別れた後、初めて彼氏の存在の大きさが初めて実感できた人も多いかと思います。
一度別れ「元彼」となった相手と復縁するのはハードルが高いものですが、短期間で復縁できる別れ方には、それぞれパターンがあります。
最短なら冷却期間1ヶ月程度で復縁できる場合、別れ方や冷却期間が大きく関係してきますが、どのような別れ方なら短い冷却期間で復縁へと持ち込めるのでしょうか?
冷却期間って?
「冷却期間」とはその名の通り、恋人との別れ・怒り・悲しみ・寂しさで傷付いた心を冷まし、冷静さを取り戻すための期間です。
別れた時の状況により、元彼・元カノと連絡を全く取らない期間を設け、冷却期間を経てから復縁に向けて行動しなければいけません。
付き合っていた人との別れは精神的にもつらいですし、彼氏の方から振られたならより感情が高ぶっていることでしょう。
彼氏ともう一度やり直したいと切実に思うなら、冷却期間なんか取らず、いち早く復縁を持ち掛けた方がいいと思うでしょうが、これは大きな間違い。
人の心はそう単純じゃありませんから、別れた傷もふさがらないのに
「やっぱり好き、また付き合って」
どうしても復縁したいといきなり言い出され、受け入れる人はごく少数しかいません。
冷却期間の必要性
冷却期間なんか面倒くさい、必要性が理解できない人もいるでしょうが、別れ方に応じた冷却期間が必要になってきます。
嫌悪感を減らす
元彼の方から別れを言い出してきたなら、残念ながら元カノであるあなたに対し、恋愛感情が冷めています。
付き合っている頃なら、多少の欠点も愛情でカバーできますが、気持ちが冷め始めると恋人の欠点・難点が目立つようになり、ますます気持ちが冷めます。
恋愛感情が冷め始めると別れを意識し始めますし、嫌悪感まで湧いてくれば恋人同士にはなかなか戻れません。
別れた恋人への嫌悪感を減らす為にも、別れ方に応じた冷却期間を取り、嫌悪感を減らすのが、最も妥当な復縁への第一歩。
冷却期間を置けば嫌な記憶も薄れますし、別れ際に感じていた嫌悪感を減らす為にも、冷却期間は必要な期間なのです。
関係を客観的に見つめ直せる
復縁をダメにする原因の多くは、感情的になりすぎ冷静な対応ができない事です。
復縁でのよくある失敗例として、元彼への気持ちを抑えられず、元彼の職場や自宅にまで押しかけたり、ライン・電話で何度も連絡を取ろうとするパターンです。
今でも元彼が好きなこと、復縁できたら絶対に後悔させないといくら説明しても、すでに付き合いたい気持ち自体がない元彼としては、興味どころか嫌悪感が大きくなるだけ。
冷却期間はお互いの気持ちを冷まし、感情ではなく「客観的」にお互いの関係を見つめ直す為にも、必要な期間なのです。
元彼への束縛&依存を解消する
「元彼がいないと生きている価値がない」
「元彼の事を考えるだけでつらく、悲しい・・・」
など、元彼との恋愛が人生の中心であり、元彼の事を考えるとつい感情的になってしまうようなら、今のあなたは「元彼に依存した状態」です。
依存するあまり、いつも元彼の事ばかり考えてしまったり、付き合っている頃から嫉妬心から束縛を繰り返していたなら、依存心も別れの原因なのでしょう。
両想いの頃なら、嫉妬も愛情の一部と思えますが、恋愛感情が落ち着き始めると、嫉妬心は「束縛」としか思えなくなります。
依存されるうっとおしさや、イライラ・束縛感に支配されるくらいなら、多少未練があろうと復縁したいとは感じません。
恋愛は基本的に「対等な立場」でないと上手くいきませんが、依存心があると上下関係が付きやすいもの。
彼氏に嫌われたくないから本音が言えない、好きだから何でもしてあげたいなど、相変わらずの依存心を感じれば、元彼は逃げ出してしまうでしょう。
冷却期間は元彼への依存を解消させ、新たな関係を築く為にも必要不可欠な期間でもあります。
冷却期間1ヶ月で復縁に踏み出す前に
復縁は一方的な恋愛感情では成り立ちませんが、復縁したい気持ちが強すぎると、自分の気持ち優先でしか物事を考えられなくなるものです。
復縁に踏み出す前に、自分の復縁したい気持ち自体が
「一方的な気持ち」
でしかない事を、まず十分に理解しなくてはいけません。
「最近まで付き合ってたんだし、復縁できるかも」
「元彼もさびしくなっている頃かな?」
のように、自分基準で元彼の気持ちを理解したつもりになり、そろそろ復縁しない?なんて軽い気持ちで復縁に踏み出すのは、大きな勘違いの原因にしかなりません。
元彼としては、別れて身軽になったとばかりに、気楽な時間を楽しんでいるのに、再び恋愛を強要してくる元カノとまた付き合いたいなんて、果たして思うでしょうか?
