アラサーとは四捨五入して30歳になる27~33歳(もしくは25~34歳)になる男女の事。
アラサーになると結婚適齢期に近づきますから、結婚願望があるアラサー女性は結婚に向けて焦り出す年齢。
周囲の友達が結婚していくなかで、焦りのあまりとんでもないハズレ男に捕まっては、人生を棒に振ってしまう可能性も・・・
アラサー女性が失敗しないたの結婚相手を選ぶには、どんな基準を満たす男性を選べばいいのでしょうか。
アラサー女性が失敗しない結婚相手を選ぶ基準
家事が一通りできる人
結婚後も働きたい女性なら、炊事洗濯などの家事が一通りできる人の方が、結婚しても安心です。
ひとり暮らしの生活が悲惨で、食事もコンビニ弁当やインスタントばかり、洗濯はかろうじてやるものの、掃除は年に何度かしかしないような生活にうんざり・・・
家事が面倒で結婚する男性もいますが、この手のタイプは結婚後もあまり家事・子育てをしてくれません。
このような理由から結婚相手を探す男性がいますが、いい大人なのに自分の事ができない、自立してないと告白しているようなものです。
料理が苦手、洗濯物を上手くたためないなど、家事には得意・不得意はありますが、得意でなくてもある程度の家事ができる夫でないと、家事分担も拒否されてしまうでしょう。
今の世の中、夫婦共働き世帯が7割以上を超えていますが、仕事・家事・子育てまで妻がひとりでこなすのは、はっきり言ってブラック企業並みの重圧です。
夫婦共働きで子供も欲しい場合、家事を手伝ってくれず「家事や子育ては女の仕事」と丸投げしたり、ゴミ捨て程度で手伝ったと自慢するような人は、意識を変えない限り家事をしてはくれません。
家事一通りでき苦にならない、料理が好きな人なら結婚しても安心できますよ。
思いやり深い人
結婚後は義両親・義兄弟・姉妹が増えますし、社会的な部分にも新しいつながりが生まれますから「自分には関係ない」と無視を決め込むのではなく、思いやり深く接する心が必要になってきます。
子供っぽい男性の中には、妻の両親が苦手だからと妻だけを実家に里帰りさせたりと、嫌な事からは逃げ出す、苦手・嫌いな人には冷たく当たる人もいますが、それでは社会でまともにやっていけるはずがありません。
社会人として仕事をしていれば、チームワークの大切さや人とのつながりの重要さが理解できるかと思いますから、周囲に気遣える思いやり深い人の方が、アラサー女性にはふさわしいですよ。
頑張って会話せずとも落ち着く人
初めてのデートの時ならいざ知らず、何度デートしても会話が途切れるのが怖いなど、
「一緒のいて楽しいかな、不満に感じていないかな?」
のような焦りや不安を感じない相手こそが、アラサー女性の結婚相手にふさわしい相手です。
何か話さなきゃと気を遣うようでは、心から通じ合っているふたりとは言えませんし、一緒にいて気楽な会話ができないと、もし結婚した場合でも息苦しい生活になってしまいます。
特に何を話すわけでもなく、一緒にいるだけで安心できるタイプの男性に多い特徴として、
・感情の起伏が少なく落ち着いている
・ネガティブさがなくポジティブ思考
・何かとほめてくれる
・他人と違う部分があっても受け入れてくれる
・共感してくれる
などがありますが、一緒にいて落ち着ける人なら感情的になりにくく、もっと一緒に居たいと感じさせてくれるものです。
お互いが居心地の良い関係性を築き、一緒にいるだけで居心地のいい雰囲気を作り上げれば、お互いが結婚したい相手として自然とひかれあうようになりますよ。
相手の両親をチェックする
「親は子の鏡」とはよく言いますが、結婚相手の見極め方法として効果的なのが、結婚したい相手の両親をチェックする方法です。
子供は産まれた時から両親を見て育っていますし、性格の半分や価値観は家庭環境から作り出されますから、彼氏の両親同士の関係性や家族関係をチェックすることで、結婚後のふたりの未来が見えてきます。
例えばですが、父親(母親)がギャンブル大好き・大酒飲み・浮気ばかりを繰り返している人だった場合、親を観て育った男性の中には、父親と同じような行動を起こす確率が高くなります。
もちろん父親・母親を反面教師にして育ち、全く異なる性格・価値観の人間に育つ人もいますから、しっかりとした自覚を持ち人生を生きてきた人なら、良い面だけを伸ばそうとするはずです。
彼氏の両親の姿を見て、こんな家庭を持ちたいと思えるか、それとも何十年もこんな家庭の一員として暮らしたくないと思うのか・・・
結婚前から彼氏の両親と仲良くしておき、色々な話を聞いておいたりと、どんな家庭なのかを確認しておかないと、結婚後に後悔してもそう簡単に離婚できないだけに、事前のチェックは必要不可欠です。
両親の中には過保護・借金・宗教勧誘に熱心だったりと、結婚後大変な目にあわせる親がいますから、その辺りもよくチェックしないといけません。
好きな人の前では誰もがカッコつけようとしますし、何時間か会うだけのデートでは相手の本質はなかなか見えてきにくいものです。
もし結婚すれば長いお付き合いになる間柄ですから、結婚直前になって初めて彼氏の両親に会うようでは遅いですよ。
安定した仕事&経済力がある
未来の夢を叶えようとフリーター生活にはげんでいる相手を応援できるのは、せいぜい20代後半まで。
アラサー女性が結婚しない為には、フリーターではなく安定した仕事&経済力のある相手を選ばないといけません。
