石川県の初詣スポットとして有名な神社やお寺をご紹介します!
1位 気多大社(けたたいしゃ)
気多大社の創建年は不明ですが、748年、越中国の大伴家持(おおともいえもち)が能登を訪れた時、当時の「気太神宮(きたじんぐう)に赴いたということが万葉集に記されています。
また、平安時代の神社台帳には明神大に名を連ねています。
奈良時代には、北陸地方を代表する大社として、京の都にも知れるほどの存在でした。
石川県が能登国の時代には、一宮とされ、能登国の歴代領主からも保護を受けました。
御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)を祀っています。
2002年にNHK大河ドラマで放映された「利家とまつ 加賀百万石物語」の主役でもある、利家とまつが深く信仰していた神社で、縁結びにご利益があるパワースポットとして有名です。
毎月1日には「ついたち結び」が開催され、全国から寄せられた方々の心と心を結ぶ、無料の縁結び祈願です。
遠方で直接来られない方のために、ホームページには願い事を書いて祈願することが出来る「心むすび祈願」ページが用意されていて、全国の良縁を結びたい方々から、多くの願い事が届いています。
1983年には、昭和天皇が本殿背後の「入らずの森」を視察されました。
入らずの森は、一般には公開されておらず、立ち入り禁止となっています。
参拝者数:約20万人
ご利益:商売繁盛・縁結び・学業成就・交通安全・厄除け
所在地:〒925-0003 石川県羽咋市寺家町ク1
アクセス:JR羽咋駅 タクシー10分
URL: https://www.keta.jp/
2位 白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)
白山比咩神社は、全国の白山神社(約3千社)の総本宮の神社です。
御祭神は白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀っています。
正確な創建年月は不明ですが、第10代崇神天皇の時代に標高178mの舟岡山に神地を定めたのがはじまりと伝えられています。
その後、717年に僧侶の泰澄(たいちょう)が奥宮を建立したことをきっかけに、白山信仰が全国に広まりました。
石川県内には、白山比咩神社を中心に白山七社があります。
1877年に、白山比咩神社を本宮、山頂の神祠が奥宮と定められ、以来多くの人から信仰されています。
県内最大の初詣参拝客が訪れ、露店も多く立ち並び賑わいます。
参拝者数:約17万人
ご利益:五穀豊穣・大漁満足・開運招福・家内安全・良縁成就・交通安全・生業繁栄・学業成就・身体健全・夫婦円満・福徳長寿・家運長久・子孫繁栄・神人和楽
所在地:〒920-2114 石川県白山市三宮町ニ105-1?
アクセス:JR鶴来駅 タクシー10分
URL: http://www.shirayama.or.jp/
3位 尾山神社(おやまじんじゃ)
尾山神社は、加賀国初代藩主、前田利家(まえだとしいえ)を主祭神に祀る神社です。
1599年に前田利家が亡くなった後、前田年長(まえだとしなが)が金沢城の東に位置する卯辰山麓に卯辰八幡社を建立しました。しかし、その後卯辰八幡社の財政が厳しくなり、1873年に現在の場所に新たな神社を創建したのが、尾山神社です。
その後幾度も境内の整備が行われ、現在に至ります。
中でも神門は1875年に建立した特徴的な建造物で、一説によるとオランダ人医師ホルトマンの設計と言われています。
神社の正門ですが、擬洋風建築で最上階には色ガラスがはめられたモダンな造りとなっています。
兼六園と並び金沢を代表する建築物であり、観光スポットです。
境内には、前田利家像、お松の方像があります。
利家とまつを祀っているので、縁結びのパワースポットとして有名です。
また、名将利家公にちなみ、勝負ごとにご利益があると言われています。
境内で求めることが出来るお守りは、デザインも種類も豊富で、参拝者の多くが求めています。
参拝者数:約17万人
ご利益:商売繁盛・必勝祈願・家内安全
所在地:〒920-0918 石川県金沢市尾山町11-1?
アクセス:JR金沢駅 徒歩20分、タクシー5分
URL: http://www.oyama-jinja.or.jp/
4位 安宅住吉神社(あたかすみよしじんじゃ)
安宅住吉神社は782年創建の古社です。
二堂山の頂上に鎮座し、古くから「安宅の住吉さん」と呼ばれ、人々から親しまれていました。
北陸道往来の人々が必ず詣でた神社として、古典にもしばしば記が残されています。
道先案内の神であり、難関突破の霊神として多くの信仰を受けてきました。
境内は1万2千坪の広大な敷地を有し、松林が広がっています。
境内の松林は、全国白砂青松百選に数えられる名勝です。
お正月の年頭祈願に訪れた参拝者には「厄除面」と呼ばれる、鎌倉時代から伝わる面が授与されます。
厄除面が持ち帰った参拝者の家の厄を吸い取り、次第に色が黒ずんでくると言われています。
境内には、明治時代にご夫妻で参拝に訪れた歌人、与謝野晶子(よさのあきこ)の歌碑があります。
参拝者数:約10万人
ご利益:勧学祭祈願、安産祈願、初宮詣、七五三詣、縁結び、交通安全、自動車清祓、厄除祈願、病気平癒、家内安全、商売繁盛、合格祈願、難関突破祈願
所在地:〒923-0003 石川県小松市安宅町夕-17
アクセス: 小松空港 タクシー10分、JR小松駅 タクシー15分
URL: http://www.ataka.or.jp/
dline2″>5位 倶利迦羅不動尊(くりからふどうそん)
倶利迦羅不動尊は、日本三不動の一尊と言われる古社です。
718年、インドの高僧、善無畏三蔵 (ぜんむいさんぞう)が倶利迦羅不動明王の姿を彫刻した尊像を奉安したのがはじまりと伝えられています。
その後812年、弘法大師空海(くうかい)が不動明王を入れ、あまりの在り難さに感激したと言われています。
そして、空海は本尊と同体の不動尊像を彫り、御前立(おまえだち)の不動尊として奉安したのが、当社の別当山である長楽寺の開山です。
ご本尊は倶利迦羅不動明王を祀っています。
1月1日0時から一時間ごとに、境内の山頂本堂と鳳凰殿で初護摩法が行われます。
護摩法とは護摩木という特別なマキをたいてご本尊に祈る密教の秘法です。
境内には五重之塔があり、天気のよい日は立山連峰とご来光を望むことができます。
参拝者数:約10万人
ご利益:厄除け・安全祈願
所在地:〒929-0413 石川県河北郡津幡町倶利伽羅リ2
アクセス:倶利伽羅駅からタクシー10分
URL: http://www.kurikara.or.jp/event/index.html