復縁は行き当たりばったりの行動では決して上手く行きませんから、短期間で復縁したいなら、
・なぜ別れる事になったのか考える
・考えた上で別れを選んだ元彼の選択を理解する
など、元彼の立場になって考える事も必要です。
冷却期間1ヶ月で復縁できる別れのパターン
マンネリを感じ、納得の上別れた
どことなくマンネリを感じ、話し合った結果別れたパターンは、1ヶ月の冷却期間でも復縁が可能な関係です。
「嫌いじゃないけど、このまま付き合うのは何か違う・・・」
そう感じて別れても、離れてみてようやく元彼の事が好きな事実に気付くこともよくあります。
好き同士だったカップルがマンネリになるのは、
・一緒にいるのが当たり前になり刺激がない
・お互いを大切にできなくなり、不満を感じる時が増えた
・安心感がありすぎ、特別感がなくなった
・環境が変わりすれ違いが増えた
・エッチに不満や飽きを感じ始めた
など、精神性的な不満を感じ始めると、別れを意識し始めます。
恋人に対し興味や好奇心・愛情が薄れると、付き合っている意味を感じなくなりますが、実際に別れてみると、
「やっぱり元通りの関係に戻りたい」
「離れてみて大切さが改めて理解できた」
など、刺激不足からマンネリ関係におちいっていたカップルの場合、別れた後に後悔し始め、復縁したいと感じるパターンが非常に多いものです。
ただし、嫌いでないにしろマンネリの末別れたのですから、よく考えた末に別れたのですから、即復縁とはいきません。
元々嫌いになって別れてないだけに
「もし失敗したら?」「復縁した結果、嫌われたらどうしよう」
のようなマイナスな感情が強いと、復縁を申し出ても断られてしまいます。
お互いに納得づくで別れた間柄なら、1ヶ月の冷却期間が最も最適な期間です。
彼女の方から別れを言い出した
女性は彼氏との恋愛関係に不安を感じた時、彼氏との別れを意識し始める性質があります。
彼氏の態度に不満や不安を感じるようになると、このまま彼氏とい続けて付けていいの?と思うようになり、やがては別れを切り出します。
ところが別れた後、ひとりで過ごす時間が増えてくると
「やっぱり彼氏が好き」
と思い直した場合、復縁を考えるようになりますが、物事はそう単純にはいかないもの。
彼氏としては彼女に
「裏切られた」「プライドを傷付けられた」
などの気持ちから、別れてすぐに復縁を申し込まれても、そう簡単に受け入れられません。
彼氏の方にまだ未練があったとしても、最低でも1ヶ月の冷却期間は必要
です。
「好きなのか分からない」と振られた
一緒にいてもドキドキしない、かわいいと感じなくなったなどの「気持ちの冷め」から別れを切り出され、別れることになったなら、1ヶ月程度の冷却期間で復縁できる可能性が高いパターンです。
恋愛にときめきを求めているタイプの人は、てないにドキドキ感や新鮮さを常に求めている、「胸のときめきは恋愛の証」と感じるタイプの人。
一方受け身タイプな人は、「~して欲しい」と恋人に対し常に求め続け、
自分を満足させてくれる人と付き合いたい「恋人に求め続ける恋愛」を欲している訳です。
残念ながら人は環境に適応して成長してきた生き物ですから、どんな美人な彼女でも、慣れてしまえばドキドキやときめきは自然と感じなくなるもの。
半年や1年程度でドキドキしなくなり、恋人との別れを繰り返す人の多くが
「胸のときめきは恋愛の証」「恋人に求め続ける恋愛」
が正しい恋愛だと信じ、胸のときめきや恋人が求め続けたあげく、自分の気持ちが分からなくなり、別れを切り出しています。
胸がときめきを感じにくくなるのは、恋人との関係が安定してきている証拠ですが、ときめき重視な人にとって
「安定=マンネリ」としか思えない人は、気持ちが落ち着くと別れを意識し始めますが、安定なくして恋愛や結婚がない事実を理解してもらわないといけません。
復縁したい相手に対し、求めている「胸のときめき」のみでは恋愛は続けられない事実を伝えていけば、1ヶ月程度の冷却期間で復縁できる可能性があります。
一方で、別れの理由である
「好きなのか分からなくなった」
という、一見正当な別れの理由の裏には、さまざまな理由が隠されている場合もあります。
・理由は他にあるけど、もめたくない
・他に好きな女性ができた
・彼女の嫌な部分が我慢できなくなった
のような理由から別れを切り出された場合、残念ながら冷却期間を置いても復縁できる可能性は低いでしょう。
一人で過ごす時間が欲しいと振られた
男友達との付き合いを大切にしていたり、趣味に時間を使うタイプの男性なら、一人の時間が欲しいと別れを切り出される事もあります。
「友達(趣味)と私とどっちが大切なの?」
なんて問い詰められると、自分の楽しみを奪う彼女と付き合い続けるより、気の合う男友達と充実した趣味を楽しんだ方がマシだと感じるもの。
