幼稚園の夢について

多くの方が幼少期に通ったであろう「幼稚園」には、皆さんたくさんの思い出があると思います。幼いころだったからこそインパクトがあり強烈に残っている記憶もあることでしょう。

そうした強い記憶は深層心理の中に根付いていることも多いですので、ふとしたときに夢に出てくることがあります。「もう大人になったのに何で？」と思われるかもしれませんが、むしろ「大人になったからこそ」夢に出て来て、隠されたメッセージを私たちに教えてくれているのです。

幼稚園の夢は夢占いにおいて、「幼少期の記憶」「あなたの中に眠る子供心」を示しています。

この夢を見ているときというのは、あなたの中の深層心理のまだ幼い心の部分や、自分でも忘れてしまいがちな幼少期の記憶が、夢によって呼び起こされているときです。

これらが呼び起こされているときというのは、幼いころの自分から今の自分へのメッセージが発信されているときです。

今の自分が受け止めるべきメッセージとはいったい何なのか、夢占いを通して知っていきましょう。過去の自分からのメッセージを元に行動すれば、現実は良い方向へと向かっていきますし、運気もめぐってくるようになりますよ。

幼稚園のとき仲が良かった友達の夢

幼稚園のとき、特に仲が良かった友達が、急に夢の中に出てくることがあります。

今は幼少期の頃とは違う場所に住んでいるためその友達となかなか会えなかったり、大人になるにつれて次第に疎遠になっていった・・・なんていうケースも多いと思いますので、夢の中とはいえ久しぶりにその相手の姿を見ることができ、懐かしさで胸がいっぱいになってしまったという方も多いのではないでしょうか。

また、あの子とはこんな遊びをしていたなあ、など幼少期の遊びを思い出してみると、幼かった頃の自分の純粋さがまぶしくなってしまうことでしょう。

幼稚園のとき仲が良かった友達の夢は夢占いにおいて、あなたが「その友達との関わりを心の奥底で今でも求めている」ということを示しています。

今は疎遠だとしても、なかなか会えない距離にいるとしても、幼い純粋な頃に築き上げた絆というのは、少しのことでは崩れないものです。何となく気まずくなっていたとしても、少しずつ話して心の距離をほぐしていけば、いつしか昔のように仲直りすることができます。

また、過去の自分をよく知る人物と接することで、あなた自身も幼いころのようなピュアな心を取り戻していけるのです。勇気を出して、連絡を取ってみましょう。変わらない相手のふとした態度に、胸が熱くなりますよ。

幼稚園の頃の恋愛の夢

幼稚園の頃の恋愛というと、まだまだとても純粋で、今思い返してみると逆にピュアすぎて恥ずかしくなってしまうほどだったりしますよね。

「○○ちゃんと結婚する！」「○○くんが大好き！」などと、大人になって見ると勇気を出さなければ言えないようなことをさらっと言ってのけたりするものです。

幼稚園の頃の初恋の人というのは、今は恋愛感情を持っていないとしても、今でも心の中でも大切な存在のまま・・・という方も多いのではないでしょうか。

幼稚園の頃の恋愛の夢は夢占いにおいて、あなたが「心の奥底でピュアな恋愛をしたいと思っている」ということを示しています。

大人になればなるほど、計算や駆け引きを考えてしまって、心の底から純粋に相手を想うだけの恋愛がなかなか難しくなってしまうものです。

だからこそ幼少期の無垢な恋愛がまぶしく見えてしまい、また心の底から求めてしまい、夢に出てきてしまうのです。

計算や駆け引き、また「恋人にするならこれだけは外せない！」などの条件を取っ払って、それでも心を惹かれる人を探してみましょう。その人こそが、あなたが心から好きになることができる人です。心の底から好きになることができる人との恋愛というのは、何歳になっても無垢なものですよ。

ある日突然、幼稚園児になる夢

幼稚園を卒業してからかなりの月日が経っているはずなのに、ある日突然幼稚園児になってしまった・・・現実世界ではありえないシチュエーションであったとしても、夢の中では急きょ起こりうることでもあります。

しかもこの項目のポイントは「ある日突然」というところです。もともと大人だったころの記憶や人格を持ったまま幼稚園児になるわけですから、身体だけが子供になって頭の中は幼稚園児になっているということです。

ちぐはぐな体と心のせいで混乱してしまうことも多いかもしれませんが、夢だからこその非現実なワクワク感も感じることができることでしょう。

ある日突然、幼稚園児になる夢は夢占いにおいて、あなたが「子どもの頃に戻りたいと思っている」ということを示しています。

夢の中では何かしらのハプニングが起きて幼稚園児になっていたかもしれませんが、これを夢に見るということは、心の奥底であなたが幼稚園児の頃の自分を懐かしく思っていたからこそです。

