただの知人だと思っていた異性に対し急に意識してしまうようになります。

こうして新しく誰かを意識するようになるということは決して悪いことではありません。むしろ、多方面から人の側面を見る「目」を養えるようになったということで、プラスに考えるべきことです。

「こういう人じゃないと恋愛対象としてみることができない!」と自分自身の恋愛観を狭めてしまうのではなく、「こういう人との恋愛ももしかしたらアリなのかもしれないな」と新しい目線を持つことができるようになった自分を褒めてあげましょう。

まとめ

葬式の夢は起きた後の気分も非常に重くなってしまうことが多く、そんな夢を見てしまった自分自身さえも責めてしまいがちです。

この夢占いのまとめを通してご理解いただけたかと思いますが、葬式の夢は悪いものではなく、人と新しいかかわり方ができるようになるという、他者とのコミュニケーションに新しい光がもたらされたことの象徴でもあるのです。

葬式の夢をできれば毛嫌いし、記憶の隅に追いやって忘れるのではなく、こうして夢占いの結果に目を通していただければと思います。

また、他者との関わり方に現状ですでに満足しているという方もいらっしゃることでしょう。

それは今のあなたが今ある他者との関わり方しか知らないだけであって、世の中には人の数だけの関わり方があります。

その中には、現在のあなたの関わり方以上のものも必ずあるのです。現状で満足するのではなく、もっと高みを目指そうと思うきっかけにしてみてくださいね。

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