気持の変化は必ず行動に現れます。
夫への愛情と尊敬を無くし、他の男性に愛情を捧げるようになった妻は、家庭の中での態度がそれまでとは違ってくるものです。
特に、不倫相手との付き合いを楽しむようになった妻は、夫への行動に顕著な変化が現れます。
浮気や不倫をしている妻と夫との関係は、どんな風に変化するでしょうか?
不倫中の妻の行動と、その変化の理由についてご紹介しましょう!
夫とのセックスを拒む
これは特に不倫を始めたばかりの女性に多い変化なのですが、夫からのセックスの欲求を拒むようになります。
不倫相手とする禁断のセックスに夢中になり、すっかりマンネリ化してしまった夫とのセックスに興味を持てなくなってしまうんです。
不倫相手とする刺激的なセックスで肉体的にすっかり満足してしまい、夫とのセックスを「面倒くさい」「退屈でつまらない」と感じてしまいます。
また、付き合い始めたばかりの不倫相手へ愛情を証明したいとも思うので、夫と抱き合う気分にはなれません。
突然セックスを求めてくる
逆に、それまで積極的では無かった妻が、夫にセックスを求めてくるようになることもあります。
これは、不倫相手との付き合いが長くなった妻によくある行動です。
ひとしきり不倫を楽しんだところで久しぶりに夫とセックスをし、それぞれのセックスを「比べる」という余裕を持っています。
また、不倫相手とのセックスにすっかり影響され、それまでしなかったような特殊なプレイを要求してきたり、今まで身に着けていなかった手技や口技を披露することもあります。
キスをしなくなる
恋愛に真面目で一途な気持ちを持っている女性は、「夫とセックスをすることは出来るけれど、本当の愛情を捧げているのは不倫相手だけ」と心に決めて不倫をします。
ピュアな心を持っている女性は、「キスは本当に好きな人としか出来ない」と信じ、「夫と身体を重ねる事は出来るけど、口で触れ合うキスは本当に愛している恋人じゃないと気持ち悪い…」と思ってしまうんです。
抱き合ったりセックスをすることは出来るけれどキスだけは拒む、という妻は、夫以外に愛しい相手がいるに違いありません。
プレゼントを贈る
それまで「どうせ同じ家計から出るのだから」「あなたが自分で好きな物を買った方が良いでしょう?」とプレゼントなんて買ってきたことが無かった妻が、サプライズで夫に贈り物をすることがあります。
一見すると愛情の表れのようですが、実は違うかもしれません。
夫に言えないことをしている罪悪感、家庭を裏切っている申し訳なさから、償いのつもりでプレゼントを買っているのかも。
プレゼントを受け取って喜ぶ夫の顔を見ることで、「ご機嫌を取ることが出来た」と安心するんです。
先の予定を聞くようになる
不倫を始めると、夫のスケジュールに何の興味も示さなかった妻が「次はいつ頃出張になりそう?」「来月も仕事は忙しそうなの?」と先の予定を聞き、メモをするようになります。
不倫相手と次にいつデートが出来るのか楽しみで待ち遠しくて、つい夫のスケジュールを聞かずにはいられないんです。
夫が出張に行くと言うと嬉しそうな顔をしたり、飲み会などで帰りが遅くなっても全く気にせず、むしろ「折角の飲み会なんだから、ゆっくり楽しんでおいでね」と快く送り出してくれます。
夫の浮気を疑う
夫を裏切って浮気をしているのは妻の方なのに、何故か浮気をしている妻の方が「あなた、まさか浮気をしていないでしょうね?」「浮気なんてしたら、絶対に許さないからね」等と言うことがあります。
非常に矛盾している行動ですが、これは「自分は浮気をしているけれど、同じように夫に浮気をされるのは腹が立つ」という女性の我儘な本音です。
「夫も自分と同じように不倫をしているかも…」と思うと不安で、つい夫に念を押さずにはいられません。
帰宅時間が遅くなっても何も言わなくなった
残業が続いたり飲み会に出掛けたりして、家に帰るのが遅くなるのは良くあることです。
男性にとってはそれも「仕事」なのですが、多くの妻は自分の夫には早く帰って来てもらいたいと願っており、帰宅が遅いと不機嫌になるものです。
ですが、不倫をしている妻は夫の帰宅が遅くてもご機嫌です。
夫が帰ってくるのが遅くなればなるほど、不倫相手とゆっくり連絡を取り合っていられるからです♪
話しかけてもぼんやりしている
不倫に夢中になるほど、どうしても夫よりも恋人の事を考える時間の方が長くなります。
テレビを見ていても、料理をしていても掃除機をかけている間も、頭の中に浮かぶのは恋人のことばかり。
そんな状態なので、夫と一緒に居てもつい不倫相手の事を想わずにはいられません。
頭と心の中がいっぱいの時は、夫に話し掛けられても頭に言葉が入って来ません。
ぼんやりしてしまうのは、不倫相手にすっかり心を奪われてしまっている証拠です。
家事が手抜きになった
主婦にとって「家事」とは、愛する家族の為にする大切な仕事です。