自分との恋愛を優先させようとしたり、男友達や趣味の時間を奪うようなワガママを言えば、束縛感から別れを突き付けられる事もよくあります。
「私と一緒にいる方が彼氏も楽しいはず」
「付き合っているなら、優先すべきは彼女のはず」
のような、一方的な気持ちの押し付けは彼氏をうんざりさせる原因にしかなりません。
唯一我慢できない部分が「束縛のみ」だったなら、一か月程度の冷却期間を置けば復縁できる可能性も上がります。
距離を置こうと言われた後別れた
距離を置こうと言われ、一時期離れた時期を経て決距離別れた場合、1ヶ月の冷却期間で復縁できる場合があります。
彼女との距離が近すぎ、恋人の大切さや好きな気持ちが見えなくなった時、自分の気持ちを確認したいと感じ、距離を置きたい時には、一度別れた後でも復縁できる可能性大です。
距離を置きたいと言い出された場合、
・彼女と離れることで、自分の気持ちを確認したい
・距離の近すぎる彼女に、二人の関係を見つめなおして欲しい
・恋愛感情なのか情なのかはっきりさせる為
など、一定の距離を置いた結果別れたなら、一見復縁しにくそうですが、実は復縁しやすい別れのパターンです。
距離を置きたいとい出した時、別れる・別れない気持ち半々、もしくは別れる為の準備期間として距離を置きます。
別れる・別れないのどっちつかずの気持ちのままが嫌で、恋人と距離を置いた結果別れを選択しても、自分の選択が正しかったのか悩んでいるようなら、1ヶ月の冷却期間での復縁も可能です。
仕事が原因で別れた
仕事は生活していく為に必要不可欠なものですが、男性にとって生活費を稼ぐ以上に大切なものが「仕事」です。
仕事ができる・できないは「社会的な評価」「男としての格付け」にも関わる一大問題ですから、恋愛よりも仕事を優先するのはある意味当然の事なんです。
仕事が大好きでいつも彼女の事は後回しになれば、元カノは大きな不満を感じ喧嘩に発展。
このまま付き合い続けても、お互いの為にならないと彼氏が感じれば、彼女に別れを切り出すでしょう。
男性は特にひとつの物事にしか集中できない傾向が強く、仕事が一番の男性なら特に、仕事と彼女の両立は無理だと思う男性がいるのも事実。
「仕事が忙しいのも分かるけど、たまには会いたい」
「ヒマな時でいいから、せめてラインの返事くらい返して」
のような連絡を受け取ると、彼女に愛情があるからこそ彼女に申し訳ない、もっといい恋愛をして欲しいと思えばこそ、別れを選択する人もいます。
別れようと言い出したなら、1ヶ月の冷却期間で復縁できる可能性も大いにあります。
仕事が落ち着き気持ちに余裕ができれば、元カノとの関係も客観的に考えられるようになるでしょう。
1~3ヶ月程度の冷却期間を置いた後連絡すれば、復縁できる可能性もありですよ。
遠距離恋愛の末別れた
進学や就職・転勤で遠距離恋愛になってしまうこともあるかと思います。
遠距離恋愛は恋愛の中でも、関係を続けていくのが難しく、途中で別れてしまうパターンが非常に多いのも大きな特徴。
遠距離恋愛が上手く行かない理由は、
・寂しさに耐えられない
・会いに行くのに費用がかかりすぎる
・いつの間にか会う回数が減り自然消滅
・他に好きな人ができた
など、遠距離恋愛ならではの苦労や気持ちの冷めが原因で、別れてしまうカップルが多いものです。
遠距離恋愛は3ヶ月~半年程度で別れるカップルが一番多く、続いて3か月未満、1~2年未満の交際の末別れています。
裏を返せば2年以上遠距離恋愛が続けば、最終的には結婚までゴールするカップルが多いものです。
遠距離が続きにくいのは、離れている分相手の生活環境が見えにくく、会えない寂しさから関係自体がぎくしゃくすれば、自然と別れ話になるのもうなずけます。
遠距離恋愛は非常に難しい関係ですが、離れている分彼氏の気持ちも見えにくく、つい不安に負け別れる、新しい彼氏を周囲で見つけようとします。
女性はもうダメ・我慢できない・愛想が尽きた彼氏に見切りを付けると、切り替え早く忘れられます。
ところが男性の方がそうはいかず、突然別れようと言われてもなかなか受け入れられず、大きな未練が残るもの。
自分の方から別れを切り出したのなら、1ヶ月の短期間で復縁できる可能性も高いですよ。
まとめ
よく勘違いされがちなのが、冷却期間中をただじっと待ち続けることだけに費やすことです。
1ヶ月でも、新しい自分に生まれ変わるべく、外見や内面も磨く心の準備と気持ちがあれば、復縁の成功率自体が変わってきます。
とは言っても、1ヶ月の冷却期間が終わったからと、自己中心的な気持ちや強引な態度で元彼に迫っては、彼氏の気持ちを逆なでするだけです。
あくまでも
「復縁したいのは、現時点では自分だけ」
なんだという気持ちを忘れず、元彼の気持ちに寄り添いつつ、じっくりと復縁に向き合ってくださいね。