恋愛・結婚相手として出会う可能性が最も高いのは「職場」です。
一日の大半を職場で過ごす人も多いなかで、一緒に仕事をこなすうちに、恋愛感情がわいてくるものごく自然な事です。
一方で社内恋愛をタブー視する会社もあったりと、好きな人ができても周囲に相談できず、社内恋愛はより困難になります。
脈ありサイン・脈なしサインを的確に見分ける事ができれば、職場恋愛は楽しめますし、将来の結婚相手を見つけるチャンスも広がりますよ。
職場恋愛での脈ありサイン
気が付けば目で追われている
ふと視線を感じ振り向くと、毎回同じ同僚が慌てて視線をそらすようなら、その行動は脈ありサインの証です。
男女共に好きな人の姿を無意識に追いかけてしまうものですし、目が合う回数が増えたと気付いたら、今後ますます目が合うようになるものです。
人の視線とは不思議なもので、気付かぬままでは何とも感じませんが、一度気付けば見られていると感じた途端、胸がドキドキ。
「好意」や「恋愛感情」は胸のドキドキやときめきが育てるといっても過言ではありません。
お互いに好意を持っているようなら、どちらかが一歩踏み出せば、すぐにでもカップルが成立します。
他の人と声のトーンが違う
同じ同僚と話す声と、自分と話す声のトーンが違うと感じたならば、脈ありサインの証です。
朝のあいさつや給湯室での雑談など、たわいもない会話をしても、他の人とは声のトーンが高い・低いと感じたら、明らかに意識しています。
特に朝のあいさつは見分けるのに大変重要。
好きな人の姿を見つけた途端テンションが上がり、思わず声が裏返るような変化が起こるものです。
普通のトーンとは明らかに違う声質なら、笑顔であいさつを返しておけば、好感度も高まりますよ。
話している時の態度が違う
好きな人と話すだけでも「特別なイベント」のように感じるものです。
好きな人」と話している時には、軽いあいさつ程度でもドキドキしたりと、話している時の声や態度も他の人とはまるっきり違っています。
他の同僚と話している時、声のトーンは落ち着いた雰囲気だったのに、あなたと話している時はニコニコ顔、優しい声で話してくれるようなら、明らかかな脈ありサインです。
特に話している時の距離感か近いと感じる相手なら、好感度もかなり高い証拠です。
逆にぶっきらぼうな声でも、離れず話し続けようとする人は、恥ずかしさからのテレ隠し。
感じが悪い態度ばかりを取るくせに、何度も目が合うようなら、わざとそんな態度を取っているだけ。
嫌うどころか、むしろ不器用でシャイな人なだけです。
普段の状態とは明らかに違う態度で接してくるようなら、まず好意があると見て間違いありません。
ただし気付くには普段の姿をよく観察し、違いを理解できるほど観察する必要があります。
プライベートな質問をよくされる
普段から仕事についての話はよくしていても、同僚のプライベートな事までは知りたいとはそう思わないものです。
出身地や家族構成・今住んでいる場所から好きな食べ物・趣味や休日には何してるのかまで、さまざまな質問をぶつけてきたら、脈ありサイン。
話の流れで同僚のプライベートを知ることもありますが、具体的に聞き出そうとしてくるようなら、好意がある証拠です。
好きな人の事を知りたいと感じるのは、恋愛経験者なら誰でも理解できるかと思います。
質問以外にも、何かと話しかけてきては「お疲れ様、大変だったね」のようなねぎらいの言葉をかけててくるのも脈ありサインですよ。
ランチや夕食に誘ってくる
他の同僚とのランチに誘われた後、ふたりっきりの夕食に誘われたなら、一目で分かる脈ありサイン。
前に話した事がある好物が美味しいレストランや、ちょっと変わったお店に行こうと誘われたなら、気を引きたいからこそ誘っているとみて間違いありません。
誘われたあげく、チェーン店の居酒屋や何の特徴もないレストランな場合もありますが、その場合は誘ってきた男性の態度をよく観察し、判断しましょう。
よくおごってくれる
男性は好きな相手にプレゼントを贈るのは、
・相手の女性の気を引きたい
・いい所を見せたい
・喜んで欲しい
・特別な存在として見て欲しい
など、さまざまな心理から、何かにつけておごってくれる傾向があります。
自販機でジュースを買ってくれるような軽い物から、旅行のお土産・残業の差し入れなど「物を贈る」ことで、愛情を返して欲しと感じているからです。
もし相手に好意があるなら、ちょっとしたお返しをしてくださいね。
朝の通勤や帰り際が一緒になる
朝の通勤途中によく出会ったり、会社から帰るタイミングよく重なるようなら、脈ありサインです。
・通勤途中電車の中でばったり出会う
・帰宅するタイミングがいつも同じ
同じ電車やバスに乗らない限り、偶然の出会いが急に増えだしたら、相手の方が意識的に合わせています。
同じ職場でもあまり話す機会がない場合、偶然を装いでもしない限り話すチャンスを作るのも難しいもの。
タイミングを合わせ話しかけ、何とか食事にでも誘いたいと感じているからこその行動なのです。
何かと仕事を手伝ってくれる
荷物を運んでくれたり、残業仕事を自ら進んで手伝ってくれるのは
「頼もしい優しい男性」
だと思って欲しい気持ちからくる行動です。
仕事のミスをフォローしてくれたり、失敗して落ち込んでる時なぐさめてくれれば、思わず意識したくもなりますよね?
