島根県の初詣スポットとして有名な神社やお寺をご紹介します!
1位 出雲大社(いづもおおやしろ)
出雲大社の創建年は不明ですが、「古事記」「日本書記」では659年に「厳神之宮(いつかしのかみのみや)」という名で神殿が建造されたと記されています。
現在の本殿の高さは1744年建造の高さ24mの建物ですが、950年ごろには現在の倍の高さ48mもあったことがわかっています。
島根県のみならず、日本を代表する神社の一つであり、日本有数のパワースポットとして有名です。
ご祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀っています。
出雲国の一宮であり、一般的には「いづもたいしゃ」と呼ばれています。
毎年11月(旧暦10月11日~17日)には、全国から八百万の神々がここに集まり、神様の会議が行われると言われています。
旧暦10月は神無月(かんなづき)といいますが、出雲大社が鎮座する島根県は「神在月(かみありつき)」と呼ばれます。
旧暦10月11日には、毎年「神在祭」が行われます。
境内で求めることが出来る「しあわせの鈴」「縁結びの糸」「開運守」は持ち歩くだけで幸運が舞い込むと噂になり、ご利益がある御守として大変人気があります。
初詣には、全国から参拝客が訪れるので、参道には露店が立ち並び大変賑やかになります。
参拝者数:約60万人
ご利益:諸願成就・縁結び
所在地:〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195
アクセス:出雲大社前駅 徒歩10分、出雲市駅 タクシー8分
URL: http://www.izumooyashiro.or.jp/
2位 太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)
太皷谷稲成神社は全国で唯一、いなりを「稲荷」ではなく「稲成」と表記する神社です。
創建は1773年、当時津和野藩の藩主であった亀井氏が京都の伏見稲荷大社から勧請を受け、三本松城の鬼門にあたる場所に社を創建したのがはじまりと伝えられています。
地元の人たちからは「津和野のおいなりさん」の愛称で呼ばれ親しまれています。
御祭神は宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)をお祀りしています。
京都の伏見稲荷大社、茨城の笠間稲荷神社、宮城の竹駒神社、佐賀の祐徳稲荷神社、島根の太皷谷稲成神社と共に、日本五大稲荷に数えられています。
1月1日0時から歳旦祭、7時半から元宮祭が行われます。
境内で求めることが出来る「お稲成様の勾玉(まがたま)」は胎児・魂・精霊・神羅万象を表すと言われる形をしていて、ネックレスやブレスレットとして身に着けたり、携帯やカバンのストラップにつけたりして持ち歩くと、災いを割け守られると言われています。
また勾玉の形をした勾玉守りは邪気を祓い、心身を清めてくれる鈴のお守りで、こちらも人気があります。
参拝者数:約25万人
ご利益:諸願成就・開運厄除・産業繁栄
所在地:〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町後田409
アクセス:津和野駅 徒歩30分
URL: http://taikodani.jp/
3位 熊野大社(くまのたいしゃ)
熊野大社は出雲国の火の発祥地の神社として「日本火出初之社(ひのもとひでぞめのやしろ)」と呼ばれる神社です。
島根県が出雲国であった時代に、出雲大社とともに出雲国一宮とされました。
御祭神は伊佐奈枳乃麻奈子坐熊野加武呂乃命(いざなひのまなご くまのにます かむろのみこと)を祀っています。
創建年は不明ですが、851年の国史に社名が書かれていることから、古来より名神大社として崇敬されてきたと考えられています。
出雲大社と共に、パワースポットとして有名で、二の鳥居を通り、境内に足を踏み入れた途端に空気が変わると言われています。
境内には日本国歌君が代の歌詞にある「さざれ石」や「稲荷神社の朱の鳥居」があります。
また、本殿の奥にある荒神社の横にある湧き水は、その水に触れると厄払いをしてくれるパワースポットとして知られています。
1月1日6時からは歳旦祭が行われます。
参拝者数:約18万人
ご利益:学業成就・家内安全・五穀豊穣・他
所在地:〒690-2104 島根県松江市八雲町大字熊野2451
アクセス:松江駅 タクシー30分
URL: http://www.kumanotaisha.or.jp/main.htm
4位 日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)
日御碕神社は安寧天皇(あんねいてんのう)の時代に創建されたと伝えられる神社で、日本の昼を守る伊勢神宮に対して、日本の夜を守る使命を受けた神社と伝えられています。
地元の人たちからは「みさきさん」の愛称で呼ばれ、出雲大社の祖神(おやがみ)様として崇敬を集めてきました。
境内には下の本社(日没の宮)と上の本社(神の宮)があり、下の本社の御祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)、上の本社の御祭神が神素盞嗚尊(すさのおのみこと)を祀っています。
日御碕神社も出雲大社、熊野大社とともに強力なパワースポットとして知られていますが、参拝に訪れたら忘れてはならないのが、境内で求めることが出来る「御神砂守」です。
この御守は社務所には並べられていなくて「お砂のお守りはありますか?」と言うと奥から出してくれる知る人ぞ知る御守です。
この御守の中には境内の砂が入っていて、この御守は最強の厄除けになると言われています。
御守を手渡される時にも「何かあった時にはこの砂を触ってください」と渡される、最強パワーのお守りです。
参拝者数:約10万人
ご利益:交通安全・海上安全・厄除け
所在地:〒699-0763 島根県出雲市大社町日御碕455
アクセス:JR出雲駅 バス45分、出雲大社 バス20分
URL: http://www.izumo-shinwa.com/spot_dtl_hinomisaki.html
5位 八重垣神社(やえがきじんじゃ)
八重垣神社の創建年は不明ですが、太古の時代よりこの地に鎮座する古社です。
出雲地方に伝わる民謡の歌詞に「早く出雲の八重垣様に、縁の結びが願いたい」という詩があります。
古くから縁結びの神様として信仰を集めてきました。
御祭神は素盞嗚尊(すさのをのみこと)、稲田姫命(いなたひめのみこと)の夫婦神2柱を祀っています。
境内にある「鏡の池」と呼ばれる池は、かつて稲田姫命が素盞嗚尊の勧めで鏡のように姿を映したと言われる池で、今も良縁占いが行われています。
社務所で求めることが出来る半紙に小銭を載せて池に浮かべるとお告げの文字が浮かびあがってきます。
お告げの文字と、紙が流れる位置で恋愛運を占えます。
紙が遠くにまで流れれば、遠方の人とご縁があり、近くであれば身近な人との縁があるという意味です。
更に、沈むまでの時間がご縁までの時間で、早く沈めは早くにご縁がめぐってくるといわれています。
また、境内で求めることが出来る八重輝石は、境内で月光浴したパワーストーンで、持っているとしあわせを運んでくれると言われています。
占いも八重輝石も特に女性から圧倒的な人気を得ています。
参拝者数:約9万人
ご利益:縁結び・家内安全・夫婦和合
所在地:〒690-0035 島根県松江市佐草町227
アクセス:松江駅 八重垣神社行きバス25分
URL: https://www.izumo-kankou.gr.jp/89