神奈川県の初詣スポットとして有名な神社やお寺をご紹介します!
1位 川崎大師(かわさきたいし)
川崎大師は厄除け弘法大師(やくよけこうぼうだいし)として全国的に知名度が高い神社です。
1128年に尊賢上人(そんけんしょうにん)、平間兼乗氏(ひらまかねのり)によって創建されました。
正式名称は金剛山金乗院平間寺(こんごうさんきんじょういんへいけんじ)ですが、全国的に「川崎大師」の名で呼ばれています。
境内の大山門の四方には、持国天像〔東方〕、増長天像〔南方〕、広目天像〔西方〕、多聞天像〔北方〕四天王像が奉安されています。また、やすらぎ橋には、人が悟りを開くまでに歩む20段階の文字が刻まれています。
大晦日には除夜法楽が執り行われ、1月1日0時より境内に除夜の鐘が鳴り響きます。
大本堂では、元旦0時より元朝大護摩供が行われます。
境内で求めることが出来る御土砂御守は人気のお守りで、四国八十八ヶ所霊場のお砂が入った、お守りです。
また、数珠の変わりに持つことが出来る合掌佛御守は、温度により色が変化する変わった御守で、弘法大師の姿が描かれています。
参拝者数:約296万人
ご利益:商売繁盛・家内安全・交通安全・厄除け
所在地:〒210-8521 神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
アクセス:京急川崎駅 徒歩15分、京急川崎大師駅徒歩8分
URL: http://www.kawasakidaishi.com/
2位 鶴岡八幡宮(つるおかはちまんぐう)
鶴岡八幡宮は1063年に源頼義(みなもとのよりよし)が出陣に際してご加護を祈願した、京都の石清水八幡宮を鎌倉にかえって、鎌倉の海岸、由比ガ浜にお祀りしたのがはじまりです。
その後1180年に由比ガ浜から現在の地に移し、1191年から増築、改築をして現在の姿に整えました。
現在の本殿は1828年徳川家斉(とくがわいえなり)造営の江戸建築です。
御祭神は応神天皇(おうじんてんのう)、比売神(ひめがみ)、神功皇后(じんぐうこうごう)を祀っています。
1月1日5時から年頭の祭儀である歳旦祭、7時から神楽始式が行われます。
2010年に倒れてしまった大銀杏の大木は、ニュースでも取り上げられるほど有名です。
現在残った根から新しい芽が出てきていて、その生命力の強さにパワースポットして注文されています。
参拝者数:約251万人
ご利益:商売繁盛・縁結び・家内安全・交通安全・厄除け
所在地:〒248-8588 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31?
アクセス:鎌倉駅から徒歩10分?、江ノ電鎌倉駅から徒歩10分
URL: http://www.hachimangu.or.jp/
3位 寒川神社(さむかわじんじゃ)
寒川神社は、明確な創建年がわかっていませんが、727年創建とも伝えられる古社です。
雄略天皇(456~479)の時代には、関東地方に於ける著名の神社として知られていたという記録が残っています。
戦国時代には、源頼朝(みなもとのよりとも)、北條義時(ほうじょうよしとき)、武田信玄(たけだしんげん)、徳川家代々より篤い信仰をうけてきました。
御祭神は、寒川比古命(さむかわひこのみこと)と寒川比女命(さむかわひめのみこと)を祀っています。
1月1日0時には新年の幕開けを告げる大太鼓の合図に、御本殿での新年初めての「八方除祭」、「元旦祈祷祭」が斎行され、寒川大明神の新たな神威・御神徳の発揚が祈念されます。
また6時より歳旦祭が行われます。
1月1日~2月3日の節分までは干支ねぶたが飾り付けされ、初詣参拝客の方を色鮮やかなねぶたがお迎えします。
参拝者数:約40万人
ご利益:方位除け
所在地:〒253-0106 神奈川県高座郡寒川町宮山3916
アクセス:宮山駅から徒歩5分
URL: http://samukawajinjya.jp/index.html
4位 稲毛神社(いなげじんじゃ)
稲毛神社の創建年は明らかになっていませんが、境内にそびえる樹齢千年を越すご神木「大銀杏」があることから、かなりの古社であることがわかります。
大銀杏の周りには十二支のブロンズ像があります。
御祭神は武甕槌神(たけみかつちのかみ)を主祭神とし、経津主神(ふつぬしのかみ)、菊理媛神 .(くくりひめのかみ)、伊弉諾神(いざなぎのかみ)、伊弉冉神 (いざなみのかみ)を祀っています。