好きな子が困っていれば手伝ってあげたい・力になりたいと感じるものですし、お礼に食事にでも誘ってくれないかな?なんて考えている場合もあります。
好きな人の為に何かしてあげたいと思うのは「男女共に共通する感覚」ですから、何かと手伝ってくれる人は、脈ありだと考えてもいいでしょう。
相談事を持ち掛けてくる
職場の同僚は友達とは違う存在ですから、よほど心を許した相手でないと「悩み相談」もしにくいものです。
特に職場内の人間関係の悩みは
「信頼している相手」
でないと打ち明けられないだけに、悩みを打ち明けられたら脈ありサインだととらえていいでしょう。
職場の悩みなら、同じ職場の人間に相談するのが一番手っ取り早いですし、恋愛感情がある相手なら、より強い信頼関係を作るチャンス!
実際に見聞きしている職場の同僚なら何かとピッタリな相手ですから、相談に乗っているうち自然と親しくなれるのも大きなポイントです。
相談しているうちに心が打ち解け合えば、仕事以外のプライベートな相談や一緒に遊びに出かけたりと、一気に恋愛関係に発展しやすくなります。
気付くといつもそばにいる
社内の飲み会や社員旅行など、気が付けばいつもそばにいるようなら、偶然ではなく自ら進んで行動している証。
・仕事中や雑談している時にもさりげなくそばにいる
・飲み会では必ず隣りの席をキープする
些細な子よですが、好きな人のそばにいたい、少しでも話したい、一緒にいたいからこその行動です。
少人数で飲みに出掛けた時でも、必ず隣りに座ってくるようなら、本人がどんなに否定しても脈ありの証。
脈あり・脈なしの判断が付かないようなら、わざと隣りの席に座らず様子を見るのもひとつの手ですよ。
職場恋愛での脈なしサイン
仕事関係の話しかしてこない
目の前に好きな女性がいれば、プライべートな話のひとつやふたつするものですが、脈なしの場合、仕事関係の会話しかしてきません。
職業倫理的には、業務中にプライべートな話を聞くのは不謹慎なのでしょうが、好意がある人にはプライベートな話を聞きたくなるものですよね?
