雨の夢について
雨はその時々によって全く違ったふり方をします。しとしとと弱い雨であったり、ざあざあと強く降りしきる雨である場合もあります。
一瞬でやむような通り雨のときもあれば、何日間も降り続く雨になることもあります。どんよりとした雲が空を覆うこともあれば、あまり雨が降りそうもないような雲から雨が降ってしまうこともあります。そのふり方は本当に様々で、同じ雨が降ることは二度とありません。
どのような場合であっても、雨は夢占いにおいて「悲しさ」を表しています。
あなたの心が流す涙が夢の中で雨となって降り注いでいるという場合もあれば、周囲の人の悲しさをあなたの心が察知し共感してあげることによって、夢の中で他の人の悲しさの権化として雨となり現れることもあります。
あなた自身の悲しみなのか、周囲の人の悲しみなのかをしっかりと確認しつつ、そのケアに努めるようにしましょう。あなた自身の悲しみを早く癒してあげることも大事ですし、あなたの周りの大事な人が傷ついているのであれば、その傷を労わってあげてください。
大人になればなるほど、「自分は悲しいのだ、傷ついているのだ」ということを声を大にしては言いづらくなってしまいます。そうして悲しみを我慢しすぎて辛くなってしまう前に気づくことが大事なのです。
それはあなた自身の悲しみであっても、周囲の人の悲しみであっても同じです。どちらの場合であっても早急なケアが必要となります。
雨漏りする夢
雨漏りは放っておくと老朽化を早める原因にもなってしまいますし、家自体にもダメージを与えるため、早急に手を打たなければいけません。
雨漏りしている場所を知らず知らずのうちに通ってしまうと濡れてしまいますし、家でボーっとしているときにぴちゃぴちゃという雨漏りの音が聞こえてくるのは結構なストレスですよね。
雨漏りをする夢は、あなたの周りの人の悲しみがあふれ始めているということの表れです。雨漏りは、あなたの周囲の人の心の涙を表しています。家から少しずつ漏れ出てくる雨のように、あなたの周りの人の心も悲しみが限界になり、少しずつあふれ始めているのです。
周囲の人の悲しみをそのままにしておくと、その人の精神は少しずつ壊れていってしまいますし、結果としてあなたにも被害が及んでしまいます。周囲の人を大事に思う気持ちや、自分を守りたいという気持ちがあるのであれば、周りの人のケアに努めましょう。
あなたの周りで最近「悲しいことでもあったのかな」「何か傷ついているんじゃないのかな」と感じた人はいませんか?少しでも心当たりがあるのであれば、その人のことを気にかけてあげるようにし、その人の話をできるだけ聞いてあげてください。あなたのように話を聞いてくれる存在がいるという、ただそれだけの事実で人の心の傷はかなり癒されるものなのです。
雨で洪水になる夢
雨が元で洪水になるということは、かなりの雨がその場所に降り注いでいたということでもあります。雨のせいで川の水の容量がキャパオーバーになってしまい、あふれ出てしまっているのが洪水だからです。
雨で洪水になる夢は、あなた自身の悲しみがあふれ出ていることのサインです。先ほどの「雨漏り」の夢は周囲の人の悲しみでしたが、「洪水」の夢であればあなた自身の悲しみのことを指します。混同しないように気を付けてくださいね。
洪水になるほどの雨が降るということは、あなた自身の心からあふれ出てしまうほどの悲しみがあなたにつきまとっているということです。これは大変危険な状態でもあります。自分のことだからまだ大丈夫だと、たかをくくるのではなく、早くあなたの心を癒してあげる必要があります。
自分の心が悲しみにあふれていることを自分自身で認め、その原因をしっかり突き止め、対策を考えましょう。また、気が済むまで泣いてみたり、自分の趣味をするなどのストレス発散の機会を設けることも重要です。
雨雲の夢
雨雲があると「あ、今から雨が来るんだな」ということが予測できます。そのため、これから数時間後の天気が気になるというときには空を見上げることが多いのではないでしょうか?