もちろん自分の才能にすべてをかけ頑張っている男性の姿は素敵ですが、どちらに転ぶかも分からない相手に自分の将来を託すのは大変危険です。
ミュージシャンや俳優などの芸能系、絵画や彫刻・マンガなどの芸術系は才能も必要ですが、それ以上の努力と運が必要。よほどの才能を感じられない限り、自分の運命を託してはいけない相手です。
アラサー女性として、今後の人生設計をしっかり立てられる安定した仕事&経済力のある相手との結婚する事こそ、最優先事項です。
20代前半頃なら貧乏カップル暮らしも楽しいですが、アラサーになりこれからの人生を考えれば、安定した仕事や経済力のある相手を選んでおかないと、結婚後後悔する事になります。
価値観が似ている
価値観とは、自分の中での価値がある・ないを決める「判断基準」となる物事の考え方です。
価値観は育ってきた環境・性格によって変わっていくものですから、完全に価値観が同じ人は存在しません。
恋人との別れの理由として、価値観の違いから心がすれ違い始めるパターンが多いですが、価値観の似ている人なら、大きなすれ違いも起こりません。
好きな人と守りたいものが同じ、好きなもの(趣味が同じ等)が似ている人を選んだ方が、結婚後の生活も上手く行きます。
もちろん異なる価値観同士のカップルだったとしても、お互いの価値観を認め合い・受け入れ合う・あゆみ寄る事で、さらに愛情が深まります。
特にアラサー世代は個人の価値観も固まりつつお年頃ですから、価値観を否定せず違いを認め合い、受け止めてくれる懐の深い男性なら、夫婦生活も末永く続けられます。
他人への対応をチェック
彼女を大切にするのはある意味当然ではありますが、アラサー女性が結婚相手を選ぶ基準としてチェックして欲しいのが、あなた以外の人への対応です。
会社の同僚や友達への接し方はもちろんですが、彼氏の家族に対し、あなたが取られた事のないような荒い・冷たい態度を取るようなら結婚はしない方が身のためです。
例えばですが、DV傾向のある人は付き合っている時は優しいですし、周囲からもいい人と思われていますが、いざ結婚すると態度が急変。
ちょっとした妻の失敗にも急に激怒し激しく攻め立てますし、1日何をしていたのかを細かく聞き出したりと、まるで監視するかのような行動を取るようになります。
結婚した途端、態度が急変する人の多くは、
・自分より立場の低い人には横柄な態度を取り、ネチネチと攻め立てる
・家族や親友&友達(会社)から引き離そうとする
・彼女の自尊心を傷付け「自分は無価値な人間だ」と思い込ませようとする
・車の運転が荒く、常に自分が正しいと思い込んでいる
・イライラしている時物に当たり、彼女に暴力を振るうような素振りを見せる
など、DV傾向のある男性は、付き合っている頃から彼女を「支配」しようとしますから、結婚すれば暴力性をむき出しにして、本格的に支配下に入れようとします。
付き合っている頃は優しくとも、結婚後に態度を急変し人生を支配され、物のように扱われてはたまりませんから、自分より立場の低い人(店員)と見ると、すぐクレームを入れる人なら結婚相手にはふさわしくありませんよ。
性格の相性
結婚生活を続けていくには、性格の相性は必要不可欠。
恋愛相手としてなら、自分と似ている性格の方が、一緒にいて心地よい関係性を作り上げられますが、結婚相手としての相性はあまり良くありません。
一緒にいて楽しい・ドキドキする似た性格の組み合わせのカップルだったとしても、性格の相性が合わない同士では、結婚しても関係を上手く保てません。
同じ性格なら考え方が理解できるプラス面はありますが、欠点も同じならマイナス面ばかりがますます大きくなり、一緒にいても息苦しいだけの関係になってしまいます。
勝気な性格の夫婦がケンカになれば、どちらも自分の主張を繰り返すのみで一歩も引きませんから、必然的に大喧嘩に発展。
結局夫婦関係はこじれ、離婚問題にまで発展しかねません。
正反対な性格の夫婦の場合、かみ合わない性格の場合でも足りない部分を補い合える為、長い目で見ると良い夫婦関係を作れます。
ポジティブ思考の夫&マイナス思考の妻、インドア派の夫&アウトドア派の妻
大雑把な夫&几帳面な妻、内面的な夫&社交的な妻
など、正反対な性格の夫婦なら、足りない部分を補い合えるからこそ夫婦関係が長続きしやすいですし、お互いの違いを認め合える関係なら、新しい世界を知り自分を高める大きなきっかけにもつながります。
もちろん同じ性格でも良い夫婦関係を作り上げられますが、心地よさだけを重視するのではなく、長期的な視点での相性の良さ・悪さを理解し、変えていこうとする気持ちが大切ですよ。
おわりに
アラサー女性は結婚適齢期の重圧に耐えかね、焦りのあまり結婚相手との相性を見誤る場合が多い、微妙なお年頃です。
アラサーを過ぎてしまうと婚姻率が急降下しますから、できれば25歳から30歳前後で結婚を決めておきたいと感じるもの。
焦りのあまり今付き合っている相手が「自分にふさわしいかどうか」をよく考えず結婚すれば、後々後悔しかねません。
アラサー女性が失敗しないための結婚相手を選ぶ基準は、自分にしか決められません。
あまりよく考えないカップルも多い基準の中には「身体の相性」もありますが、優しいから、収入が良いからだけでなく、価値観・相性の良さなどの全体的に見たバランスをよく考え、ふさわしい結婚相手を見つけてください。