北海道の初詣スポットとして有名な神社やお寺をご紹介します!
1位 北海道神宮
道内で一番多くの参拝客が集まる北海道を代表する神社である北海道神宮は、1869年に明治天皇が開拓民のために「開拓三神」を祀るよう詔(みことのり、天皇の命令)したのがはじまりです。
開拓三神は、北海道の国土の神様である大国魂神(おおくにたまのかみ)、開拓の神様である大那牟遅神(おおなむちのかみ)、経営、医学、酒造の神様である少彦名神(すくなひこなのかみ)の三神です。
現在は開拓三神と明治天皇(めいじてんのう)の四神を祀っています。
恋愛、金運のパワースポットとして知られ、多くの人が訪れています。
初詣時期にしか買うことが出来ない干支鈴は、毎年人気です。
また、北海道銘菓として知られる「六花亭」が、境内に神宮店として出店していて、ここでしか購入できない和菓子「判官さま」は大人気です。
境内にそびえる大木は、樹齢数百年以上あり、木々には多くの野鳥が飛び交います。また、春には桜の名所としても有名です。
境内には開拓神社、札幌鉱霊神社、穂多木神社があり、すべての神社にお参りすることで四方を四神のエネルギーで満たされると言われています。
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参拝者数:約79万人
ご利益:諸願成就・開運厄除・合格祈願・家内安全・交通安全・方位除け・病気平癒・商売繁盛・縁結び
所在地:〒0648505 北海道札幌市中央区宮ヶ丘474
アクセス:地下鉄東西線「円山公園駅」3番出口から徒歩15分 丸山公園内
URL:http://www.hokkaidojingu.or.jp/
2位 樽前山神社(たるまえさんじんじゃ)
苫小牧を代表する神社である樽前山神社は、霊峰である樽前山を信仰し、山麓に神祠を設けたのがはじまりと言われています。
1875年に、明治天皇の詔(みことのり、天皇の命令)により、三神が定められ、総鎮守郷社となりました。
三神は、山を司る神様である山霊、木々を司る神様の木霊、草花を司る草霊です。
境内には、天満社、聖徳神社、稲荷社、布袋さま、がんかけかえる様、願掛け牛があります。
樽前山は1,042mの山で、世界的にも珍しい溶岩ドームの活火山です。
1981年には小噴火が観測されています。
山頂からは白い煙が見られますが、登山家にも人気の山です。
7合目までは車で上ることが出来、山頂で初日の出を見たあと、参拝に来られる方も多くいます。
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参拝者数:約7万人
ご利益: 商売繁盛・合格祈願・家内安全・交通安全・車お祓い・工事安全・病気平癒・他
所在地:〒053-0035 北海道苫小牧市高丘6-49
アクセス:苫小牧駅からタクシー6分、またはバス「苫小牧工業高校」停留所より徒歩3分
URL:http://www.tarumaesanjinja.com/
3位 北海道護國神社(ほっかいどうごこくじんじゃ)
北海道護国神社は、1902年、大東亜戦争に至る北海道、樺太関係の国事殉難者の英霊を祭り、祭典を行ったのがはじまりと言われています。
その後1908年、北海道長官であった河島氏をはじめ、道内有志の参道を得て社殿を建築し祀りました。
現在は63,153柱の神が祀られています。
境内の広さは約2万坪と広々として敷地を有し、周りは木々で囲まれています。
社殿は約500坪の建物で、「流れ造り」で作られた建造物です。
本殿脇にあるニレの大木は樹齢400年以上と言われ、パワースポットとして人気を集めています。
境内には、本殿の他に平成館(旧陸軍第七師団北鎮兵事記念館)、昭和天皇御製碑、御手洗石(みたらし)金剛、北鎮安全神社、長春殿、母の像、一木支隊鎮魂碑、歩兵第八九聯隊合同慰霊碑、馬魂碑などがあります。
社殿の壮麗なる佇まいと、その周りを取り囲む緑の深さは北海道一と言われています。
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参拝者数:約6万人
ご利益: 事業繁栄・商売繁盛・家内安全・交通安全・厄除け
所在地:〒070-0901 北海道旭川市花咲町1丁目
アクセス:旭川駅からバス8分、徒歩1分
URL:http://www.hokkaido-gokoku.org/
4位 鳥取神社
北海道は、明治時代に多くの移住者が入植し、開拓された土地です。
鳥取神社のある釧路市は、鳥取県からの移民者が多く携わった地域です。
1891年、鳥取の移住者が建立した神社が鳥取神社です。
島根県の出雲大社より「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」を拝請し創建した神社で、出雲大社同様、縁結びのパワースポットとして知られています。
創立当時は、鳥取県出身者の心のよりどころであったと言われています。
境内には「鳥取百年館」があります。天守閣のように見える建物で、鳥取の士族たちの歴史資料が展示されています。
出雲大社から御祭神を賜った鳥取神社は、縁結びとして人気ですが、恋愛に限らずあらゆる縁にご利益があると言われています。
毎年、12月31日22時から除夜祭、1月1日0時から年越の太鼓、7時から歳旦祭が行われ、多くの参拝客が訪れています。
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参拝者数:約6万人
ご利益:産業繁栄・縁結び・五穀豊穣・大漁祈願
所在地:〒084-0906 北海道釧路市鳥取大通4-2-18
アクセス:JR釧路駅より15分、釧路空港より約30分、JR根室本線釧路駅下車、くしろバス36番37番線 鳥取神社前下車徒歩1分
URL:http://www15.plala.or.jp/tottori-shrine/
5位 厳島神社
厳島神社は、1805年に釧路漁場請負人であった佐野孫右ェ門(さのまごえもん)が漁場の安全と大漁祈願の為に、広島県の厳島神社の御分霊を祀ったのがはじまりと言われています。
その後1891年に本殿が建造されました。
ご祭神は、厳島神社の祭神である市杵島姫命(いつきしまひめのみこと)、アイヌの神様の阿寒大神(あかんのおおかみ)、商売・農業の神様である稲荷大神(いなりのおおかみ)、海上安全、漁業の神様である金毘羅大神(こんぴらおおかみ)、厄除けの神様である秋葉大神(あきばのおおかみ)、海上安全、大漁満足の神様、海津見大神(わだつのみおおかみ)、道祖神の猿田彦大神(たるたひこのおおかみ)です。
毎年新年には、合格祈願、厄払い、家内安全などを願う参拝客でにぎわいます。
縁結びにご利益があると言われ、「弁天様」の愛称で呼ばれることもあります。
昭和天皇も二度参拝に訪れている由緒あるお寺です。
境内にある狛犬や手水鉢は、釧路で数少ない江戸時代の遺物です。
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参拝者数:約5万人
ご利益: 商売繁盛・縁結び・合格祈願・家内安全・海上安全・大漁祈願
所在地:〒085-0842 北海道釧路市米町1-3-18
アクセス:釧路駅からタクシー10分、J釧路バス米町線 米町公園停留所 徒歩2分
URL:http://www17.plala.or.jp/omiya-946/