鹿児島県の初詣スポットとして有名な神社やお寺をご紹介します!
1位 照國神社(てるくにじんじゃ)
照国神社は1862年創建の神社で、薩摩藩の藩主であった島津齊彬(しまづなりあきら)を照國大明神(てるくにだいみょうじん)として祀っています。
境内には斉彬公の銅像があり、銅像は鹿児島市内と桜島を見渡す位置にあります。
近くには西郷隆盛の像もあり、並んで同じ方向を眺めています。
境内には「照国資料館」があり、鹿児島、薩摩藩の歴史を知る貴重な資料が展示されています。
境内で求めることが出来る「学業のお守り」は、ご利益があるとして受験生から人気があります。
毎年7月に行われる「六月灯」は、花火も打ち上げられ、県内最大規模の鹿児島を代表する御祭の一つです。
1月1日は歳旦祭、3日は元始祭、7日は七草祭が行われます。
七草祭は薩摩藩時代から続く伝統行事で、数え年7つの子供が、着物、袴姿で帰還時、その後重箱をもって七軒の家を回って七草粥を貰う祝い事です。
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参拝者数:約40万人
ご利益:産業繁栄・学業成就
所在地:〒892-0841 鹿児島県鹿児島市照国町19-35
アクセス:鹿児島中央駅 徒歩20分、天文館通駅徒歩10分
URL: http://www.terukunijinja.jp/
2位 霧島神宮(きりしまじんぐう)
霧島神宮の創建年は不明ですが、欽明天皇(きんめいてんのう)の時代に宮崎との県境にそびえる御鉢(おはち)山と高千穂峰(たかちほみね)、二つの山の間に社殿を建てたのがはじまりと伝えられています。
ただ、活火山の麓に鎮座するため、これまで何度か炎上し、建物が焼失しています。
現在の社殿は1715年に創建されたものです。
御祭神は天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(あめにきしくににきしあまつひこひこほのににぎのみこと)、木花咲耶姫(このはやのさくやびめ)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)、豊玉姫神(とよたまひめ)、鵜?草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえず)、玉依毘売命(たまよりびめ)、神倭磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)を祀っています。
境内に立つ樹齢800年以上と言われる杉の木は、南九州の杉の祖先と言われ、パワースポットとして有名です。
1月 1日5時半から歳旦祭、2日8時から初日供祭、3日8時から元始祭が行われます。
元旦には霧島九面太鼓が奉納され、多くの人が参拝に訪れます。
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参拝者数:約35万人
ご利益:家内安全・国家安泰
所在地:〒899-4201 鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
アクセス:霧島神宮駅 バス13分
URL: http://www.kirishimajingu.or.jp/
3位 鹿児島神宮(かごしまじんぐう)
鹿児島神宮の創建年は不明ですが、神武天皇(じんむてんのう)の時代と伝えられる古社です。
かつて大隅国だった時代から一宮として信仰を集めてきました。
御祭神は天津日高日子穂穂手見命(あまつひこ(たか)ひこほほでみのみこと)、豊玉姫神(とよたまひめ)を主祭神とする7柱です。
境内にある「竜宮の亀石」は無数の穴があいた石で、パワースポットとして有名です。
本殿、拝殿の他に勅使殿があり、天皇からの勅使をお迎えする場所として建造された建物があります。
拝殿天井の格子には、四季折々の花々や野菜等が繊細な色彩豊かに描かれていて、見応えがあります。
旧暦1月18日の次の日曜日に、毎年「初牛祭」が行われます。
初牛祭は、鈴をかけた馬が踊る伝統行事で、お祭には初詣と同じくらい多くの人が訪れます。
参拝者数:約23万人
ご利益:家内安全、安産祈願
所在地:〒899-5116 鹿児島県霧島市隼人町内2496
アクセス:隼人駅から徒歩20分
日当山駅から徒歩15分
URL: http://ichinomiya.gr.jp/093.html
4位 枚聞神社(ひらききじんじゃ)
枚聞(ひらきき)神社の創建年は不明の古社です。
開聞岳(かいもんだけ)の北麓に鎮座し、古来より開聞岳への山岳信仰に創建されたのが始まりと伝えられています。
かつて薩摩国であった時代から、一宮として信仰を集めてきました。
現在の社殿は1787年に改築されたものです。
境内には樹齢千年以上のクスの木が生い茂り、緑に囲まれた聖域となっています。
神社の前には馬場があり、桜の名所として知られています。
物殿には国の重要文化財に指定されている松梅蒔絵櫛笥(まつうめまきえくしげ)などが収蔵されています。
松梅蒔絵櫛笥は松梅の蒔絵で飾られた昔の女性の化粧箱で「玉手箱」と呼ばれています。
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参拝者数:約10万人
ご利益:交通安全・海上安全
所在地:〒891-0603 鹿児島県指宿市開聞十町 開聞十町1366?
アクセス:開聞駅 徒歩12分
URL: http://www.kagoshima-kankou.com/guide/10701/
5位 揖宿神社(いぶすきじんじゃ)
揖宿神社は706年創建の古社で、天智天皇の遺品を奉じて作られた「葛城宮」がはじまりと伝えられています。
境内には樹齢千年を超えるクスの木や銀杏の木が立ち並び、境内には森が広がっています。
境内は「揖宿の社叢(しゃそう)」「揖宿の杜」として県の天然記念物に指定されています。
御祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)とその御子神を祀っています。
2008年に放送されたNHK大河ドラマ「篤姫」では、薩摩藩ゆかりの神社として、揖宿神社のお札が使用されています。
ドラマの中で使用された「揖宿神社祈祷守護(いぶすきじんしゃきとうしゅご)」は、大変人気があります。
また「結びの紐守」は縁結びにご利益があることで有名で、特に女性から人気があります。
1月1日に歳旦祭、2日に日供始祭が行われます。
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参拝者数:約5万人
ご利益:家内安全・交通安全
所在地:〒891-0304 鹿児島県指宿市東方733
アクセス:指宿駅タクシー10分、二月田駅 徒歩20分
URL: http://www.ibusukijinsha.com/