綺麗な部屋で快適に過ごして欲しい、美味しくて栄養のある料理を食べて欲しい、きちんと手入れされた服で少しでも見た目が良く居て欲しい、と望むからこそ一生懸命心を込めて家事が出来るんです。
それが主婦の仕事だと分かっていても手抜きになってしまうのは、家族よりも大切にしたい存在が出来てしまったからに違いありません。
家の中でもお洒落をする
独身時代は一生懸命お洒落をしていた女性でも、結婚するとどうしてもそれまでのようにお洒落を楽しむことは出来ません。
流行りの服を着るのは手間も時間もかかるし、どうせ夫にしか見せないし…と思うと、綺麗な服よりも「動きやすくて楽な服」を選ぶようになってしまうんです。
そんな妻でも、不倫を始めると「いつも綺麗で居たい」という気持ちが強くなるし、いつ不倫相手に呼び出されてもすぐ駆けつけられるよう、家の中でも化粧をし、きちんとした服を着るようになります。
家計簿を見せなくなった
家計の収支を把握する為に家計簿をつけている、という家庭もあるでしょう。
夫が望めばいつでもその家計簿を見ることが出来たはずです。
しかし妻が不倫を始めると、その家計簿の記入はストップするか、続いたとしても夫に見せるのを嫌がる様になります。
不倫デート代を不倫相手に負担してもらっていても、恋人が出来るとどうしても化粧品や洋服を買いたくなったり、通話料や交通費が増えるなどして支出が多くなってしまいます。
不倫にかける金額が多い妻ほど、家計簿を隠さずにはいられません。
電話をかけても出ない
不倫中の主婦は、1人でいる時間を出来るだけ不倫相手の為に使いたいと思ってしまいます。
恋人とメッセージのやりとりをしたり、思い出の写メをこっそり盗み見るなど、夫が居ない間は不倫を楽しむチャンスです。
家に居るはずの時間にかけても電話に出ないし、折り返しもかかってこない、というのは、夫からの電話を忘れて、不倫恋愛をエンジョイ中だからです。
スマホを見せなくなった
当たり前ですが、不倫中の妻にとってスマホは恋人と連絡を取り合う為の大切な道具です。
きちんと通話やメッセージの履歴を消去したり、写メを撮らないなどして不倫の証拠を隠していても、やはり夫にスマホを触られるのは不安ですし嫌な気持ちがするものです。
以前は「ねえ、ちょっとこれ見て!」と気軽にスマホを寄越してきたり、アラームを止めたり時間を見る為にスマホを借りても何も文句を言わなかった妻が、突然自分のスマホを厳しく管理するようになったら、それは不倫をしているからに違いありません。
「私の事好き?」と聞く
不倫恋愛に夢中になっているのに、夫にしつこく「私の事好き?どれくらい愛してる?」と聞かずにいられないのは、「不倫をして家族を裏切っている自分が、果たして夫から誠実に愛してもらえるのか?」という不安があるからです。
夫以外の恋人を作っている主婦でも、やはり家族のことは大切だし、夫と愛情で結ばれたいと望まずにはいられません。
「私のこと、好き?」と聞くのは、不倫相手を愛しているのと同じくらい、家族への執着がある女性の特徴です。
不機嫌な態度を隠さない
家の中で過ごす時間は、出来るだけ穏やかで、幸せな気持ちでいたいですよね。
嫌なことがあったり落ち着かない気分でいても、家族には快適に過ごして欲しいという思いやりの心があれば、不機嫌さを隠すことが出来るはずです。
それをせずに負の感情を露わにするのは、家族の気持ちを考えられないくらい不倫相手のことで頭がいっぱいになってしまっているか、イライラの原因が家族にあるか、のどちらかです。
夫と誰かを比べるようになった
主婦が不倫を始めてしまう時は、夫に対する不満や物足りなさが少なからずあります。
当たり前ですが、妻は夫よりもっと素敵で魅力的だと感じる男性と不倫をします。
そんな妻ですから、いつも一緒にいる夫と、最近付き合い始めた素敵な恋人とをつい比較せずにはいられません。
「あなたは気が利かないわね」「あなたより優秀な人を知ってるのよ」等と誰かと比べるような発言をするのは、不倫を始めた証拠です。
おわりに
女性は男性よりも隠し事が上手く、浮気や不倫をしてもバレにくいと言われます。
確かに、女性は想像力が豊かで、考え方に柔軟性があり、行動に冷静さがあるので、夫にバレないように工夫した不倫デートをしたり、不倫の証拠を完璧に隠すことも出来ます。
しかし、自分の本音からくる行動の変化に対処することは不可能です。
無意識の行動なので、「気を付ける」などして制御することがどうしても出来ないんです。
妻の不倫に気付くことは困難かもしれませんが、決して不可能ではありません。
夫が自分の妻にちゃんと興味を持って観察していれば、不倫を見抜けます。
しかし、不倫に走らせるほどの不満を妻に感じさせているような夫なので、大抵の場合、変化に気付かないんです。
妻の行動の変化と不倫に気付くのは、それだけ普段から妻を気にかけて過ごしているという、愛情の証明でもあるでしょう。