大人に比べて子供の頃というのは、良くも悪くも無責任であり、またそれを許容されているものです。大人のように何においても責任を問われたりすることもありません。

だからこそ、何も知らずに自由気ままに過ごせた幼稚園時代が、あなたにとってはとても眩しく羨ましい時期だと感じるのです。

この夢を見るということは、今あなたの心が疲れているサインでもあります。どうにかして時間を設けて、休養しなければその心の疲れが癒されることもありません。

休みを取り、時間や責任に追われたりすることなく、羽を伸ばして自由にのんびりとした時間を過ごすことで、まずは今まで頑張ったあなた自身を労わってあげてくださいね。

幼稚園の先生になる夢

穏やかで優しくて、一緒にいて子供がほっとできるような雰囲気を持った「幼稚園の先生」。一度は憧れた職業だという方も多いかと思います。

大人になって子供を育てる大変さを知ると、子供の面倒を見るというのは一人分だけでも大変なのに、それを何人、何十人と一度に相手をしてくれたことへ、感謝の念も溢れてくることでしょう。

そんな幼稚園の先生になる夢を見ると、幼稚園の先生の素晴らしさ・大変さなどの疑似体験もすることができますね。

幼稚園の先生になる夢は夢占いにおいて、あなたが「幼少期の頃の自分の思いを汲んであげることができるような、精神的余裕を持っている」ということを示しています。

一度にたくさんの園児たちを見つめ、見守ってあげることができる幼稚園の先生のように、今のあなたは、幼少期の頃の自分の思いや心の叫びを、しっかりと聞き逃さずに受け止めることができます。

大人になった今だからこそ、幼少期の頃では解決できなかった悩みや不安を解決することもできるでしょう。そしてそうした大きな器を、今のあなたは持っているのです。

また、幼少期の頃の自分の思いを汲んであげることができれば、幼少期のトラウマの解消につながります。幼少期のトラウマというのは、大人になってもいつまでも尾を引いてしまうものです。

それを早急に解決してあげることができれば、あなたは今後トラウマのない生活を送ることができます。視野も広がり、世界も変わります。不安のない日々を過ごしていきましょう。

番外編：幼稚園の頃見ていた夢を見た場合

ごくまれなケースではありますが、幼稚園の頃に見ていた夢を大人になってからも見ることがあります。何度も繰り返し同じ夢を見る人などはこのパターンが多い傾向にあります。

昔小さいころに見ていた夢が今でも記憶に残っているほど印象的であり、かつそれを大人になっても見たことを覚えている・・・この２段階の記憶が残っていること自体、とても珍しい事でもあるので、ぜひ夢占いを通して見ましょう。

なお、こうした夢を見たときというのは、懐かしい気持ちになることが多いですので、その気持ちから夢の内容をじわじわと思い出していくのもいいですね。

幼稚園の頃見ていた夢を見た場合、これは夢占いにおいて、「幼少期から絶えずあなたに提示されている警告」であるということを示しています。

幼少期の頃から、あなたの「芯」というものは変わっていないものです。どれだけ大人になって成長したとしても、根っこの部分は人はなかなか変化しないため、伸ばすべきところも、また気を付けるべきところも同じなのです。

夢から示されている警告はしっかりと受け止めるようにしてください。夢の内容自体は、描く夢占いのページを更に参考にしていただければと思います。

まとめ　

幼稚園の頃というと、はるか遠い昔のように感じてしまうかもしれません。ですが実際にこうして夢に見てみると、そこから芋づる式に記憶がよみがえってきて、「どれだけ時間が経っていても覚えているものだなあ」とご自分の記憶力に感心してしまうのではないでしょうか？

幼いころからの知り合いというのは、当然大人になってからは作ることができません。一度は疎遠になってしまったとしても、幼少期の頃に親しかった相手やお世話になった人などとの縁は大切にしたいものですね。

また、幼稚園の頃の夢が夢占いにおいて意味していることである「幼い心」「幼少期の頃のあなた」というのは、大人になってからも重要視すべきものです。

幼少期の頃のあなたというのは、今のあなたにとって確実にベースになっているものです。

夢占いを通して過去の自分の事を知り、自分の中に眠るまだ幼い部分をきっちりと把握することで、あなたはこれから成長していくことができるのです。今のあなたを完成形だと思わず、過去の自分を見つめてみましょう。

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