鎌倉時代には将軍家より社領七百石を賜り、社殿の造営を行いました。
江戸時代には二十石を賜り随神門、神馬等の寄進を受けたと伝えられている由緒ある神社です。
毎年6月15日に行われる例大祭「河崎山王まつり」は「東の祇園」と称されるほど、華やかで賑わいあるおまつりとして有名です。
参拝者数:約30万人
ご利益:必勝祈願・安産祈願・厄除け 勝と和
所在地:〒210-0004 神奈川県川崎市川崎区宮本町7-7
アクセス:川崎駅から徒歩10分
URL: http://takemikatsuchi.net/etc/index.html
5位 江島神社(えのしまじんじゃ)
湘南の江の島に鎮座する江の島神社は、海の守護神が祀られている神社です。
奥津宮の多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)、中津宮の市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)、辺津宮の田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)の三女神を江島大神と称し、「弁財天女」とも呼ばれます。また奥津宮の末社の龍宮(わだつみのみや)には龍宮大神(辰)が祀られていて、縁結びにご利益があるパワースポットとして有名です。
長い石段の先にある大きな縄の輪を3回くぐるとご利益があると言われ、アニメ「いちばんうしろの大魔王」にも登場します。
広島の宮島、滋賀県の竹生島と並んで「日本三大弁財天」に数えられています。
片瀬江の島駅から江の島に渡る橋もパワースポットとして有名で、恋人同士で手をつないで渡り、江の島神社にお参りすると、二人は永遠に結ばれると言われ、多くの若者のデートスポットとしても有名です。
参拝者数:約18万人
ご利益:商売繁盛・芸能・他
所在地:〒251-0036 神奈川県藤沢市江の島2-3-8?
アクセス:片瀬江ノ島駅から徒歩10分、江ノ島駅から徒歩15分
URL: http://enoshimajinja.or.jp/
6位 箱根神社(はこねじんじゃ)
箱根神社は芦ノ湖に鎮座する神社です。
境内には芦ノ湖の守り神「九頭龍様」を祀った九頭龍神社の新宮があり、「龍神水」 という水が湧き出ています。
龍神水は石の浄化、ヒーリング効果があると言われ、古くからパワースポットとして有名です。
古くは「箱根権現」と呼ばれ、鎌倉幕府より崇敬されてきました、
御祭神は箱根大神(はこねのおおかみ)を主祭神としています。
箱根大神とは瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)三神の総称です。
創建の年は不明ですが、孝昭天皇の時代にはすでに霊場として信仰を集めていたと伝えられています。
鎌倉時代には、源頼朝(みなもとのよりとも)、徳川家康(とくがわいえやす)による崇敬の神社として栄えました。
また、明治以降、皇室の参拝が行われています。
箱根の観光スポットとしても人気が高く、毎年多くの観光客が訪れます。
参拝者数:約10万人
ご利益:開運招福・開運厄除・交通安全・
所在地:〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1?
アクセス:箱根湯本駅からバス40分徒歩3分
URL: http://hakonejinja.or.jp/
7位 平塚八幡宮(ひらつかはちまんぐう)
平塚八幡宮は仁徳天皇の時代に創祀されたといわれる古社です。
古くは「鶴峯山八幡宮」と呼ばれていました。
鎌倉時代には、源頼朝(みなもとのよりとも)が夫人の安産祈願に訪れたり、徳川家康(とくがわいえやす)が社殿を再建するなど、時代を操る武将からの信仰を受けています。
江戸時代には宿場町としてにぎわい、旅人の安全を祈願する神社として栄えました。
大正時代に関東大震災による被害をうけ、現在の社殿は1928年に再建されたものです。
境内では神前結婚式が行われることから、縁結びの神様として人気を集めています。
現在も相模一国一社八幡宮として鎮地大神と仰がれ、平塚市民の鎮守の杜と慕われています。
参拝者数:約8万人
ご利益:商売繁盛・家内安全・交通安全
所在地:〒254-0041 神奈川県平塚市浅間町1-6?