こちら側からプライべートな話を振ってもそうともしないようなら、同僚としか思われていない可能性が高いでしょう。
客観的に考えても、同僚としか思えない人とは仕事以外の用事であまり話しかけないもの。
陰口を叩かれたりと、嫌われてないだけまだマシと思うよりほかありません。
何度誘ってもやんわり断られる
上司や先輩なら、
「飲みに行きましょうよ~」「美味しいお店紹介してください」
とかわいく甘えられますし、同僚なら、
「割り勘でいいから飲みに行こう?」
と軽い感じで誘えるものですが、何度誘ってもやんわり断られる場合は、残念ながら脈なしです。
1、2度程度断られるなら単に都合が合わないだけでしょうが、2~3人での少人数での飲み会に誘っても来ない場合です。
大勢での飲み会や他の同僚との飲み会には参加しているようなら、意識的にふたりっきりにならないよう、配慮している可能性も・・・
男性のなかには
・仕事に集中できない
・社内恋愛が原因で出世に響く可能性がある
と感じ、職場恋愛を選択肢から外している人もいます。
同僚からあなたとの関係を冷やかされたりと、職場恋愛は周囲のうわさのネタにされやすいもの。
過去に職場恋愛を経験した人の中には、わざと避ける人もいるので注意が必要です。
避けられている気配を感じる
話を聞きだそうとしても、全然乗ってくれずさりげなくかわされてしまったら、脈なしサインだと思ってください。
コミュニケーションを上手く取りながら、打ち解け合うためにも、ある程度のプライベート情報は話しておき、共通点を探るものです。
聞いても個人的な話をしてくれない、適当な話ではぐらかされてしまうようなら、恋愛対象外扱いされている可能性があります。
露骨に避けられる事はなくとも、無意識に身体が反応し避けようとするのは、親密さによって距離感が変わる
「パーソナルスペース」
に踏み込んでほしくないと感じているからです。
狭い場所でふたりっきりになると分かりますが、それほど親しくない人とは思わず距離を取りたくなるもの。
・ふたりっきりになろうとして避けられた
・エレベーターなどの狭い空間の中で、一歩距離を置かれた
のような態度を取られたなら、残念ながら現時点では脈なしだと思った方がよさそうです。
相談しても適当な答えしか返ってこない
仕事やプライベートな相談で親密度を上げようとしても、何だかよく分からない適当な答えしか返ってこないようなら、脈なしサインです。
親切にすれば好感度が上がるのに、適当にしか答えないのは、相手に関心がないからに他なりません。
好意がある人からの悩み相談なら、自分の経験に基づいたアドバイスでサポートし、頼りがいのある所を見せたいと感じるものです。
一方、好意や恋愛感情もない相手には、深いアドバイスはせず、お手軽で適当なアドバイスで済ませようとする人もいます。
恋愛の脈あり・なしを測りたいなら、相談事を持ち掛け、真剣にアドバイスしてくれるかをチェックすると、より分かりやすいでしょう。
女扱いされない
男性は第一印象で恋愛対象内・対象外かを決める傾向が強いので、出会った時、相手男性の好みから外れていると、女扱いされない事があります。
・一緒に食事に行ってもいつも割り勘
・下ネタを振ってきたり、身体的な特徴をいじる(体重や胸・容姿など)
など、小学生レベルかセクハラぎりぎりのいじりをしてくるようなら、恋愛対象に入っていない証。
恋愛対象に入っていれば、わざわざ自分の方から嫌われるような事はしませんし、本命女性にはまず食事やデートに誘う等の王道的な誘い方をするものです。
女扱いされないと、いじられキャラとしてかわいがられるものの、彼女にしようとは思われませんから、普段からの接し方が大切です。
目線が合わない
遠く・近くからでも目が合わず、目の前にいる時だけ目が合うようなら脈なしサイン。
好きな人が周囲にいれば、それとなくバレないように目線を合わせようとするものです。
目が合うと慌てて伏し目がちになったり、それとなく目線をそらすのも好意があるからこそ。
ところが脈なしの場合には、目線が合っても目線をそらさしませんし、下手すれば視線を全く感じません。
正反対の女性をほめる
「〇〇さんっておっとりしてるよね」
「いつも笑顔でこっちまで明るくなるような子だよ」
のように、自分とは正反対の女性をほめるのは、向けられている好意に気付き、あきらめてもらえるようわざとほめている可能性大です。
想いに気付いて欲しいとアプローチした結果、正反対の女性をほめてきたなら、残念ながら脈なしと考えていいでしょう。
好かれるのはうれしいでしょうが、彼女がいる、社内恋愛はしたくない人にとって、傷付けずに諦めてもらいやすい方法。
されている側としては、告白する前に振られている訳ですが、好きな人の好みを知れるチャンスととらえ、前向きになりましょう。
まとめ
脈あり・脈なしサインは人によって違ってきますが、基本的な部分はあまり変わりません。
脈ありサインは気付かなければ恋愛に発展しませんし、脈なしサインを出されても、今後の接し方で脈ありサインに変化させる事だって十分可能です。
さりげなくアプローチを仕掛けた結果、どちらかのサインを出されたなら、このまま想い続けるか、あきらめて他の人を探しましょう。
まずはどんなサインが出されているかを確認し、今後の恋愛に活かしていきましょうね。