雨を含んだ黒々とした雲は、晴れていてほしい時に見てしまうと憂鬱ですが、晴れが続きすぎているときなどには嬉しく感じることもあります。同じ雨雲なのに、見るタイミングと心の状態によって感じ方が違うのはなんだか不思議ですよね。
雨雲の夢は、あなたの悲しみが少しずつ心の中に溜まっているという表れです。洪水の夢などに比べれば、まだ重大な状態ではないですが、放っておくとあなたの心が悲しさを溜め込み過ぎて辛くなってしまいます。
深刻な状況になってしまう前に、早めのケアを心掛けるようにしましょう。ストレスはこまめに発散し、自分自身の心を大切に労わってあげるようにしてください。あなたの心の雨が降り始める前に、手を打つようにするのです。
雨に濡れる夢
雨に濡れると、服はびしょぬれになってしまいますし、体温も下がってしまいます。雨に濡れたまま行動するのは一つ一つの動作が重く感じてしまいますし、風邪もひいてしまいやすいです。雨に濡れないよう何らかの対策を取ることが重要となりますし、もし濡れたとしてもすぐに対処しなければいけません。
雨に濡れる夢を見た時は、「これからあなたの周りで悲しい出来事が起こる」という暗示です。未来のことを指す予知夢です。今から先ではありますが、将来起こることへの危険信号ですから、あなたはこれをしっかりと受け止め、予防できるように努めなければいけません。これから起こりうる出来事は、あなたも周りの人々も悲しい気持ちになってしまいます。
誰も悲しい思いをしなくて済むように、これからは周りで起こる出来事に気を配っておくようにしましょう。何かトラブルが起きそうであれば未然に防ぐようにし、もしトラブルが起きてしまった後でも、早く収束に向かわせることができるよう、あなたが立ち回るようにしてください。
重大な任務だとプレッシャーを感じてしまうこともあるかと思いますが、この夢を見たあなただからこそできることですので、責任感を持ち自分のするべき行動を成し遂げましょう。
雨で傘をさす夢
近くに建物や雨をよけられる場所がある場合であれば、雨が降ってもすぐにそこに逃げ込めば濡れることはありません。ですが、屋外で雨が降り出したとき濡れないようにするためには、傘が必要となります。
昔はかさばってしまう傘がほとんどでしたが、今では持ち歩きようの折り畳み傘も出てきましたので、持ち歩きにも本当に便利なアイテムとなりました。
雨で傘をさす夢を見た時は、「あなたの周辺で起こる悲しい出来事を未然に防ぐことができた」というサインです。「雨に濡れる夢」と対になっているものであり、過去の出来事を夢として表しているのです。
この夢を見たということは、その行動が意識的なものであっても無意識なものであっても、あなたの立ち回りによってあなた自身もあなたの周辺の人も皆、悲しまずに済んだのです。ですから自分のことをほめてあげるようにしましょう。
降り注ぐ悲しみを守ってあげるということは誰にでもできることではありません。自信を持ち、これからも周りの人を守ってあげることができるようにしましょう。
雨上がりの夢
雨があがって雲の間から晴れ間が広がってくると、雨で欝々としていた空気が一転し、世界が明るくなりはじめます。葉っぱなどに残っている水滴が太陽の光でキラキラと反射して、何だか清々しい気持ちにもなりますよね。
雨は嫌いだけど、雨上がりの独特の雰囲気が好きという方は結構多いです。雨上がりのアスファルトの匂いも独特で、何だか気持ちが落ち着きますよね。
雨上がりの夢は、悲しい出来事が終わり、これからは良いことばかりが続くようになる、というお告げの夢であるのでとても縁起がいいです。今までは心が悲しい出来事に支配されていたという方も、これからはその悲しみから解放されるようになります。
いつまでも過去のことに目を向け後悔して悲しむのではなく、これから起こることに希望を持つようにしましょう。縁起が良い夢を見たあなたには幸運が訪れます。いつまでもこれまでのように悲しみが続くわけではありませんので、前を向きましょう。
雨戸の夢
昔はどの家にも雨戸が必ずあったものですが、最近建てられている家では雨戸がないということろも多くなってきました。雨戸だけでは雨を防ぎきることができないと感じる方が多いということが理由のようですが、実は雨戸が防いでくれるものは雨だけではないのです。
防犯効果もありますし、断熱効果もあります。夏は外の暑さをシャットアウトしてくれますし、冬はあったまった部屋の空気を逃さないようにしてくれるのです。ですから実は雨戸は家にとって大事な存在でもあるわけです。
そんな雨戸の夢は、「あなたの悲しみを防いでくれるような存在と出会うことができる」という暗示です。自分一人では悲しみを防ぎきることができず、いくら注意していても辛い思いをしてしまうこともあるでしょう。
そんなときに、あなたのことをあなた以上に守ってくれるようになる存在があなたの前に表れるのです。こうした存在はできるだけ大切にし、逃がさないようにしましょう。
人は誰しも一人では生きていけませんし、弱いままの自分をさらけ出せる存在がいるということは非常に強みになるからです。また、守られるだけではなく、あなた自身も相手のことを悲しみから守ってあげるようにしましょうね。
雨で走る夢
雨に濡れないように走らなければ!とダッシュするのは意外と気持ちが焦ってしまうものです。
雨で地面が滑りやすくなっているため、いつも通りの全速力を出すこともできず、少しもどかしさを感じてしまうこともあるでしょう。「濡れてはいけない何かを持っているから」「濡れること自体が嫌だから」など理由も様々だと思います。
雨で走る夢を見た時は「自分や周りを悲しみから守ろうと動いている」ということの表れです。ちなみに、なぜ雨だからといって走ったのか、理由を思い出してみましょう。
「濡れてはいけないものを持っているから」ということが理由であれば、周りが悲しまないようにあなたは動いており、「濡れること自体が嫌だから」ということが理由であれば、自分が悲しまないように動いている、ということのサインです。
自分を守るためであっても、周りを守るためであっても、悲しまないようにと奔走することはとても大事なことです。
悲しみの少ない人生の方が、心にかかるストレス量も大幅に違うからです。この夢を見たということは今あなたは精一杯に頑張っている時期ですので、ぜひ続けていただければと思います。悲しまず、後で笑えるよう、今のまま頑張ってください。
まとめ
悲しみはあなたや周りの人の心に深く傷をつけ、暗い影を落としてしまいます。ですが、この夢を見たことにより、あなたが夢占いのお告げをしっかりと受け止め、トラブルを防ぐように行動することができれば、その悲しみも防ぐことができます。
また、自分の心が悲しんでいるというサインに気づくことができれば傷ついた心のケアをすることも可能です。自分が悲しんでいるという事実を受け止め、ちゃんとしたケアさえすることができれば、あなたや周りの人の心は何度でも立ち上がることができます。
あなたや周りの人の心に降り注ぐ雨をしっかりと遮ることができるよう、夢占いのお告げをしっかりと頭に入れ行動していきましょう。
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