アクセス:平塚駅から徒歩10分
URL: http://www.hachiman.org/
8位 大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)
大山阿夫利神社の創建年は明確にはわかりませんが、崇神天皇の時代に創建されたと伝えられ、2千2百年以上も前から鎮座する古社です。
大山は「あめふり山」と呼ばれる霊山で、古来より雨ごい信仰の中心地であったと考えられています。
大山山頂からは、縄文土器が出土していて、古来より崇敬を集めていたと思われます。
奈良時代には霊山として知られ、源頼朝(みなもとのよりとも)、徳川家代々将軍などの信仰も集めました。最盛期である江戸時代には、「大山詣り」と呼ばれるお参りに、年間数十万年が訪れたという記録が残っています。
「富士に登らば大山に登るべし、大山に登らば富士に登るべし」と伝えられ、相模国はもとより、関東近郊では富士山と大山の両詣りが盛んに行われてきました。
現在も霊山であり、水、山の神として信仰を集めています。
御祭神は大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)で、富士山の御祭神、木花咲耶姫の父君です。
1月1日には歳旦祭・奉幣祭・月次祭が行われます。
参拝者数:約5万人
ご利益:開運招福・商売繁盛・交通安全・厄除け
所在地:〒259-1107 神奈川県伊勢原市大山355
アクセス:阿夫利神社駅から徒歩3分
URL: http://www.afuri.or.jp/
9位 報徳二宮神社(ほうとくにのみやじんじゃ)
報徳二宮神社は小田原の歴史的人物である二宮尊徳(にのみやたかのり)を祀っている神社です。
二宮尊徳は江戸時代の農政、思想家で、通称「二宮金治郎(金次郎)」と呼ばれています。
1894年に生たちである小田原城二の丸小峰曲輪の一角に創建されました。
毎年12月31日には、師走の大祓、除夜蔡、古札焼納祭が行われ、一年の最期にその年に犯した罪を清めるお祀りが行われます。
1月1日6時からは、新年を祝う歳旦祭が行われます。
境内で人気のお守り、「金治郎ストラップ守り」「こども守り」、合格升、金次郎あめが人気です。
境内には、薪を背負って本を読む姿の二宮金治郎像と二宮尊徳の像があります。
尊徳像には「経済なき道徳は戯言であり、道徳なき経済は犯罪である」という言葉が掲げられています。
参拝者数:約4万人
ご利益:安産祈願・学業成就・家内安全・交通安全・厄除け
所在地:〒250-0014 神奈川県小田原市城内8-10
アクセス:小田原駅から徒歩15分
URL: http://www.ninomiya.or.jp/
10位 前鳥神社(さきとりじんじゃ)
前鳥神社は学業成就の神様として有名な神社です。
御祭神は菟道稚郎子命(うぢのわきいらつこのみこと)、大山咋命(おおやまくいのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀っています。
菟道稚郎子命を祀る神社は極めて珍しく、東日本で唯一ご祭神にお祀りしています。
前鳥(さきとり)の名前は、平安時代以前の地名だと言われています。
鎌倉時代には、源頼朝(みなもとのよりとも)夫人の安産祈願がされ、将軍家祈祷所に定められました。
境内で求めることが出来る「三福かえる守り」は金運、交通安全、健康長寿のお守りとして人気です。
1月1日には歳旦祭、元旦祈願祭が行われます。
参拝者数:約2.5万人
ご利益:学業成就・家内安全・交通安全
所在地:〒254-0014 神奈川県平塚市四之宮4-14-26?
アクセス:平塚駅からバス15分+徒歩3分
URL: http://www.sakitori.jp/