基本データ
双子座(双児宮)
「ジェミニ Gemini」
・2区分(男/女):男性
・3区分(行動形態):柔軟宮
・4区分(元素):風
・支配星:水星
・身体対応:肺、手、腕、神経系
・成長プロセス:
「私は、考える(思考):I think」
・関連タロットカード:魔術師、恋人たち
・色:黄
・時間数字:3
星座と神話について
双子座は冬〜春頃に南の空高くで見られる星座です。有名な天体はカストルやポルックス、散開星団M35です。明るい2つの恒星が双子の兄弟に見えることから双子座と呼ばれています。
双子の名前はカストルとポルックスは、ゼウスと人間の美女であるレダとの間に生まれた子どもです。しかし双子ではあるものの兄は人間の血を引いていて、弟は神の血を引いていました。弟は不死でしたが、兄との死別に耐えきれずに不死性を返上したいとゼウスに訴えたそうです。兄弟愛に心を打たれてゼウスは2人を星に変えました。とても仲良しな双子だったんですね。
双子座の基本的な特徴
双子座は自分の内にあるものを、言語化したり表現しようとする傾向があります。
双子座は成長プロセスでいうところの幼児期後期です。とにかく好奇心の塊。自分で動き回れるようになり、知らないものを積極的にドンドン吸収していこうとします。「知らないものがこの世界にはたくさんあるんだ!」と嬉しさがこみ上げてきているような感じです。
コミュニケーション力も高く色々な人と交流を広げていきます。広く浅い人間関係の方が得意。パーティー会場なんかで知らない人と楽しんだりするのも好きでしょう。人との出会いやモノとの出会いで人生の質が格段に良くなっていきます。中には「なれなれしいな」なんて思う人もいるので、礼儀は大切にしましょう。
適応力が高くて飲み込みが早いのは双子座の基本性質です。周りからは頭の回転が早くてキレが良い人に思われます。ただし射手座の効率の良さとは違って、多方面からの情報をもってるからなんとなくできてしまっている感じなので正直あまり余裕はありません。
基本的にあまり深く考えないところがあります。気になったものには触れてみて、飽きたらあっちへこっちへ手を出して経験を広げていきます。なので知ってることも多くて多趣味なのですが、一つのことにあまり長続きはしません。双子座は浮気しやすいというのは、この飽きっぽさと意識が色々なところに向いてしまうところからきています。責任感を負うと動きにくいので身軽で自由を好むのです。
幼児期後期というとだいたい幼稚園あたりです。自分が主体ではありますが、他人の存在も意識している時期。牡牛座までは他人はそっちのけのようなイメージでしたが、ここからは他人の目を少しずつ意識していきます。ただ「他の人に負けたくない!」という競争心はよく出てきますが、まだまだ集団行動は練習段階。自分の知見を広げていく方が先なので、無理に周りに合わせようとすると疲れてしまいます。立ち止まって考えるというよりも、走り回りながら考える方です。
双子座は大人になっても子どものような無邪気さをずっと持っています。正義感も強く、人が困っていたら助けてあげたり、泣いていたら声をかけたりすることが当たり前のようにできる人。カラッとしていて裏表がないので、フレンドリーで付き合いやすいでしょう。
笑わせるのも好きでユーモアたっぷり。ただし周りに笑われるのは嫌いなので、笑われると途端に落ち込んでしまいます。メンタルが弱いのを隠すため、あえて明るくしているところもあるのかもしれません。
この時期のライフ・テーマは「積極性VS罪悪感」です。一通りのことを自分でできるようになり、やりたいことや疑問も生じやすい時期です。しかし自分の欲求のままに人をコントロールしすぎると孤立を招く原因になります。人との関わりの中では我慢をすることや迷惑をかけることがあることを学び、人との距離感や自分のコントロール方法を学んでいく必要があります。
双子座は失敗したからといって立ち止まってしまうと、良さが活かせなくなります。失敗は次に活かせばいいのです。そこで気分がどんよりしてヤル気がなくなってしまうと、マイナス面ばかりが目に止まるようになります。常に楽観的な思考で「失敗してもいいや!」という気持ちで何にでも挑戦していくことが大切です。
プラスのキーワード
知的、好奇心旺盛、多芸多才、飲み込みが早い、適応力が高い、情報収集力がある、ユーモアがある、楽観的
マイナスのキーワード
落ち着かない、信頼できない、移り気がある、神経質、薄情、ウワサ好き、一貫性がない、集中力がない、詮索する
適職
出版、マスコミ、報道、旅行、流通、編集者、ライター、教師、代理業、通訳、ガイド